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 「最近売り出し中の浜松餃子ってのがあるらしい。どれ程のモノか見て来てやろうではないか!さらに浜松には砂丘もあるのでそこも攻略。そこまで行って同じ道引き返して来るのは頂けない。名古屋廻りで中央道・長野道・上信越道・関越道制覇ってのはどうよ!?」←これが酔った勢い。あほですか?高速道路部分だけでも600km以上ありますよ!伊豆の入り口までの軽~いツーリングじゃなかったんですか?ま、自分が言い出した事なんだけどサ。
 翌朝朝食後9時過ぎ出発、快晴。とりあえず熱海峠を上りました。朝早くから実にオートバイが多い。やはり箱根周辺はキモチが良いです。で、芦ノ湖道路から裾野に下りて東名に乗り、「高速道路爆走!日本中部一周イカレ耐久ツーリング」開始!まずは浜松を目指しました。
 昨晩あれほど盛り上がったのに浜松に着いたときは結構どうでも良くなっていてこだわり無くIC近くのラーメン屋で餃子食。結構美味しかったのは収穫でした。その後中田島砂丘を見て午後2時。浜松西ICからいよいよ帰る事に。と言ってもまだまだ西に向かうあたりがイカレてる。
 後は150Km毎に給油・トイレを繰り返し淡々と走りました。こうなると排気量の差は結構厳しく、遅れがちになったりしましたが午後8時過ぎに本庄児玉ICを出て9時頃到着。かなり疲れましたがそれでもCBR400RRより楽だったかもしれません。ポジションが(楽とは言わないけれど)自然な事、足廻り・車体がしなやかで尖がった感じが無い事、味も素っ気もないフィーリングのエンジンも低回転~高回転までアクセル操作に対して絶妙の反応を示す事などオートバイとして実に良く出来ていると感じました。やはりNSRは良い。でもその判断基準って1990年以前。17年後の現在、オートバイってどんな事になっちゃってるんでしょうか?

~完~