The Animals' Christmas
Art Garfunkel
1.Annunciation
2.Creatures of the Field
3.Just a Simple Little Tune
4.Decree
5.Incredible Phat
6.Friendly Beasts
7.Song of the Camels
8.Words from an Old Spanish Carol
9.Carol of the Birds
10.Frog
11.Herod
12.Wild Geese
私がBlogに書こうとするクリスマスアルバムは、どうも廃盤の方がおおいようです。別に狙っている訳では有りませんが、一般的にウケないものばかりになるようです。良心的に選んでいるつもりなのですが、考えようによっては最悪の選択能力です(笑)。
アート・ガーファンクルがジミー・ウエッブの創作意欲に惚れて完成させた売れそうも無い(笑)クリスマス・アルバムもそんなアルバムの一つです。
「動物たちから見たクリスマス」をテーマにカンカータ形式で作られたアルバムは、アート・ガーファンクルの名前がメインに来るようですが、実際にはコンセプトを考えたジミー・ウエッブが主役のアルバムと言ってよいと思います。
良く練られ構築されたアルバムは、ポピュラリティーと言う部分を一般的な制限以上に無視した形の曲が12曲並んでいます。
アートの歌声もアルバム全体を彩る構築物の一つとして扱われています。勿論メイン・ボーカルでは有るのですが、決してジミー・ウエッブの作る美しい曲を彼特有の美しい歌声で高らかに聞かせるという形はとっていません。
しかし彼の美しい歌声とエイミー・グランド、スクール・クワイヤーの絡みやバックのロンドン・シンフォーニーの演奏はとても美しく、何物にも変え難い一つの世界を作り出しています。
一般的なクリスマスのカラーは何処にも有りません。一種の宗教音楽に近い作り方に成っているのでしょう。その美しさを楽しむのなら一年中いつ聴いても良いような気がします。また、逆にその事がクリスマス・アルバムとしての販売効果を半減させているのかもしれません。
全体的に仰々しいメリハリも無く、シングル・カット出来る様な耳障りの良い曲が有る訳では有りませんが、やはりその美しさは特筆するべき部分も多く、廃盤として消えていくのは悲しいアルバムだと思います。
Art Garfunkel, Amy Grant The Animals' Christmas