Johnny Almond Music Machine | ここから見に来て。[旧Quem tudo quer, tudo perde.]

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ここは音楽のBlogでした。実際には節操無く何でも有りましたが、アメブロと相性が悪いようなので、他に書く事にしました。出来ればそちらを、よろしくお願いします。




Patent Pending
Johnny Almond Music Machine

01. Ensingle (Almond)
02. Before Dawn (Lateef)
03. Voodoo Forest (Almond)
04. Solar Level (Almond)
05. To R.K. (Almond)
06. Reversed For Two Horns (Almond)
07. Pequeno nova (Almond)
08. Tales Of Junior (Almond)

Johnny Almond
(tenor, alto, baritone, flute, alto flute, organ,
vibes, mellotron, bass clarinet)
Geoff Condon
(trumpet, flugelhorn)
Johnny Wiggins
(piano, organ)
Jimmy Crawford
(Electric guitar)
Steve Hammond
(Acoustic guitar, Electric guitar)
Roger Sutton
(bass guitar, claves)
Alan White
(drums, congas, cowbell, native drum)

Deram SML 1043 [1969]


Mark-Almondの片割れであるJohnny Almondが、
1969年に発表した1stソロ・アルバム。
タイトルを直訳すると「特許審議中」

一応JAZZの範疇で語られるようだが、
もしJAZZだとしたら、正しく「特許審議中」。
この頃のBlue Noteなどが推し進めようとしていた
SoulやRockなどの他のジャンルからの影響が、
極めて強いアルバムだといえると思う。
ただRock側から見れば、
JAZZやSoulの影響を受けたタイプの
プログレッシヴ・ロックのアルバムだとも言える。

これはドラムのAlan Whiteのせいだろう。
Yesのメンバーとして有名な彼は、
残念ながらJAZZ的な叩き方をしても
結局はJAZZにはなっていない。
トニー・ウィリアムスなどに比べると
不器用に感じるし技術的にも
少々聞き応えの希薄なドラムに感じてしまう。
Yesでのドラムに問題を感じた事は無いし
ここでも決して悪くは無い。
多分こう言うタイプは彼には合わないのだろう。

しかし彼がこのアルバムで、
重要な位置を占めている事も確かな事で、
このアルバムがありきたりな
ファンキー・ジャズにならなかったのは、
彼のお陰と言っても良いかもしれない。

Roger Suttonはこれ以降も付き合う仲で、
Mark-Almondの初期のメンバーでも有ります。
彼のベースは地味ながら
中々心地良いうねりを感じさせてくれますが、
やはりジャズ・ベースとは言い難いスタイルです。

そう考えるとこのアルバムの有り方は、
音の出来方は違っても
コンセプトがMark-Almondに極めて近いと
思っても良いような感じがします。

このアルバムの出来方、
John Mayallでの二人の演奏、
Jon Markの参加したSweet Thursday、
それらをミックスした方向に
Mark-Almondが有ると考えると
彼らが作ったMark-AlmondというBandが、
もう少しだけ理解出来る気がします。


もっとファンキーで本格的なジャズ・アルバムになった
彼のセカンドで成功してしまったら、と考える時
失礼な話だが、
売れなくて良かったなんて思うのは
私だけではないかもしれない。


Johnny Almond Music Machine

Patent Pending