Sweet Thursday
Sweet Thursday
[1969]
1.Dealer
2.Jenny
3.Laughed At Him
4.Cobwebs
5.Rescue Me
6.Molly
7.Sweet Francesca
8.Side of the Road
9.Gilbert Street
Alun Davies, Guitar/Vocal
Jon Mark, Guitar/Vocal
Nicky Hopkins, Keyboards
Harvey Burns, Percussion, Drums
Brian Odgers, Bass, Wind, Woodwind
ジョン・マークがマーク=アーモンドを結成する前に参加していたグループがSweet Thursdayです。マーク=アーモンドと深くかかわっているグループと言う事は、アルバムのライナーノートなどで知っていました。しかし日本でアルバムが出た事も知らず、気が付いた時には廃盤になっていました(笑)。今では外盤も手に入らないのかな?
メンバーの中で一番有名なのはストーンズ、キンクスなどのアルバムへも参加した人気セッション・プレイヤーのニッキー・ホプキンスだと思います。
その他のメンバーは現在の主人公(笑)のジョン・マーク。
ジョンとデュオでの活動の経験も有り解散後キャット・スティーブンスと活動する事になるギターのアラン・デイビス。
ベースのブライアン・オーガースはアル・スチュワートやバン・モリソン等と活動します。
パーカッションのハービー・バーンズもそれらに近いフォーク系の方らしいです。
まだ、ここにはジョニー・アーモンドは参加していません。
そう言うわけで出来上がったアルバムはフォークの意識がとても強いアルバムだと思いました。でも何処かウズウズとしている部分が感じられるんです。これがジョン・マーク個人から出ているものなのか、他のメンバーも同じ様に感じているのか良くわからないのですが「ここで止まっててはいけない」と言う様な意識がアルバムのあちこちから感じられます。演奏的には、それら彼らのもどかしさをN・ホプキンスが一人で引き受けてしまっているような感じがします。この時点で自分達のイメージを形に出来たのは彼一人だったのかも知れません。
意識的には、プロデュースもこなしたハービー・バーンズも9曲中5曲を作ったジョンも他のメンバーも気づき始めているようには感じます。形になりきれないもどかしさと欲求不満が溢れる事も出来ない中途半端な感覚が、逆に私にとって魅力になっています。
このあと、このアルバム一枚で分裂した彼らは各々の道に分かれていきます。ジョンは有名な英国ブルース・プレイヤーのジョン・メイオールのアルバムでの参加時にジャズ畑のジョニー・アーモンドと出会い、意気投合します。私個人の意見としてはジョンの一方的な惚れこみのような感じがしますが(笑)。
そしてSweet Thursdayへの意識を引きずったままジョン・メイオールのアルバムで実験を行ない、マーク=アーモンドの結成と言う事になります。この時に他のメンバーと、もう一度一緒に演奏する約束をしたかどうかわかりませんが、この時のメンバーとの関係は後々までずっと続く事になります。