
Jools HollandはTV番組の司会業が板についてしまった様ですが、元々はPunkと同時にデヴューしたスクイーズのオリジナル・メンバーです。それぞれのメンバーが出したソロを聴くとスクイーズの摩訶不思議なポップ・センスの根底がわかる気がしますが、このアルバムもそんな1枚でしょう。
元々スクイーズの曲自体がPunkの一言では済まない英国的ひねくれ屋独特のものを持っているのですが、彼のこのアルバムも「元Punkって言われていました。」って自分で言わなければわかってもらえないものになっています。英国のバンドで近いと言えばディキシーズなんかが同じ様なスタイルだと思います。ホーンばりばりでパーカッシヴでオルガンとピアノが居てスウィングして・・・ってアメリカのバンドみたいですね(笑)。
彼自身はルーツ・ミュージック探求云々と言っているようですが、聴いている側からすれば勝手に自分のやりたい音楽をやっているだけ(笑)。そんなところは明らかにスクイーズのオリジナル・メンバーらしいところですが、音的にはあまりストレートにはスクイーズを感じさせないのも元スクイーズらしいと言っても良いのかな。

- Jools Holland Lift the Lid