King Kong , Jean-Luc Ponty Plays The Music Of Frank Zappa
/ Jean-Luc Ponty
1.King Kong
2.Idiot Bastard Son
3.Twenty Small Cigars
4.How Would You Like to Have a Head Like That
5.Music for Electric Violin and Low Budget Orchestra
6.America Drinks and Goes Home
Blue Note 1969/03/14
Jazzに特別な思いを抱くRockのコアなファンからは、
とても高い評価を得ているらしいアルバムです。
どこをとって良いと言うのでしょうか?
コアなロック・ファンからは絶大なる人気を持つ
フランク・ザッパが関わっている事で内容は関係無しで、
必ず良い事にしなければならない雰囲気が有るのでしょう。
ザッパを悪く言うと
ロックに対してミーハーなレベルの低いファンにされるので
悪口は言ってはならないと言う不文律が存在するので
誰も本当の事が言えないのかも知れません。
このアルバムでのJean-Luc Pontyの演奏は、
極めて幼稚で単純極まりない音しか出していません。
彼のヴァイオリンをメインにアルバムを作るのは、
まだ早過ぎたのかも知れません。
バックがどう演奏しようとも彼のセンスの無さの為に
全てをぶち壊しているように感じてしまいます。
実際にはBlue Noteでは無くて
Blue Noteの傘下に入ったパシフィックでの
2枚の録音の内の1枚目と言うことでした。
ここでの演奏がスタンダードなJAZZとは違う方向なのも
この頃にBlue Noteが向かっていた未来とも
違った方向に向かっているのは当たり前の事なのです。
このアルバムとザッパの数々のアルバムを
どう関連付けて聴けるのでしょうか?
フリーフォーマルぽい音には、
そう言うファンは闇雲に良い音楽と言うレッテルを貼るので、
そんな流れから名盤と呼ぶ人も居るということでしょう。
特別な意味合いと言えば1969年と言う時代に
このような形のアルバムを作ったという事だけだと思います。
しかし全てはプレイヤーの手に委ねられていた訳ではなく、
明らかにザッパの手に委ねられているのです。
今こうやって聴けば、その方法論は新しさも感じません。
どちらかと言えば過去の方法のミクスチャーと言うだけの
『上手に作った』アルバムの一つでしかないのです。
残念ながら『時代を超えた』名盤とは言い難いと言うのが
私の本音だとしか言えません。
JAZZと思って聴かない方が良いと思います。
余計な事を加味しようとするからおかしくなるんです。
個人的にこのアルバムの音が心地良いと言うのなら
何も問題の無い事だと思います。
人それぞれが自分の好みで聴けば良いだけです。
歴史的価値観が有るものが、
何年も経った今でも心地良い音だとは限らないのです。
勿論、その逆の事も有りうる訳で、
録音の古いものだからつまらないとか
ヒットしなかったから聴くに値しない音楽、
と決め付ける事も悲しい事だと思います。
アーティスト: Jean-Luc Ponty
タイトル: King Kong: Jean Luc Ponty Plays The Music Of Frank Zappa