不確かな未来への確実な一歩として。 | ここから見に来て。[旧Quem tudo quer, tudo perde.]

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ここは音楽のBlogでした。実際には節操無く何でも有りましたが、アメブロと相性が悪いようなので、他に書く事にしました。出来ればそちらを、よろしくお願いします。

Let Freedom Ring / Jackie McLean

JACKIE McLEAN(as) WALTER DAVIS(p)
HERBIE LEWIS(b) BILLY HIGGINS(ds)

Recorded on March 19,1962
BLUE NOTE 4106


Jackie McLeanがBlue Noteに1962年に録音した
Let Freedom Ringは良く聴くアルバムです。
彼の演奏ではレフト・アローンでの名演が有名ですが、
この頃の彼も私は大好きです。

感情的な音と言うのかテクニック云々以前に
心のひだに絡みつくような音を出す彼が、
コールマンの影響でしょうが
新たなものに向かおうとしている頃のアルバムです。

フリージーな音や流れに捨てきれない過去が混ざり
その未来への過程の中途半端さが逆に
彼が何かを求めようとしている事を如実に表し
こちらにストレートに伝わってきます。

少しずつ霧の向こうに見えて来た物に目を凝らして
確かなものにしようとしているようです。
実際に以後の彼が確実な方向を向けた訳では無いので、
それらは全て蜃気楼だったのかも知れないけど。

明らかにこの録音の時の彼は勇敢です。
何かにすがり付く事は簡単だけど、ハッキリしなくても良いから
自分の見つめる方向に自信を持つ事は人に感銘を与えます。
この時の彼らの演奏は、まさしくそんな感じだと思います。

アーティスト: Jackie McLean
タイトル: Let Freedom Ring