中野のワンシーン | フレームになりきらない弦の話。

中野のワンシーン

4割笑顔の裏から顔を覗く演奏家達。


毎日一定の時間になると半球の中から外界へ現れ毎日毎日演奏を続ける。



「あれ、今日は人が多くない?」

「……いいから吹けよ、お前半テンポずれたダロ」

「どーでもいいけど、今日風強いよねー。隙間風がイヤなんだー」

「あーめんどくさい。ちょっとお前らで頑張ってよ」



好き勝手言ってる気がするそんな風景。


2分少々の音楽がなるとすぐさまおうちへライトターン。

また時間になると好きなように言っているのだろうか。





いや、言うわけ無いわ。