the five people you meet in Heaven を読み終わりました。
心が安らぎました。
少しも悲しくなんてありません。
エディが5番目に出会ったのはかわいい少女でした。
少女はほかの大勢の子供たちと川で水遊びをしていました。
彼女はエディのほうに近づいてきて、屈託のない様子で、あなたが私を焼き殺したのよと言います。
エディはハッとします。
エディはフィリピンの戦地で敵地から脱出する時、敵の基地を全部焼き払ったのでした。
その時、業火の向こうに一瞬人影のようなものが横切ったのでした。
仰天したエディは火の中に飛び込みその人影を助けようとしました。
その様子は仲間にはエディが錯乱したように見えました。
気が狂ったように火の中に飛び込み何か叫んでいるエディを見たら誰が見てもそう思ったことでしょう。
しかし、実際はエディは誰か罪もない人間を焼き殺したのではないかという恐怖でいっぱいだったのです。
当時5歳だったこの少女はこの基地に隠れ住んでいたのでした。
エディは神に懺悔しこの少女に謝ります。
長い間、心にあった不安を一気に爆発させ事実に向かいあいました。
少女は自分を川の水で洗い流してくれと言います。
黒こげの肌や潰れた目や焼けただれ、垂れ下がった唇を川の水で拭ってきれいにしてやりました。
少女はありがとう、とにっこりします。
長い間遊園地で子どもたちの命を守ってくれたんだよね、と言ってくれます。
もはやエディの心をわずらわすものはなにもありません。
空高く登っていくとあの懐かしの遊園地の上に来ていました。
そして、そこには愛する妻マルグリットが待っていてくれました。
さあ、こここそエディの安らぎの場所です。