鉛筆ビルとお月様。 | ■ I was born ■

■ I was born ■

あの日手放したなにかに

あなたのその手が近づいていけますように。






もう10年以上前の話だ。

部屋の向かいのビルの形が鉛筆のような形をしていた。
その鉛筆の先端部分に月がさしかかった
薄く碧いあけがたの4時ごろ。

暑くも寒くもない快適な室温だった。

いろんなものが入り交じってきて
アレとかソレとか
透明ではいられなくなていくなーとか考えてた。
その時はそれがとても悲しい事のように思えた。

そんな時この曲は透明でいいよなー
なんてことを漠然と思っていた。
とっても快適で静かな部屋でこの曲は流れていた。

これがクリスタルケイだったってしったのはずいぶん後の事だった。
あのとき透明じゃなくなったものは
今もなおまたその形を変え続けている。
でもそれは悪い事ではないんだなと最近気がついた。

今でもこの曲はいいなーとおもう。