これまで何作も製作されているハロウィン・シリーズは一切観ずに今作を鑑賞。なので、ハロウィンのガチファンにはふざけんな!と思われそうだが、いちホラーファンとしての(いい意味でフラットな目線での)レビューなのでどうかご容赦を(笑)

 

 

1978年のハロウィンの直接的な続編ということで、名作と評される1作目の内容のみネットでサクッと調べて頭に入れてから鑑賞した。2作目以降は、ローリーは実は殺人鬼マイケル・マイヤーズの妹だったという衝撃の事実や、交通事故でローリー死亡・・・など紆余曲折あったようだが、すべてなかったことになっているとのこと。

 

1963年のハロウィン、6歳のマイケル・マイヤーズは、高校生の姉を包丁で殺害し、精神病院に収容される。1978年のハロウィン、マイケルは脱走しマスクとナイフを手に入れ、殺戮大会を開幕。運悪くそこに居合わせた女子高生ローリーは、命を狙われるが間一髪助かる。

 

 

以上が、鑑賞前に入手した情報。

今作は、それから40年後が舞台。年齢を重ねたローリーは、肉体改造&ランボー並みに自宅をトラップ小屋に改造して、マイケルに再び襲われた時のために備えていた。自身の娘にまで、幼少の頃から厳しい訓練を強いるという徹底ぶり。そのせいで大人になった娘ら家族や周囲からは、頭がぶっ飛んだいかれ野郎と煙たがられる始末・・・。そんな中、収監されていたマイケルが移送中に脱獄し、ハロウィンパーティー真っ只中の浮かれた街は一変して血の海となりパニックに。そしてローリーVSマイケルの殺し合いのカウントダウンが始まるのだった、というストーリー。

 

 

簡単に言うと、ホラー版ターミネーターですこれ(笑)もちろん、ホーリーはサラ・コナー!周囲から頭がイカれていると思われており、誰にも主張を聞いてもらえない点も超類似!

ホラー・スプラッターというよりは、絶対死なない最狂大男(殺人マシン)に、並みの男よりも強い女戦士(サラ・コナー)が戦いを挑むアクション映画状態になっている(笑)

 

 

おそらく、それこそターミネーターの続編のように、過去作を観ている方にしか分からないオマージュシーンもたくさんあったのだと思う。でもそこには一切気付かず、完全にスルーしております(笑)それでも普通に楽しめた。ただし、グロシーンを期待していた自分としては、あっさりし過ぎており、う~ん、正直そういった面では物足りなかった・・・。

残虐シーンも全くないし、ストーリーも至ってシンプルなので、ホラー映画が苦手な方でも楽しんで観れるはず!

 

評価★★(星5つが満点)