この間とあるパーティーに呼ばれ行ってきた。

最近お気に入りの子も来るかと思って。

男友達3人と、ひとりずつ恋や仕事のことを語っていたら、彼がやって来た。

私の後ろに立ち、声をかけてきた彼を笑いながらいきなり抱きしめて頬擦り♪

でも、そのまますぐに男友達との話に戻り、視線も合わさず放置。

男友達に女子の扱いを、説明してたら友達がその通りのことを

私にトライしてきたので、めんどくさくなり

「あそこのいる女ナンパして来い。」

と言って外に出る。

彼が友達と話しかけてくる。

3人で話してたら、先ほどの男友達がこちらを見てる。

なんか気まずい?でも、見えないフリ。

今度は他の女の子たち3人が、彼を店の中に拉致。

取り残された私は、帰り方のわからないと言う彼の友人を駅まで送り、店に戻る。

「そろそろ帰らないと~。」と彼は、何度も私の手を取り一緒に帰りたがったが、

「他の女の子たちと帰れば良いじゃん。」

と、相手にせず友達とまた語り合い始め、しまいにはなぜか説教ー>号泣コースへ。

友達に胸を借りて泣いたのは初めてだ。

しかも皆がいる前で。

彼はその時もういなかったから良かったけど。

皆の恋する気持ちがあまりにも複雑で、せつなくて涙が止まらなくなった。

泣きながらお家に帰り、次の日1日二日酔い。

その夜、彼からメールで

「またすぐ会おうね。友達送ってくれてありがとう、ごめんね酔っ払ってた。」

いやいや、こちらこそ。酔ってたから、俳優でモテる彼に対してでも、意識せずやりたい放題してましたし。

彼は肉食の野心家だから、少し気のあるフリをしてつきはなせば寄ってくる。

でも始まりも終わりも透けて見えてる。

今はまだ誰とも付き合う気はない。

すぐにどうにかならなくてもいい。

政治家の息子との恋が終わったばかりだし。

逆プロポーズまでしちゃったし。

遊んでても、どこかでけじめを付けとかないと誰かが傷つく。

自分も、相手も。その人を好きな誰かも。

初めて男にプロポーズをした。

8年来の友人で、一緒にいてとても気楽な人。

気楽ゆえに恋愛感情もなかったけど、だんだん2人が大人になるにつれ、

お馬鹿だと思っていた彼が、実はすごくいい奴なんだって気が付いた。

彼の実家には何度も泊まってるし、お母さんもいい人だ。

すっぴんメガネでも、脱毛してなくても全く気にしないので一緒にいてホント楽。

体の関係は一切なし。なのに、彼は色々連れて行ってくれ、よく面倒を見てくれる。

1度彼からプロポーズされたことがあったけど、いきなりだったし素直になれず即効で笑い話にしてしまった。

それから2年後、恋を楽しんでるだけで、その先を求めない今の状況でいいのかな?と、思い

なんとなくメールで言ってみた。

「結婚しよっか?」

次の日彼からメールで

「なんだよ急だなー。笑」

でも、来年私のいる国に来るらしい。

返事は来年で良いよと言ったので、それでなのかわからないけど

やっぱり気楽でいいなぁ。

なんだかすごく楽しい思い出になりそう。

どちらに転んでも、私たちの関係は壊れることはなさそうだし。

友達でも夫婦でも。

それってかなり似てる気がする。

結婚は生活だから、恋してるときみたいにいつでも綺麗になんてしてられない。

友達や旦那に見せられる姿も、恋してる人にはみせられないもんね!

気まぐれな私に、気楽なノリの奴はホントの親友だ♪
彼と知り合ったのは、夏に男友達3人で行ったバー。

バーカウンターの中で、途方にくれたような佇まいで立ち尽くしていた彼。でも周りに見えないバリアを張っていた。

その時はほとんど目も合わさず、会話もせずちょおっとだけ気になる子で終わってた。

雰囲気はハンサムなのに、顔が整っていなかったからかもしれない。

二度目は友達のレストランで。

なぜか彼がそこにいて、なぜか目で追ってしまっていた。

その時も少し話しただけで、すぐに帰った。

3度目は先週友人が開いたパーティーに、遅れて彼はやってきた。

彼が来ることは知らなかったけど、話しかけたら覚えていない振りをされた。

でも、他の子が彼にいつ知り合ってるとか説明してる間も、私はどうでも良いといった感じで

男の子たちと騒いだり、電話番号を交換したりしていたら、彼が話しかけてきた。

私は笑顔で挨拶はしたものの、すぐに他の子たちの輪に逃げた。

その後皆でレストランへと場所を移し、私の横に座ろうとした彼は、隣のテーブルへと連れ去られていった。

ぎこちないメンバーの割り振りに全員が納得いかなかったのか、すぐに違うテーブルに移してもらった。

私は一番最後に席を立ち、真横に立っていた彼を無視し、別の席に座ったら彼が目の前に腰をかけた。

自意識過剰でバリアを張ってる彼に対して、躊躇することなく他の男の子たち同様

食べ物を味見させたり、彼にかじらせたものを私がかじったりしているうちに安心したのか

うるうるした瞳でじっと私を見つめ、名前を聞いて来た。

そこで初めてお互いの名前確認。電話番号を聞かれたので、教えてあげる。

じろじろと彼の顔を眺め、猫みたいな顔だなぁ~と思いながら、彼と色々な話をする。

みつめ合ったまま。

私が隣の男の子と恋話をしていると、彼が聞き耳をたてているのがわかる。

いちいちビクビクと、動揺してるのが可愛かった。

私の一番可愛い女友達と、3人でタクシーを捕まえる。

普通なら一緒に後部座席に座りたがる男達ばかりの中、

彼は一人助手席に座った。

これには私の可愛い友人もびっくりしていた。

しつこい男たちに辟易とした経験がある者に対してなら、かなりポイントが高い。

彼もきっと同じような経験があるのだろう。

2人を残して先に下りる。

彼はさっそく私をあだ名で呼び、私は彼を呼び捨てにして、再度みつめ合いバイバイした。

家に帰って鏡を見たら、潤んだ瞳をした白い肌に、薔薇色のほっぺをした自分がいた。

恋のときめきってすごい!自分ではなんとも思ってないと頑張っていても

体の全ての細胞が恋をしてるんだよって、教えてくれる。

恋はとても綺麗になれる魔法だ。

今度はいつどうやって会うのかな。すごくドキドキしてる。楽しいな♪