窮地
事態が緊迫しているときには。
決して、浮き足だってはいけない。
状況が、危機的に見えれば、見えるほど。
春の山から吹き下ろしてくる、風のごとく。
静かでいなければいけない。
これは、僕があの怒涛のような移動生活から
学んだことの一つだ。
この世界には、親切なひとはたくさんいる。
でも、ホントに危ない時には、誰も助けてはくれない。
危ないってのは、つまりそういうことだ。
だから、心を濁してはいけない。
考えるんだ!
頭をつかって、考えるんだ。
そして、心を鎮めて。受け流すんだ。
緊張感は大切だけど、飲み込まれると。
足を踏み外す。
感じて。受け止めて。それを、やり過ごすんだ。
「なにがあっても、生きのびること。」
これが、一番大切。