この前、教材作成チームの教案検討会にお邪魔させてもらって

色々勉強させてもらった。


最初に教案検討会の前に、専門家による、文字の導入方法と、日本語の教え方についてのレクチャー黄色い花


文字の話はあんまり聞けてないけど

ただ教えるよりも平仮名の形に注目させて、似ているものを見つけさせるとか言ってたな。


でも先生、ほっといても、子どもたちは自分で色々工夫して平仮名を捉えているようですよ

「ち」は「5」って言ってたし、

「て」は「7」って言ってた合格



日本語の教え方については目からウロコ汗



◎外国語を聞いていて、1つでも知らない語があったときに、もうその文、または話は一切理解できなくなるか??


→そんなことないよね。

  想像や、既存知識との組み合わせで推測して理解できることも多い



◎聞いて理解することと、自分で話すことと、どっちが難しい?


→断然、聞いて理解すること。

 最近、タガログ語、言葉の意味もあんまり知らないし、文法なんて全然だけど、いくつかの、ほんとに少しの語彙がわかるだけで大体の話がわかるときがある。文脈や状況で判断できるから。

 それに比べて自分で話すことっていうのは、知らない言葉は絶対に言えないから難しい。


→その割りに授業中は、聞いて理解する活動があまりなくて、すぐに自分で話す活動をやりがち



◎初めて聞いた言葉をすぐにくり返して言える?


→難しい


→その割にすぐにやたらとリピートをさせがち



◎人と話をするとき、自分が話す内容は誰が決めるか?


→自分

 もちろん相手が望む答えを選んだり、答えを促されていたりすんだけど、でもやっぱり最後に決めて発話するのは自分


→そのわりにキューを出して言わせる活動がやたらと多い

 練習という意味では必要なことではあるけれど




もうね、当たり前のことなのに、目からウロコ汗

久々に大学の講義を聴いているみたいでおもしろかったー目



まだまだ続く問題



◎Input ActivityとOutput Activityの違いを考えているか?


→一切考えていません


→むしろOutputに重点を置きがちです



◎学習者のそれぞれの段階の言語知識と一般知識を利用しているか?


→あんまり


→特に学習者の専門分野や、中等教育なんかだったら学校で習ったことなんかを意識するといい



◎タスクをするとき、学習者は何をどの順番で頭の中で考えているか、想像して計画しているか?


→いいえ


→学習者の頭の中を想像したら、どこでつまずくか、何をポイントにしたタスクかわかりやすいか、タスクの順番等は適当か、がわかりやすい




いやはや、なかなか難しい。



その後、ある文を読みました。


以下↓


まず、そこには作業に必要なものを全部入れます。そして、ボタンを押すと、始まります。そのあと、それは回ったり、止まったりしますが、わたしたちはあまりすることがありません。最後に中に残っているものを取り出すと終わりです。


これは何について書いてあるでしょう?



そういえば、大学のときに同じのやったなぁ 苦笑

英語バージョンで。


この問いに、私は元々知ってたからすぐに答えがわかったし、日本人の人はすぐにわかった。

でもフィリピン人の先生たちは結構悩んでた。

文自体は先生たちにとっては全然難しくないし、知らない言葉も一つもない。


だけど何のこと言ってるかわからないのは、やっぱりトピックがないから。


とうわけでトピックは大事。

みたい。


実際、答えは洗濯機なんだけど、別のフィリピン人の先生に同じ質問したら、その人は「ミキサー」って答えてたし。

しかもこの文だけだったら正解だし。


色々難しい。



大学時代に学んでたことがたくさんあるのに、

あの頃は教壇に立ってなかったから、何も具体的じゃなくて、

表面の文の意味を理解して終わってたなと思う。


今なら色んなことの意味が実感を持って理解できる。


いい授業だったんだなー




しかも最終的に、Multiple Intelligenceの話に


学習者ができないのは、生徒の能力が低いからだけとは限らない。

教師のやり方と合っていない可能性もある。


全員の特徴に合わせることはできなくても、色んな種類のアクティビティを取り入れることはできるし、

そうすることで色んな学習者が活躍できる可能性がある。


Multiple intelligence

①言語的知能

②論理・数理的知能

③空間的知能

④身体・運動的知能

⑤芸術的知能

⑥対人的知能

⑦内省的知能


これも英語科の授業でやった爆弾


あのときは英語を理解するだけでいっぱいいっぱい

今思えば理解してたけど、わかってなかったと思う


こうやって振り返ることができたのは非常にラッキーだと思う




そしてもう1つ


短期記憶と長期記憶


知ってたはずなんだけどなかなか授業に反映できない


語彙をひとつ導入するにしても

ただ絵カードを見せるというのも一つだし

リピートさせて覚えさせるのも一つだけど

それよりは少しでも考える時間を作ったほうがいい


そうすれば頭に少し残るから


そしてすぐにリピートするのはなかなか難しいけど

たくさん聞いて、それをOutputしなくてもカードの並び替えなどのアクティビティをすることで

耳に残って

最終的にスムーズはOutputに結びつく


特に大人数のクラスだと、リピートのときはみんな一緒だから言えてて

言える気になってるから何度も練習をするのは嫌がる

一人ずつ言わせると言えないことが本当に多い


Inputの量を意識してみようと思った





フィリピンに来てから、色んなコースを見学させてもらったり

色んな人の授業を見学させてもらったり

専門家に授業を見てもらって



確かに自分の授業は変わってきたと思う


昔に比べたら、教えて、練習させて、っていう授業から、想像させて、話し合いをさせて、気づかせて、それから練習、というのを心がけるようになった


でも、この日を境にもっと変わったと思う


ここ2回の授業は

生徒に考える時間をより多く、と思ってやってみた。


まだまだ思い通りにはいかないし、自分で「やっちゃったー」と思いつつ授業することも多いけど

少しの手ごたえを頼りに頑張っていこうと思った。


ある意味で経験がないまま、ここに来れてよかった


フィリピンに来て、学校に挨拶に行って一番にお願いしたこと2つ



・日本語の生徒の名簿


・学校の年間スケジュール


をください。



とても重要な上二つ。



学校は2校


1校はクラスに入り込みで授業なので、クラス名簿でOK。

すぐにくれました。

無いわけないし。

しかも、ありがたいことに写真撮るから写真付でくれるとここと。

→いまだ写真はくれてないけど。笑

名簿がもらえただけで十分です


年間スケジュールは教育省から出てるテスト等の年間スケジュールのプリントをくれました。



もう1校は2クラスから希望者を募って選抜で日本語をやってるので名簿は作らないと無いみたい。

でも2年生分はすぐに作ってくれました。

1年生分は今度、今度、といいつつ8ヶ月がそろそろ経過。

結局、出席とってそれを基に、出席者分の名簿を個人的に作って使用。

ちなみに、1年生分は名簿さえ無いってことは絶対成績もつけてないって予想してたけど、やっぱりつけてなかった。

知らな~いっと。

私は私の分だけ用意して点つけて去ります。


ちなみにこちらの学校、挨拶の時には「足りないものは何でも言って」的スタイルだった


けど


教室、椅子、黒板、毎回色んなものが欠けている

年明けてから完璧に揃ってるの見たことない。


もちろん年間スケジュールもくれてない。




でも年間スケジュールなんてあっても無くても同じ。



教育省の出すスケジュールは実際にはあんまり沿ってなくて

各学校で各自でテストやら何やらスケジュール作ってる。


しかも、4学期が始まってすぐに4学期末テストの日程を誰も知らないこの事実

決まったのは4学期になって半月以上経ってから

卒業式とかの日程も同じ


そしてこれまた当然のごとく、

聞くまでは教えてもらえない



大らかにもほどがあるぞ、フィリピン。笑





何回か話に上がっているおしゃべりサロン


今月も無事に楽しく終え、残すは来月あと1回。



今回は新しく来てくれた参加者がいたのです。

あんまり日本語がまだわからないみたいで、ちょっとついて来れてなかったときもあって、

あとリピーターさんたちがのう慣れてよく話していたのでちょっと遠慮してたみたい


でしたのでフリータイムにその3人のところに行っておしゃべり。

大体英語だったけど 笑


で、その3人は日本語教室のクラスメートらしいんだけど、言われたのが、


「他の参加者(9名)はみんなクラスメートですか?」


と。


他のみんなはほとんどがリピーターで、前月、または前日のおしゃべりサロンに参加していて、顔見知りだったのです。

年齢も割りとみんな若くて、大学生とか20代がほとんど。

共通の日本語、日本への興味というわけでなかなか仲良し。


別に私が構ってなくても、誰かが日本語の宿題をやってれば一緒になって解いてみたり

あんまり日本語じゃないけど、勝手に盛り上がってくれます。

安心して新しい参加者さんに気を配れる。

気ままに私に質問があれば「先生!!」と手を上げて質問してくれる。


だからクラスメートに見えたみたい。


実際にはほとんどみんな個人でサロンに来た人ばっかり。

たまにはクラスメートや友達同士で来るけど。


大抵の若い子は大学のクラスで少し日本語を勉強したか、

セルフスタディーのみ。

お金がないから日本語学校なんかに通える人は少ないです。


そんなみんながサロンで出会って、友達になって、日本語仲間を得た。


サークルでも何でもないけど、そこには確かに日本語人の輪ができている。

それから彼らはFacebookやFriendStarを通してこれからも繋がっていく。



最初は私たち若手日本語教師のためもあって作ったお喋りサロン。


私の頭の中には自分という日本人と参加者というフィリピン人という関係が常にあった。


私がみんなとお喋りしなくちゃ、というような意識。

でもそんな必要ななくて、日本人フィリピン人も含めた日本語人がコミュニケーションできればそれでいいんだって最近わかった


自分が提供者になり、ときに彼らに提供者になってもらってなるべくみんなが参加できる形にもっていく

レベルにどうしても差があるんだけど、それはどうしても仕方が無い

そんなときは自然とわかる人が説明を助けてくれて、みんなが納得して次へ進む

それでいい


私たちは3月に帰る。

その後はしばらくしたら次の先生が来るかもしれない

でもおしゃべりサロンがいつまで続くかはわからない


でもここでできた日本語人の輪はなくならない

これからもコスプレのイベントで出会うこともあるだろうし、

日本祭りで出会うこともあるだろうし、

ネットでの繋がりもある


日本人と話すだけが日本語を話す機会じゃなくて

同じ日本語人と出会うことは学校や授業で日本語を学ぶ機会がなかなかない彼らには重要だと思った


うちの事務所で一つの考えとして上がっている日本語人


ようやく意味がわかってきた気がする






3月にフィリピン全部?マニラ全部?忘れたけど、2年生全員受けるテストがあるそう。

あ、Nationalなんとかテストだからフィリピン全部なのかな?


それで、我が市は2年連続トップを獲得したらしくて、今年も教育委員会的なのが燃えてるそう。


1月には3月の本番に備えて模擬試験。


その週の週末金~日曜日は、市内の2年生担当の全ての先生がセミナーに参加。

来る本番に備えての準備を。


それから2週間後くらい?

今日は学校でテストのための復習で全ての教室、図書館も含めて、で復習があるから日本語はなし、とのこと。


うちの学校は決して進学校ではない、普通の公立学校。

成績には関係なく学費が払えなくなったら学校をやめるしかなく、進学もできない子だってたくさんいる学校。

もちろん進学する子だってたくさんいるけど。


つまり、上から下までの差ってかなりあるんだと思う。


でもしっかり全員に復習を行って、テストに備えているというわけですな。


生徒は先生たちのメンツのためにやるようなもんなのか、それとも自分たち自身も今年も1位と思って頑張っているのか知らないけど、先生たちのこのやる気は凄いとみた


進学できない子がどう思うかわからないけど、結果的に生徒はしっかり復習できるし、いいといえばいいのかもしれない。


成績だけが重要ではないと思いつつも、やっぱり成績も重要で、それはやっぱり世界どこでも一緒かなと思った今日でした


最近、学校では2月に行われる Mr. & Ms. を決めるコンテストの準備に忙しい。



各クラスから担任が決めたらしい候補者ペアがいて、それぞれ着飾ったブロマイドを掲示板に張り出し中。

衣装はキラキラ、ポーズはキメキメ、写真はリアル


見てるだけでちょっと恥ずかしい




このコンテストと同時に、各教室にはすんごいたくさんの量のゴミがストックしてある。

ペットボトルや、ビン、缶など。


こちらは定期的に量って業者に売るのだとか。

もちろんお金は学校の資金になるし、ペットボトル1キロで何ポイント、とか学校で決めてあって、クラスは重さに応じてポイントを得る。


これまたクラスごとにコンペになっているので生徒ももちろん、保護者も車ででっかいゴミを持って来たりしてる。





この二つのコンテスト、これが実は繋がっていて、ゴミ集めのコンテストのポイントがミスター&ミスを決定するポイントのどれだけかを占めているらしい。


というわけで、生徒も保護者も一生懸命なわけ。


この前は学校全体でトラック1台分くらい集めたとか。

6000ペソくらい集まったって。

この国の1ヶ月の給料は10000ペソくらい?もちろん個人差はあるけれど。

そう考えると大きいよね。

以前はもっと多くて3台分くらい集まっていたとか。




というのも、学校の予算というのは、教育省から生徒一人当たりにいくら、という形で支給されるらしい。

1人100ペソなら、100人いれば×100、1000人ならかける1000。


生徒の人数が多い学校はそれなりにたくさんの額がもらえるし、うちの学校みたいな小さい学校は額が少ない。

もちろん前者はそれなりに支出も多くなるんだろうけど、やっぱりもらえる額が小さいとやりくりが大変らしい。


例えば学校に国旗を掲げるポールを作りたい、または校庭に木を植えたい、ガードマン用の小さい小屋を作りたい、と思ったとする。

でも、黒板が壊れた、机がもっと必要、教科書を買わないと、となると、優先されるのはおそらく後者。

前者はあった方がいいけどなくてもまぁどうにかなるから。


そのために、ゴミを売って資金を集め、生徒会のような組織が中心となって買うものを決定して、学校を豊かにしていく、という形をとっているらしい。


という経緯でうちの学校の国旗のポールも、校庭の木も、校庭の池も、ガードマンの新しい小屋も、みんな生徒会からの提案で学校にきたらしい。

学校の予算から買ったものではないんだって。



コンテストももちろんだけど、そういうわけで生徒も保護者も一生懸命なのだと納得。



日本にはゴミを売るというシステムがないからなかなかできないだろうな。


と、思ったけど、日本にはそういえばベルマークがあったな。


小さい頃は何も考えずに言われるままに集めてたけど、こんな意味があったんだ。


日本に帰ったらまたベルマーク集めてみようかな。

ピアノとかもらえた気がする。