★ 新年ご挨拶 ★

明けましておめでぶうございます!

大変ごぶさた、いや、でぶさたしてしまっておりまして申し訳ありません…!

じつに1年以上も冬眠して栄養を蓄えてしまっておりましたが、ブログを更新できていなかった期間、正直いろいろと思い悩んでいたので、新年のご挨拶とともに今の心情をお伝えさせていただこうと思います。

まず結論から申し上げると、今後ブログは頑張って更新再開します!


今の時代、SNSだとか動画だとか、そして次々に出てくる最新ツールに目がいきがちで、自分もこのままブログを更新していて意味があるだろうか?みんな見てくれるのかな?と、いろいろ悩んだまま更新ができず、SNSでしかアウトプットできずに太っておりました。

さまざまなSNSのアカウントでは日々投稿していたので、おかげさまでInstagramは27万人、Twitterは13万人の方々にフォローをいただけている状況です。

そのことにはもちろん大感謝していますが、SNSだとどうしてもグルメ情報が偏るというか、断片的にトガらせた情報に注目を集めるだけになってしまい、深い情報や想いを表現しにくく、そういった意味ではなんでも自由に気兼ねなく伝えられるブログの良さを再認識しています。

また、どうしてもSNSは「フォロワー数」や「登録者数」が見られがちな文化に疑問も感じていて、
べつに自分が見たいもの(相手)のフォロワー数なんて関係なくないですか!?笑

いいね数、リツイート数、フォロワー数、再生数、登録者数、リーチ数、保存数などなど、数字が可視化されるのは良い面もありますが悪い面も多々あり、数字がついてまわったり、数字を伸ばすことだけを目的に一部のインフルエンサーが食べ歩いて投稿しているのに違和感を抱く時もあります。(べつに人それぞれの楽しみ方だから否定はしないです!)

と、新年早々いきなり少しネガデブ(ネガティブなデブ)なことも言ってしまいましたが、あくまでSNSは「キッカケ作り」としてはとても素晴らしいツールだとは思っているので、SNSは引き続き活用しつつ、ブログを受け皿として深い情報も出せていけたらと考えています!

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そして新年なので、改めて自分のグルメ活動の想いもお伝えしたいと思います。

自分は2020年に新卒から勤めていた会社(世間的には逆風の電通という会社。笑)を辞めて、どこにも所属せず、フリーランスとして活動していて、昨年「PIVOT」というYouTubeチャンネルのインタビューを受けました。


この動画でも語っていますが、夢を抱いて入った会社の新入社員時代に挫折を経験して、心身ともに追い込まれた自分を救ってくれたのが「美味しいごはん」でした。

*「宣伝会議」さんのインタビュー記事でも同様のことを語っています。
https://advanced.massmedian.co.jp/article/detail/id=3504

誰しも人生いろいろあり、つらいことも清濁飲み込んで生きていかなくてはいけない時に「美味しいごはんは無条件で人を応援して、元気づけてくれるパワーがある」ということを身をもって体験。
当時の自分のように人生をもがいている人も含めて、「美味しいごはん」を通じて、より多くの方々の人生が楽しく前向きになれるように応援していきたい、と決意したのがターニングポイントでした。

そういったことからも、自分のグルメ活動のポリシーは、自分が美味しいものを食べて終わりではなく、あくまで自分と同じ美味しいごはんを食べてもらって、その人に笑顔になってもらうことをゴールとして設定しているので、「生活に寄り添った情報」が基本になります。

キラキラにSNS映えするものだけではなく、普段使いしたくなる町焼肉や町中華、まったく映えないオール茶色の料理も含めて(笑)それぞれの人にとって価値があります。
だからこそ数字に縛られることなく、自由に食の魅力を伝えいきたいのが原点です。

また、その考えに基づくと、ウソのある情報や自分だけ得した情報を載せても意味がなく、本末転倒になってしまうため、ステマは絶対にやらない(そもそもやりたくない)ですし、自腹で食べて本音を伝えることに意味があるので試食会やレセプションにも行きません

食べ歩き初期の頃は周りから誘われていろいろ参加してみたこともありましたが、しがらみができてしまい、自由に情報を伝えられなくなることや、読者を裏切っているように感じたのも嫌でした。最優先に守るべきものは「読者との信頼関係」だと思っています!

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ただいっぽうで、フリーランスとして食べていかなくてはいけないので、ステマは絶対にしませんが、お店や企業、国や自治体と「コラボ」することはあります。自分の人生が食で救われたように、食にまつわるいろいろなコラボも含めて、食を通じて日本を元気にしていきたいという想いがあるからです。

前提として「コラボ」は自分のオリジナリティーも発揮するからこそ説得力が生まれる、と思っているので、たんに食べて美味しかったなどのPR投稿は基本的にお断りしていて、コラボメニュー開発や商品開発などに携わることで、胸(腹)を張ってオススメしています。

現在進行形で提供中なものとしては、全国65店舗ある「から揚げの天才」にて、2023年1月31日まで販売している、その名も「ビーフシチューから揚げ」です!


簡単に言うと、から揚げにデミグラスソースのビーフシチューをぶっかけたもので、今までになかった禁断の組み合わせによって、DEBUの夢を叶えてしまいました‥!

べつにここで宣伝をしたかったわけではなく、こういったコラボを通じて、これを食べてくれた皆さんに、美味しさに加えて「楽しさ」も感じてもらうことで、より笑顔になってもらえたらと考えています。(自分はこれを食のエンタメ化と呼んでいて、だからこそ目指すべきものとして「グルメエンターテイナー」という肩書きでメディアに出ることもあります) 

また、数年にわたって一緒にコラボメニューを開発させてもらっている「ホテルニューオータニ」さんとも、昨年11〜12月のコラボが好評につき、1月7日からビュッフェの新メニューを提供します。
https://www.newotani.co.jp/tokyo/restaurant/tower-restaurant/collaboration/

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さらに、2021年と2022年は「地方を応援する」活動にも注力してみた一年でした。

前述のインタビュー内容のように、食を通じた笑顔とお腹まわりを広げる活動(これを自分は「ウエストワイドストーリー」と名付けています)をおこなうことは、結果的に世の中に貢献していく、社会的な活動にもつながっていくことでもあります。

なので、地方の食がコロナ禍で壊滅的なダメージを受けているのを目の当たりにして、自分にできることが少なからずないかと思い、地方自治体でふるさと納税のコラボ商品(返礼品)を開発することで、ふるさと納税の寄付を通じて地方自治体にお金を集めるアクションも起こしてみました。


①北海道 余市町「うにくまぜまぜごはん」
②滋賀県 彦根市「近江牛レアチャーシュー」
③和歌山県 那智勝浦町「生本まぐろの極み 漬け丼」

などの商品を開発したところ、おかげさまでどれも好評いただきましたが、特に①の「うにくまぜまぜごはん」は余市町の人気ランキング1位にもなり、在庫がすべて完売になってしまうほど申し込んでもらえたのは感謝しかありません!(売り切れになってGETできなくなってしまった方々には申し訳ありません!)

2022年度からは総務省の「地域力創造アドバイザー」という地方を応援する大使にも任命いただいたこともあり、2023年も引き続き、こういった地方の食も含めて、みんなが楽しく美味しく体験できる企画も頑張ります!

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というわけでいきなり長くなってしまいましたが、
これでもまだまだ語りたいことはたくさんあるので(笑)今後は日々の「食レポ記事」とともに「コラム」のような形でもブログ投稿していく予定です。

2023年はギアとカロリー(和訳すると熱量)を上げていきますので、改めて引き続きどうぞよろしくお願いします!ぜひ一緒にデブリシャス!!


フォーリンデブはっしー(橋本陽)