★ できたてカロリー ★

こんにチーズは! どんな料理とも相性バツグンなチーズが好きでたまらないDEBUです。

_var_mobile_Media_DCIM_150APPLE_IMG_0350.HEIC
さて、以前にイタリアのパルマまでパルメザンチーズ工場見学(&生ハム工場)へ行ってしまったほど、チーズを愛する者として、国産チーズの魅力にも迫りたいと前々から思っていたので、
このたび世界のアワードでも受賞している日本代表チーズのひとつ、広島の三良坂フロマージュで太ってきました!

_var_mobile_Media_DCIM_150APPLE_IMG_0272.HEIC
普段は製造行程は公開していないものの、今回、チーム食べあるキングの食材探求ツアーとして、チーズプロフェッショナル協会さんの協力が得られたので、特別に取材させてもらえたYO!

_var_mobile_Media_DCIM_150APPLE_IMG_0273.HEIC
広島空港から車で約1時間ほどの、三次市にある「三良坂(みらさか)フロマージュ」は…

_var_mobile_Media_DCIM_150APPLE_IMG_0277.HEIC
自分たちで育てた牛・山羊の放牧ミルクと、広島県内の農家の絞りたてミルクを使い、さまざまなチーズを作っている工房で、たんにチーズの製造だけではなく、その原材料となる酪農にもこだわっているのがスゴイところ。

EirTDbddUA.jpg
U_P18Xdtyq.jpg
自然と向き合い、動物と向き合い、そしてチーズとも向き合い続けている人こそが…

_var_mobile_Media_DCIM_150APPLE_IMG_0345.HEIC
三良坂フロマージュの代表・松原正典さんで、そのストーリーを聞けば聞くほど驚きます。

_var_mobile_Media_DCIM_150APPLE_IMG_0330.HEIC
おもしろいのが「山地酪農」というスタイルで、牛や山羊を、山で放牧することにより…

_var_mobile_Media_DCIM_150APPLE_IMG_0332.HEIC
動物が草を食べながら歩き回り、それによって山が開拓でき、強い土もできあがること。

_var_mobile_Media_DCIM_150APPLE_IMG_0342.HEIC
松原さんはアメリカで近代農業も学んだうえで、動物と人が本当に幸せな形はなんだろうかと考え、林業も2年フランスでのチーズ修行も3年経たうえで、わずかに貯めた貯金から山地酪農とチーズ作りを始めたという、そうとう気合いの入った人物です(笑)

_var_mobile_Media_DCIM_150APPLE_IMG_0336.HEIC
自然に生かされている原点に立ち、動物たちと共存しているのは、本当に素晴らしいこと!

_var_mobile_Media_DCIM_150APPLE_IMG_0438.JPG
さて、そんな山地酪農を見学させてもらいつつ、肝心のチーズ工房にも、もちろん潜入。

_var_mobile_Media_DCIM_150APPLE_IMG_0299.HEIC
山のすぐ横にあり、搾りたてのフレッシュなミルクが手に入るので、その鮮度を活かして…

_var_mobile_Media_DCIM_150APPLE_IMG_0450.JPG
熟成期間が短めのフレッシュタイプを中心に作られていますが、凝固させたチーズの元を…

_var_mobile_Media_DCIM_150APPLE_IMG_0306.HEIC
熱湯で練りながら作っているのは、日本人にもおなじみ、モッツァレラチーズです!

_var_mobile_Media_DCIM_150APPLE_IMG_0452.JPG
具体的には、加熱したミルクにレンネット(牛の第四の胃袋から取れる酵素)やクエン酸などを加えて固め、凝固した塊(カード)をカットしてからホエー(水分)を抜いたあと、カードを軽く発酵させてから練りあげ、さいごにちぎって冷水につけると、モッツァレラチーズが完成。

_var_mobile_Media_DCIM_150APPLE_IMG_0453.JPG
なにげに、モッツァレラとはイタリア語で「ひきちぎる」という意味があるとおり…

_var_mobile_Media_DCIM_150APPLE_IMG_0455.JPG
_var_mobile_Media_DCIM_150APPLE_IMG_0458.JPG
_var_mobile_Media_DCIM_150APPLE_IMG_0459.JPG
こねこねしたあとに、手のひらで絞り出すように、「ひきちぎる」行程があります。

_var_mobile_Media_DCIM_150APPLE_IMG_0314.HEIC
慣れた手つきでポンポンちぎっていますが、チーズは生き物なので、これも熟練の技です。

_var_mobile_Media_DCIM_150APPLE_IMG_0506.JPG
できたてのモッツァレラチーズは、艶やかな美肌で、オリーブオイルなんてかけなくても…

_var_mobile_Media_DCIM_150APPLE_IMG_0508.JPG
そのままでも適度な塩気と、ミルクの香り、そしてキュッキュッとした独特の食感が楽しめ、こりゃあデブリシャス! やっぱりモッツァレラチーズは、素材や作り方はもちろん、その鮮度も重要です。

_var_mobile_Media_DCIM_150APPLE_IMG_0515.JPG
せっかくなので、その他の自家製チーズも食べさせてもらいましたが、、どれもスゴイ!

_var_mobile_Media_DCIM_150APPLE_IMG_0527.JPG
_var_mobile_Media_DCIM_150APPLE_IMG_0531.JPG
_var_mobile_Media_DCIM_150APPLE_IMG_0533.JPG
ハードタイプも良いけれど、個人的に一番気に入ったのは、山で放牧したブラウンスイス牛のミルクから作った「フロマージュ・ド・みらさか」(写真は2番目)で、とろっとろな食感と濃厚なコクがたまりません♪ 山羊乳タイプもあったけど、クセがあるので、こちらのほうが万人受けしそうです。

_var_mobile_Media_DCIM_150APPLE_IMG_0473.JPG
そんなチーズたちは、そのまま食べても良し、いろいろな料理と合わせても良し…

_var_mobile_Media_DCIM_150APPLE_IMG_0502.JPG
特に、今流行りのラクレットは、あらゆるものに流しかけちゃえば、すべてを美味しくさせてしまう、魔法のような存在かも。

_var_mobile_Media_DCIM_150APPLE_IMG_0488.JPG
ちなみに驚いたのは、山で自分たちが食べる用(出荷はしていない)猪豚なども育てていて…

_var_mobile_Media_DCIM_150APPLE_IMG_0472.JPG
自給自足に近い、自然と向き合いながら家族と暮らしている姿に、感銘を受けました。

5t6oVOU96r.jpg
【あおい有紀さん、Jaffaさん、松原さん親子と】
チーズと言えば、フランスやイタリアが有名ですが、国産チーズもまったく負けていない!

特に、モッツァレラやリコッタのようなフレッシュチーズは、国産ならではの鮮度が活かせるので、むしろ海外よりも国産のほうが可能性を秘めているのかもしれません。 チーズ工房を見学したあとは、合わせて広島のチーズイベントにも突撃です☆(次回に続く)


=====================
 instagram    twitter   / facebook 
securedownload
 ↑LINE公式アカウント          
*駅名入れるだけでオススメ店を自動返信
        
=====================

関連ランキング:その他 | 三良坂駅