★ ディナーカロリー ★
記念すべき「12/9＝いーにくの日」は、ステーキから焼肉の肉ハシゴ！
1軒目の「ル・セヴェロ＠西麻布」で絶品の赤身熟成肉を食べたあと、続いて向かったのは、広尾の商店街の奥にある「お肉屋けいすけ 三男坊」。 ここは東京カレンダーのレストランオブザイヤー2016のベスト焼肉店にも受賞するなど、メディアにはけっこう出ている有名店。 今さら感はありますが、ここぞとばかりに2軒目で突撃です！
【メニュー（クリックで拡大）】
このお店は、赤坂・茅場町・秋葉原・蒲田にある家系ラーメンチェーン「一刀家」の系列で…
だからこそ〆にラーメンが食べられるのも特徴ですが、イタリアン出身のシェフが参画したことで、少しバルというかビストロっぽくした、オシャレな内装と料理を提供しています。 さらに使っている肉は、東京でも人気が出てきている高森和牛。 山口の高森町（今は名称変更）で育てられていた、小規模生産のブランド牛です。
【ニッカハイボール（600円）】
そんな小規模生産の和牛は、生産者に注目が集まり、一部でドメーヌ牛とも呼ばれていますが…
【トマトとキュウリの肉ワサビソース（500円）】
高森和牛は厳密には、尾崎さんが作っている尾崎牛や、田村さんが作っている田村牛とは違い、松阪牛や米沢牛と同じく土地の名前がついたブランド名ではあるものの、生産者の岩国ファームは全国的に注目されているスター牧場のひとつ。
DEBUは農水省の国産食材アンバサダーもやっているので、いつか牧場見学もしてみたい！
【ミノステーキのサラダ仕立て（950円）】
そんな与太話はさておき、肝心の料理は、いろいろとツマミ系も豊富に揃っていて…
ひとつひとつのポーションは小さいものの、こちらのミノステーキはザクザクな食感に、ネギ塩ソースの香りが合わさり、前菜として歯の準備運動するにはピッタリ♪
【高森和牛の生ビーフジャーキー（950円）】
先ほど講釈をたれてしまった高森和牛の、生ビーフジャーキーなる前菜ならぬ前肉は…
油通ししてサッと揚げたもので、刺激的なブラックペッパーとともに、お酒に合う美味しさ！
【厚切り牛タン 2枚（1300円×2）】
さぁ、そしてコンディションが整ったところで、これからいよいよ焼いていくわけですが…
こんな2cmくらいの分厚さがあろうかという、厚切りタンを焼く機械も変わっていて…
卓上にあるのは、炭火でもなく、ガスロースターでもなく、特殊な遠赤外線ロースター！
横浜の天王町にある「おおいし」という焼肉屋さんでも出会えるものの、東京では他にはないだろうこの特殊な機械は、大きなお肉をじっくりと焼きあげる工夫がされたもの。 鉄の網の中には水が入っていて、それによって網の温度が上がらずに焼かれることなく、下にあるトースターのような熱源から発せられる遠赤外線でじっくりと熱を通す仕組み。 だからこそ、肉の焼き目は網部分ではなく、網のない逆目につきます！
そうして焼き上がった厚切りタンは、↑の動画のように、目の前でカットしてくれて…
いざお皿にサーブしてもらうと、、んもう、見るからにみずみずしい肉汁を蓄えている！
口の中に含むと、じゅわっとした上品なエキスが広がり、ふっくらとした焼きあがりになっているのは、さすがはこの専用ロースターならでは！ ある意味でひとつの焼肉の新しい方向性とも言えるので、この牛タンは一食の価値アリだと思います♪
【ハラミ（2000円）】
ただ逆に言うと、通常の焼肉が大好きな人からすると、パリッとした焼きあがりと、煙で燻すような香りがなく、旨味の凝縮感もボケてしまうので、少し物足りなさを感じてしまう人もいるかも？
そしてこの焼き方は、分厚いタンのようなお肉だからこそ効果を発揮するので…
薄切りのハラミだと、どうしても焼きが甘くなってしまうのは悩ましいところです。
【本日の極上塊肉 2人前（2500円×2）】
しかし、そのように語るのも、やはりお店の看板メニューである高森和牛の塊肉を…
ガツンと攻めてみてからじゃないと意味がないので、ゆっくりと待つこと40分以上…
じっくり熱を入れられてカットされた塊肉（部位はクリミという肩肉）を、いざ実食！
こちらは、タレや塩をつけなくても、赤身ならではの濃い旨味があり、脂もしつこくないので、やはりこれは高森和牛だからこそ。 焼きあがりはしっとりなめらかなので、どちらかと言うと、焼肉というよりローストビーフに近い感覚かもしれません♪
個人的には厚切りタンのほうが美味しかったですが、それはきっとお肉の仕上がり加減が…
【獺祭の米粉を使った牛カツフライ（2400円）】
タンの場合は薄切りでもなく塊でもなく、このロースターに適した分厚さのように感じ…
【高森和牛の一口炙り寿司 4貫（800円×2）】
塊肉だけを語るのではなく、このロースターに適したお肉を今後も模索してみたいです♪
そして〆炭水化物は、昆布などを入れた酢飯の肉寿司は、肉だけにテク肉（ニック）があり…
【牛すじ肉を煮込んだ特製カレー（950円）】
いっぽうの牛すじ肉のカレーは、トロトロな口当たりで飲み物のようにノドごしが良く…
アフタードリンク向けですが、ちょっと脂っぽさが主張してくるのはもったいないかな。
【牛骨ラーメン（950円）】
けれど、さすがラーメン屋さんがやっている焼肉屋だけあって、牛骨ラーメンはおもしろく…
シンプルな見た目なのでローストビーフなどがチャーシューがわりに乗っているとさらに嬉しいけど、牛骨ベースのスープはコクと香りが体に浸みわたっていく美味しさ。 麺も「一刀家」さんの茅場町店で使っている、むっちりとした中太麺と似せているようで、やっぱりラーメン屋さんが手掛けているなら〆はラーメンでしょ！
今までにないタイプの焼肉屋さんなので、今後のさらなる展開も楽しみなところ。 薄切りでもなく、塊でもない、厚切り肉の新領域を特殊ロースターで開拓していってほしいものです☆
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記念すべき「12/9＝いーにくの日」は、ステーキから焼肉の肉ハシゴ！
1軒目の「ル・セヴェロ＠西麻布」で絶品の赤身熟成肉を食べたあと、続いて向かったのは、広尾の商店街の奥にある「お肉屋けいすけ 三男坊」。 ここは東京カレンダーのレストランオブザイヤー2016のベスト焼肉店にも受賞するなど、メディアにはけっこう出ている有名店。 今さら感はありますが、ここぞとばかりに2軒目で突撃です！
【メニュー（クリックで拡大）】
このお店は、赤坂・茅場町・秋葉原・蒲田にある家系ラーメンチェーン「一刀家」の系列で…
だからこそ〆にラーメンが食べられるのも特徴ですが、イタリアン出身のシェフが参画したことで、少しバルというかビストロっぽくした、オシャレな内装と料理を提供しています。 さらに使っている肉は、東京でも人気が出てきている高森和牛。 山口の高森町（今は名称変更）で育てられていた、小規模生産のブランド牛です。
【ニッカハイボール（600円）】
そんな小規模生産の和牛は、生産者に注目が集まり、一部でドメーヌ牛とも呼ばれていますが…
【トマトとキュウリの肉ワサビソース（500円）】
高森和牛は厳密には、尾崎さんが作っている尾崎牛や、田村さんが作っている田村牛とは違い、松阪牛や米沢牛と同じく土地の名前がついたブランド名ではあるものの、生産者の岩国ファームは全国的に注目されているスター牧場のひとつ。
DEBUは農水省の国産食材アンバサダーもやっているので、いつか牧場見学もしてみたい！
【ミノステーキのサラダ仕立て（950円）】
そんな与太話はさておき、肝心の料理は、いろいろとツマミ系も豊富に揃っていて…
ひとつひとつのポーションは小さいものの、こちらのミノステーキはザクザクな食感に、ネギ塩ソースの香りが合わさり、前菜として歯の準備運動するにはピッタリ♪
【高森和牛の生ビーフジャーキー（950円）】
先ほど講釈をたれてしまった高森和牛の、生ビーフジャーキーなる前菜ならぬ前肉は…
油通ししてサッと揚げたもので、刺激的なブラックペッパーとともに、お酒に合う美味しさ！
【厚切り牛タン 2枚（1300円×2）】
さぁ、そしてコンディションが整ったところで、これからいよいよ焼いていくわけですが…
こんな2cmくらいの分厚さがあろうかという、厚切りタンを焼く機械も変わっていて…
卓上にあるのは、炭火でもなく、ガスロースターでもなく、特殊な遠赤外線ロースター！
横浜の天王町にある「おおいし」という焼肉屋さんでも出会えるものの、東京では他にはないだろうこの特殊な機械は、大きなお肉をじっくりと焼きあげる工夫がされたもの。 鉄の網の中には水が入っていて、それによって網の温度が上がらずに焼かれることなく、下にあるトースターのような熱源から発せられる遠赤外線でじっくりと熱を通す仕組み。 だからこそ、肉の焼き目は網部分ではなく、網のない逆目につきます！
そうして焼き上がった厚切りタンは、↑の動画のように、目の前でカットしてくれて…
いざお皿にサーブしてもらうと、、んもう、見るからにみずみずしい肉汁を蓄えている！
口の中に含むと、じゅわっとした上品なエキスが広がり、ふっくらとした焼きあがりになっているのは、さすがはこの専用ロースターならでは！ ある意味でひとつの焼肉の新しい方向性とも言えるので、この牛タンは一食の価値アリだと思います♪
【ハラミ（2000円）】
ただ逆に言うと、通常の焼肉が大好きな人からすると、パリッとした焼きあがりと、煙で燻すような香りがなく、旨味の凝縮感もボケてしまうので、少し物足りなさを感じてしまう人もいるかも？
そしてこの焼き方は、分厚いタンのようなお肉だからこそ効果を発揮するので…
薄切りのハラミだと、どうしても焼きが甘くなってしまうのは悩ましいところです。
【本日の極上塊肉 2人前（2500円×2）】
しかし、そのように語るのも、やはりお店の看板メニューである高森和牛の塊肉を…
ガツンと攻めてみてからじゃないと意味がないので、ゆっくりと待つこと40分以上…
じっくり熱を入れられてカットされた塊肉（部位はクリミという肩肉）を、いざ実食！
こちらは、タレや塩をつけなくても、赤身ならではの濃い旨味があり、脂もしつこくないので、やはりこれは高森和牛だからこそ。 焼きあがりはしっとりなめらかなので、どちらかと言うと、焼肉というよりローストビーフに近い感覚かもしれません♪
個人的には厚切りタンのほうが美味しかったですが、それはきっとお肉の仕上がり加減が…
【獺祭の米粉を使った牛カツフライ（2400円）】
タンの場合は薄切りでもなく塊でもなく、このロースターに適した分厚さのように感じ…
【高森和牛の一口炙り寿司 4貫（800円×2）】
塊肉だけを語るのではなく、このロースターに適したお肉を今後も模索してみたいです♪
そして〆炭水化物は、昆布などを入れた酢飯の肉寿司は、肉だけにテク肉（ニック）があり…
【牛すじ肉を煮込んだ特製カレー（950円）】
いっぽうの牛すじ肉のカレーは、トロトロな口当たりで飲み物のようにノドごしが良く…
アフタードリンク向けですが、ちょっと脂っぽさが主張してくるのはもったいないかな。
【牛骨ラーメン（950円）】
けれど、さすがラーメン屋さんがやっている焼肉屋だけあって、牛骨ラーメンはおもしろく…
シンプルな見た目なのでローストビーフなどがチャーシューがわりに乗っているとさらに嬉しいけど、牛骨ベースのスープはコクと香りが体に浸みわたっていく美味しさ。 麺も「一刀家」さんの茅場町店で使っている、むっちりとした中太麺と似せているようで、やっぱりラーメン屋さんが手掛けているなら〆はラーメンでしょ！
今までにないタイプの焼肉屋さんなので、今後のさらなる展開も楽しみなところ。 薄切りでもなく、塊でもない、厚切り肉の新領域を特殊ロースターで開拓していってほしいものです☆
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