★ ディナーカロリー ★

予約を取りにくい月島の人気店と言えば、冬こそ食べたいあんこう鍋が看板料理の…

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その名も「ほていさん」という、店主が布袋(ほてい)さんだからこそのネーミング。

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なにげに布袋寅泰さんの親戚の家らしいですが、人気店なので本館と別館があり…

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【ドリンクメニュー(クリックで拡大)】
しかも本館は1F〜3Fまで席があるという、大所帯!(今回は本館の3F席をGET)

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メニューはあんこう鍋のコースのみで、昔は@5500円だったものの@7000円に値上がりし…

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【刺身盛り(コース内/4人分)】
けっこう強気なスタンスではありますが、それでもオンリーワンの鍋を食べたいんです!

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鍋の前には前菜として、ゴマ豆腐もずく酢の小鉢とともに、刺身盛りが出てきて、
大皿にはタコ・カニ・トリ貝・カンパチ・ホタテ・マグロといった海産物がズラッと。

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マグロやカニはけっこうみずっぽさを感じて、あまり質は良いとは言えないものの、
カンパチは肉厚で脂もノっているので、オンザライスして海鮮丼にしたいところ♪

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【アンコウ鍋(コース内/4人分)】
そしてメインのあんこう鍋は、その具材だけで山盛りになっちゃうほど入れられており…

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あんこうのブツ切りなども見え隠れしますが、やはり目につくのは中央の、あん肝

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このあん肝の味噌こそが鍋を美味しくさせる、最高の調味料と言っても過言ではないほどで…

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フツフツと煮たってきたらあん肝を全体に溶かすと、キツネ色に輝くスープの完成♪

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作ったり取り分けたりするのは、すべてお店の人がやってくれる(=お客は触れない)形で…

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それも1組2時間制というルールのもと、2杯+雑炊で終われるようなオペレーション(笑)

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なのでまず最初の1杯目は、白菜などの具がハミ出すほどてんこ盛りで出されますが…

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痩せちゃう白菜はどかしつつ、肝心のスープをすすってみると、、うはあ!優しい!
あん肝がたっぷりと溶けこんでいるので味わいに奥行きがあり、どこまでも慈悲深し!

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あんこうの白身は、タラの身のようにフワッと柔らかく、口の中でほどけていくもので…

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コラーゲンたっぷりなの部分なども喰らいつけば、部位によって食べ比べる楽しさも♪

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そして2杯目は、具がほとんどない状態で取り分けられ、スープを楽しむ感じですが…

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むしろ個人的には逆のほうが良く、1杯目はスープで、2杯目に具を楽しみたいかな。

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【漬け物(コース内/4人分)】
まぁ、それだけこの鍋の真骨頂は、ありえないほどのあん肝が溶け込んだスープにあり…

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だからこそ、2杯目を取り分けたあとに残ったスープで作る雑炊は、格別というもの。

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雑炊を作るときには、卵に刻みネギを混ぜ合わせてのばしたような特製ダレが使われ…

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じっくりゆっくり米粒にスープを吸わせるようにしながら、目の前で作られること数分…

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いざできあがった雑炊は、あん肝の旨味と香りを存分にまとった、素晴らしい逸品に!

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まるでこの雑炊を楽しむことがすべてで、今までの具がプロローグだったかのように、
物語がひとつに繋がり、お米とスープのハッピーエンドというフィナーレを迎えました。

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いつものオンザライスもイイけど、スープに白米投入するインザライスも欠かせない!

@7000円になってしまったのは、刺身盛りの質から考えてもエクスペンデブですが、
それでも冬場に食べたくなる魔性の魅力をもったこの鍋は、やっぱり唯一無二でした☆

【こんなときにココで太りたい!】
*あん肝たっぷりのあんこう鍋で、プリン体ラブなプリン体デブになりたいとき。


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ほていさん 本店
夜総合点★★★☆☆ 3.7

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