リッツ・カールトン、フォーシーズン
ペニンシュラといった高級ホテル内の
寿司店で腕を伸ばして、最近独立した
お若い大将
早くもミシュラン一つ星獲得です
こんなビジュアルの巻き物が一品目
どうだー!の感じが若々しい
青山一丁目駅のすぐ上
古びたビルの中。大通りから少し
回り込んだところにエレベーター
入り口にお迎えの方がいらした
エレベーターを降りるとやっと
鮨店らしい設えが!
すっきりとした店内
潔い
カウンター数席のみ
ランチ ¥16500 を予約しようと
電話したら、昼夜共に ¥33000のみ
日比谷の鮨なんばと同額?!
怖気付いたが、珍しくお席が取れると
いうことなので、清水さんから
飛び降りる
私たち以外は外国人の方々
スタッフ全員英語、カタコトも交えて
接客している
まずは木箱のネタをそれぞれの
お客さんにお目通し
まぐろもそれぞれの部位が良い色味
電話で貝がアレルギーと伝えたので
きっととりはからってくれるだろう
お手拭き ヒノキの香り
お隣の中華系の方は、気持ちいいくらい
日本酒をガンガン。
こちらはあったかいお茶でも問題なかった
一人ワンドリンクみたいなせこいことは
言われなかった
握る手元を見ながら、期待が高まる
浜中の雲丹、千葉 金谷の海苔
中落ち、奈良漬
濃い雲丹やまぐろの中落ちの味に
海苔が負けていない
総力戦でやってくる
もうここでノックアウトだわ
白エビ 土佐酢ジュレ、キャビア
まあ¥33000 だから高級食材で
攻めてくる
神奈川 太刀魚 塩焼き
これも脂の乗った太刀魚
骨は極力抜いてあるはずだが、
一本残っていた
煎り酒漬け 白魚 雲丹
春らしいお料理。ここでも雲丹
子持ちヤリイカ 柚子胡椒
甘じよっぱい味付けも、イカの柔らかさ
も文句なし
みんな、私たち以外、どんどんお酒が
進んでおる
のれそれ うなぎの稚魚、ポン酢 もみじ
おろし
珍味だものねー
まぐろのトロのすき焼き
握りが出る前に、こー来たか?!
贅沢なトロの使い方
久慈の卵黄 シャリ
残ったところにシャリを入れて
混ぜて食べるから、残しておくよう
指示がある
日本人にはたまらない
ここで握りに入る前に、指拭き登場
カスゴ鯛 おぼろのせ
これが絶品との評価を見たが
そこまでは心動かず
サヨリ
春、春、春
シャリはこのところ流行りの?
赤酢ではなくて、逆に新鮮に感じた
まず見た目が美しい。すっきりとした
味わい
赤貝
食べた友人曰く、めちゃ美味しい
とのこと。これぞ絶品だと
貝が苦手な人には、和泉のスミイカ
苦手食材への対応あり、電話予約時に
お願いする
茶碗蒸し
酒盗のせ
まぐろ赤身漬け
ねっとりの舌触り、旨み、文句なし
もう一度言っちゃうけど、¥33000
だから当たり前とも、思っちゃう
中トロ
美味しい。
でもこのところ、鮨まつもととか
赤坂の寿司いつみ とか 一万円
しないで、これに近いまぐろを
食べてしまったから感動が薄い
あくまでも近いという点がミソ
ほんとうの食通は、やはりこのレベル
じゃないと満足しない、という人が
対象のお店なんだろう
丁寧なお仕事ぶり
優しい接客も心地よい
ズカズカ踏みこんでこない感じ
大トロ
ここまでわさびはほとんど舌に
触らない程度
大トロで少し多めに。でも辛みのこない
わさびで、ここは大正解
偉そうだな。好みだ、ということ
コハダ
大トロのあとにすっきりと
車海老 あったかい 蒸したばかり
熱々を板さんが殻をむいている
穴子 タレを全面に丁寧に塗る
これも満足の味
玉子焼き
ちょっとほろん、と解ける感じ
お椀
鰹節の出汁 柚子
この柚子の効いたお出汁も最高
きっとそう遠くないうちに、
行きたくても行けないお店になるの
だろう。
用賀に荒木さんがいた頃、一度お邪魔
したが、あれよあれよと有名になって
全く追いかけようもないことに。
行けるうちに行っておくべき鮨店です
でもなー、¥16500 でやっていて
欲しかったよ。そしたらもう一度
いけたわ 😭