'Cause I've Fallen. -for GAY-

FALLEN.


You complement me
Not an accesory
You're necessary
You never could speak bad words against me
Your bare with me
Security.


Fallen. Head over heels
I've fallen. In love with you
I've fallen. And I can't get up
Don't wanna get up. Because of love

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水のような恋愛②

喧嘩のとき、どうして素直になれないんだろう。
どうして解ってもらえないんだろう。
どうして解ろうとしないんだろう。


終わった後に考えてる。この口から出てくる言葉は、容赦なくいつも傷つけて、言い訳が出来なくなるまで追い詰めてる。


あまり口が達者じゃないこと解ってるのに。止まらなかった。


お互いの歩いてきた道が違うから、考え方が違うのは当たり前。
だからこそ、自分の考えを押し付けちゃいけなかったんだよね。



始まりがどこだったのか今でも解らないあの時期。
今でも思い出したくないと思ってしまうような時期。


でも確かに感じてた。何かが違うって。


お互い、会えば喧嘩してたことに疲れて、悲しくなって。

でも会う。
繰り返す。
疑いが疑いを呼んで、怒りが怒りを呼ぶ。



いつの日からか「愛してる」って言葉は電池が切れたみたいに聴かなくなって、隣で寝てるのに右手に触るのを怖がるこの左手が辛かった。


寝息が、耳について寝れない。どうして抱きしめてくれないのか解らなかった。


どうして、それなら何か言ってくれなかったのか知りたかった。


さっきまでは笑って話してたのに、どこから機嫌が悪くなっていったの?ここにいるだけで、それがいけないの?


なんで、しゃべってるのは自分なのに、意識は携帯の向こうにあるの。



何でもいいから教えて欲しかった。


どうして、買った指輪を付けてくれないの?


喧嘩は疲れる。


でも、もっとお互いが近くなるためには必要なものだと思っていた。解決するならば。
でも、二人の喧嘩はとめなければずっと続いた。お互い頑固だから。
それで最後にはどちらかが、笑ってはぐらかして終わる。


ねぇ。今の喧嘩は意味があったの?


まるで、見たくないものを引き出しに隠してしまった様。
いつの日か引き出しを開けたらそこにはまだ残ってる。
お互いの心にも、残ったまま。それでいいはずがなかった。




付き合って、一年がたとうとしているある日

彼はこう言いました。

「少し距離を置こう。」

水のような恋愛①

人の心の円グラフ。

そういうの意識したことありますか?

たとえば、丸を描いてみてください。それはグラフです。


カテゴリは「自分比重」。


1.恋人
2.友達
3.家族
4.仕事仲間
5.その他(人によって)


もっと増えることありますけど。

でね。自分名場合はどうかって。

恋人25%
友達25%
メンバー25%
家族20%
その他(仕事含む)10%

です。
自分の場合は仕事はバイトだし、そんなに対人関係気にしなくて言い仕事だから、少ないです。
見て解るように、恋人、友達、メンバーは同じです。
コレって、たぶん恋愛至上主義の人は50%以上の数字をたたき出すだろうし、恋人いなかったら、友達が跳ね上がるだろうし。
人によって違うと思う。

それで、恋人がいあるとこの円グラフの「恋人」って言うところのお互いの数字が違うとあまったところから、嫉妬とか怒りとか不安が出てくると思う。
数字もそのときごとに変わるから、何だか面倒だけど。



で、長く付き合うとそれだけ、その隙間について問題が勃発すると思います。




彼と付き合いだして、年を越したぐらいの頃(9ヶ月目くらい)
年内で、音楽のバーでの仕事を終わらしたので通常の生活に戻りました。
彼は相変わらず忙しくて、自分は仕事と平行してやっていたコーラスグループが解散になったので、自分の作業を(ライブとか音楽制作とか)して気楽に過ごしていました。

半年過ぎたあたりから、お互いなれてきたのか「我」が出始めてきます。自分は比較的マイペースなので、あまり変わらなかったんだけど、彼はやっぱり凄く「エエカッコ」してたのでしょうか?割と短気になってきました。


短気は損気!!! 波

そんなかんじ。(謎)

それで、だんだん喧嘩が多くなってきて細かいことでもめるようになってきました。
具体的に上げると

1.agiの交友関係。

友達が割りと多いのでよく遊んでいました。音楽仲間とか、地元の友達がほとんどだけど、彼氏が出来たから、交友関係がなくなるとか嫌だった。よく遊ぶ友達は彼も名前とか知ってたけど、珍しい友達が現れると「それは誰?」「本当は男なんじゃないの?」とか。
この子はFカップなのよ!!ってかんじでいつも説明を求められる。
別にバストサイズで説明してたわけじゃないけど。



2.彼の携帯の謎。

一度、「メール事件」を起こしたので、気になるのが人ってモンです。でも、あえて何も言わないけど、エッチしてる最中にメール返そうとしたときがあって。
あり得なくないか??!!

思い出してムカついてきた。

ともかく、メール頻度が妙!!妙!!みょう!!それで、さりげな「誰からだったの~??」って聞くと、友達。って言って不機嫌に。
本当謎だった。



3.外出嫌い。

彼は、昔の彼といろいろ在ったらしく以前軽く打つになったことがあったみたいでした。それで、人ごみとか電車に乗るのが怖いらしくて。
別にそれはしょうがないからいいんだけど、でもずっとそれじゃぁだめだなと思って、少しづつ出かけるようにしてた。
「新宿」とか服買いに行ったり。本人もがんばっていくんだけど、やっぱり途中不機嫌になってくるの。
で、その不機嫌はやはりagiに来るわけで、帰る頃には大喧嘩。



4.職種の違い。

普通の仕事してる彼と音楽やってる自分。
境目なんて無いと思ってた。でも彼は、音楽の話を友達としたりしてるのを聞いてちょっと悲しくなったりしてたみたいで
「世界が違う」って思ったり。
大事にすることが、恋人のほかに沢山あることとか。
それに、「音楽関係」ので出かけても、好きな音楽やってるわけだから、楽しいわけ。
でも彼にしてみれば「自分とは会えないのに楽しんできて!!」
みたいな。遊んでるように見えてしまう。コレが問題でした。



それで、それがたまってじわじわと雲行きが怪しくなってきました。

Your Song②

こうやって、いろいろ思い出しながら、書いていると、思いがけないことまで思い出したりします。


本当、細かいこととか。小さい喧嘩とか、小さい喜びとか。


でも、そういう小さいことの方が沢山あって、そういうことの繰り返しで時間って成り立ってるんだなて思います。


付き合って、一年とちょっと経った時のことです。

一年で、沢山のことがありました。

また、そのことは書くとして、ある時彼の友達(自分が付き合う前からのゲイの飲み友達)が引っ越すことになったので、お手伝いをしにいきました。

二人そろってデートって感じの気分だったんですが。

そのときにふとしたときに話した話の歌。


「うちら、お互いが死んだとしても解らないかもね。」


親にお互いの関係を言ってるならまだしも、まったく知らないし。
agiの親は気づいてる感があるし、彼のこと気に入っていてよく
「agiを宜しくね~ww」とか言ってる。コレって・・・・。 あせる

まぁまぁ。 ぶーぶー

でも家族じゃないし、「恋人」って肩書きを世間に知ってもらってるわけじゃ無くごく少数の人が知ってるだけ。

このときはまだ、友達にカミングアウトしてなかったから。

たとえば事故にあって入院することになったとして、誰がそれを伝えてくれるの?

最悪死んでしまったとして、その連絡はどこから来るの?

連絡が来ないって、不安になってずっと待ってる。
嫌われたのかもって思って、携帯がつながらなくて、メールも返事が無くて。

本当にケイタイって意味が無い。

すっと今までそんなこと考えてた。

そんなこと無いって言える?

仕事も、地元も違う二人がつながってる証って二人の「気持ち」だけ。

最悪、お葬式も知らないかも。

ねぇ、二人って世界の裏側で生きてるの?
「みんな」と言う幻の仲を歩いてるの?
時々大きな声で言いたい。
「この人と愛し合ってます」って。

言えばいいの?

そんな簡単な問題じゃないよね。

でも、知ってて欲しい。こんなに大切な人なんだってこと。


そんなことをふと簡単に彼に言った。

「俺もそういうこと考えてる。」

彼はそういいました。

だから、約束をしたの。
二人のこと知ってる人にはもしものときに、お互いに伝えてもらおうって。

そんな不確かな約束しか出来ない。

でもそれでも、思ってくれてたことが嬉しかった。

だから、その気持ちを歌にしました。

YOUR SONG①

エルトン・ジョンと言うとても有名な方の曲に「YOUR SONG」と言うものが有ります。

彼は、ゲイで、先日恋人とめでたく結婚したそうな。

めでたしめでたし。




終わり。OK





いいえ。







終わらない。







agiも歌手の端くれなので、歌作ります。
作詞、作曲、トラック(アレンジ)全部やってます。

要するにシンガーソングライターなのね。きっと。
でもこういうと、なんだか「中島みゆき」みたいなニュアンスだから。

いや、中島みゆきは好きですよ?お父さんが好きだったから。


それはそうと。
彼に、曲を書きました。


もうずっと前のことだけど。

二曲。

一曲は、凄く好きだって事を伝えたくて。
自分は「好き」とか「愛してる」って言葉をほとんど言わない。
彼はよく口に出す。

でも、あまり嬉しくないの。

だって、何度も言うと価値が下がる気がするし、「あぁまたか」って思ってしまうでしょ。

彼は壊れたレコードみたいに何度も口にしていました。

始めは本当に「うそ臭い」って思ってしまってました。きっと、心から彼のことを好きじゃなかった頃の話。

でも、ある日、何気ない時間を彼と過ごしていたとき。
たぶん二人でDVDとか見て二人でまったりしてたときかな。

急に「この人が好きだ」爆弾
って意識が出てきた。それは本当に唐突で、いまさら何だよ。って感じのものだったんだけど、本当に

今、恋に落ちた。

って言う衝撃だった。


意味解りませんか。


私も解りません。爆

でも同じ人に、もう一度「惚れた」と言ったほうがしっくり来る感じ。

それで、その気持ちを彼に伝えたかったんだけど、何だか彼の「好き」って言う口癖と混ざっちゃいそうだったから、家に帰って曲にしました。

その後きちんとレコーディングして彼にあげました。
事情があって彼がそれを聴く事になるのは、3ヵ月後だったんですがね爆。

Miss You / Aaliyah

aaliyah

AALIYAH / Miss You

画像クリックでPV視聴できます。

遺作ベストアルバム「I Care 4 U」からのシングルカットです。

2001年8月25日、彼女はPV撮影の帰りにセスナ機墜落事故のために、22歳と言う若さでなくなりました。

この曲は彼女の遺作として発表されたものです。

agiがR&Bにはまっていったきっかけになったのが彼女でした。
中学生のときに「Age ain't nothing but a number」と言う彼女のデビューアルバムに出会って、そのままブラックミュージックにはまっていったのでした。
彼女について書き出すととまらないので、ここらで辞めておきます。ww

a2 「すっかりご無沙汰ね
 
 あなたがいないとまるで迷子
 
 どうしよう 
 あなたが必要なのに
 あなたが欲しいのに
 
 あなたは変わってない? 
 
 誰と一緒なの?
 
 あなたの心は今でも私のものかしら
 
 時々泣きたくなる・・・ 
                 あなたが恋しくて」   
                           
この曲は彼女がなくなってから発表された曲ですが、歌詞がなぜかリンクしているところが切ないです。
いつもは凄く革新的なサウンドに身をゆだねる彼女ですが、この曲といい、他に無多数のサウンドトラックで、ミディアムを披露していますが、このシルキーな声にはやっぱりコレ!!
と言うすばらしいものばかりです。
付き合ったときに、彼に

「agiが好きな音楽沢山教えて!一緒に聴きたいから。」
って言われました。
AALIYAHを、たぶん好きにならないだろうなと思って聞かせたら、とても気に入って、それからしばらく良く聴いていました。二人で。
ちなみに彼はちょっとマニアックなAALIYAHがすこぶる好きみたいです。

半年目の浮気③-解決編ー

本当、どんなことでも経験者の話はきちんと聞くモンです。

自分の知らない世界に足を踏み込んだ人にしかわからない話ほど、信憑性のない物はないけど、

知らないからこそ、知識として蓄えておくべきだなって思ったの。








喫煙者の。







爆。 ドクロ

浮気って見出しで書いていて、こんな話・・・。

心苦しい。

でも!!でも!!浮気なんかより、今となっては一番人生を変えてしまった瞬間なの!!


彼に浮気未遂をされて、自暴自棄になって、タバコを買い、吸いまくりました。

今思うと、なぜタバコになったのかは解りません。

自分を傷つけようと思ったの


なんて乙女チックな考えじゃないことは確かですが、よく考えたら自棄酒にしておけばよかった。


浮気された挙句にのどを痛めつけるなんて・・・。

馬鹿ジャン自分。



しかも、辞められなくなってしまったの。爆



今も吸ってます。
要するにそれ以来喫煙者になってしまいました。



ひぃ。



馬鹿なことしたよなぁ・・・。本当。

ともかく。

電話をした次の日の夜はもともと仕事が休みで、デートの予定だったので、


「修羅場体験ツアー」と相成りました。

素敵なネーミングです。

彼は車で迎えに来ました。

そして驚愕しました。

タバコに。 タバコ



車に平然と乗り込むagi。

彼「タバコなんで吸ってるの?」

agi「なんとなく。」
  (その間も吸っている。これ見よがしと言うよりは吸いたくて吸っ   ている。)

彼「俺のせいだね?俺のせいでしょ?....。」

彼「ごめんなさいごめんなさいもうしないから!!!」


何だかちょっと空しいよね。このシチュエーション。

言われたからもうやらないって。

混乱してきました。

本当に好きな人がいたら、別にメールなんてする必要ないでしょ?
違うの?

怒られたからやらないってどういうこと?怒らなかったらやり続けるの?

コレはどうしたらいいの?

なんだか、束縛激しい女みたいなことになってる。こんなの嫌。
別にやろうと思うならやればいい。

とめないよ。

でも、それで自分と付き合ってるなんて事はしないで、そのまま軽い遊びを繰り返せばいい。

メル友の中の一人としてカウントされるような付き合いはしたくない。

だから、携帯見せなかったのね?かたくなに。
はじめから、メールはずっとやってたのね?

どういう人なんだこの男は。

と思った。

だからそのまま言った。全部。

「遊びたいなら遊べばいい。とめない。でも、それなら巻き込まないで。そんな人と付き合ってたくないし、そこまで暇じゃない。
だから、強要されてやめるなら、好きなだけ続けて。でももう、恋人とは呼ばないで。」

って。


ちょっと泣いてた。


彼が。爆。


何で?!!

泣きたいのはこっち!!馬鹿。



そのままその日は帰った。

顔見たくなかったし、落ち着けなかったから。





次の日、メールが来ました。

「本当にこの前のことはごめんね。浮気するつもりはなかったよ。
 強要されてじゃなく、もうそういうことはしない。agiが大事だか   ら。これからも一緒にいてくれますか?」


注)数年前のことなので、大体の文章です。基本的に、彼のメールは丁寧語です。


別に本当はもう、許してたの。

だって、本当にあってたわけじゃないし。
本当に実は会ってたとしても、自分が彼のことが好きな気持ちは変わらないから。

この人は、きっとメールすることが趣味の一部なんだって思う事にした。

彼の涙を見てたら、誠実さは伝わってきた。

本当はあのときになんか優しい言葉をかけたかった。


怒りが勝ってしまった。爆。センキュウ。



と言うわけで、この件は、そういう幕を閉じました。

「解りました。」

ってメール返しました。

半年目の浮気②

恋愛の醍醐味って何?





って聴かれたら、なんて答えますか?

「ドキドキ」とか「安らぎ」とか?



確かに付き合いだしたり、両思いになっていない微妙な関係のときの、細かいことでも、うれしかったり、ドキドキしたりする感覚って楽しいですよね。

ちょっと手が触れただけで「うぉっっ!!」(色気なし。)ってなるって本当よ!!

「胸が苦しい」って言うのも本当。

でも、それを常に求めるなら「恋人」は作らないこと。

彼から、例の「馬鹿メール」いただいてから、仕事は手につかず。

ステージでも上の空。

ブルーブルーブルーぶるーぶるーぶるぅぅぅ~~~・・・・


「しゃぁ~とぉぉぉ~~~ぉぉぉぉおおおおお!!!!」 むかっ


「センキュウセンキュウ。」


こんなステージ。


馬鹿じゃないの。

頭の中は、メールのことばかり。

もう例えるなら、

辞めようと思っていたバイト先から「クビ」って先に言われたようなモンです。

悔しい!! ドクロ

でもだんだん悲しくなってきて、どうしようもなくなってしまいました。
だって、いつも「好きだ」って言いながら笑いかけてきたのに、違う人と逢引(古)してるの想像したりして。

悲しい。

こういう時って、ある事ない事考えちゃうわけです。凄いネガティブだから。

それで気づいた。


本当に好きになってるんだ。

と言うこと。




ゲームみたいな恋愛を楽しんで、その場限りで楽しんで、そこには愛とかなんてない。

いつもそんな事してた。

好きになるなんて事はなくて、好きになったら負けだって思ってた。

だって、きっと誰にも好かれる自信がないから。
きっと世界中の人から嫌われてて、嫌われてないにしても、どうでも良くて、きっと今まであった男の人たちも、退屈しのぎに合ってただけだって思ってた。

でも、気づいたら、彼に会って数ヶ月間。

確かに好かれてるって安心感と、安らぎがあった。
それは、とても不確かかもしれないけど、彼がかけてくれる言葉には嘘はなかった。と思う。



この日からちょっとづつ、何かが変わった気がした。



でも、そんなこと意識の中にはまだなくて、後から気づいたことでした。


だから、自暴自棄になって、


タバコ吸っちゃったの。タバコ





21歳にして始初めて!! タバコ


今までタバコを嫌って、吸ってる人を馬鹿にしてたのに、とうとう吸ってしまったの。

覚えてる。今でも。

初めてコンビニでタバコとライター自分で買って、火を付けた時のこと。

悲しかった。

半年目の浮気①

「生活リズム②」からの続きです。

浮気の末に勝ち取った恋愛には、その後ずっと新たな浮気におびえないといけない。

身に覚えがあるからです。
同じことを繰り返さないって断言できないでしょ。


別にagiは浮気の末に今の彼と付き合ってるわけじゃないけど、

言いたいのは物事は繰り返すってこと。

メールで知り合った恋愛は、メールにおびえなければならない・・。


本当?

本当に、出会いが欲しくてメールをする人は、きっときちんとした相手が見つかったら、メールなんてしないよね。

逆に、新たな刺激が欲しくてメールをしてる人は、きっと相手が出来ても続けるの。

きっとそれは趣味と呼ぶ。

残念ながら、彼も趣味としてメールを嗜んでいました。



深夜のバーでの仕事をしていたある日のこと。

彼から一通のメールが届きました。


「初めまして。サイト見ました。175x70x24です。メール待ってます。(画像つき)」

コレって楽しい冗談かしら??

素敵な男性ね☆返信しちゃおうかしらww



って、おい。




明らかに、出会いサイトで見つけた誰かに送ろうとして間違えてるじゃないですか!!


しかも写真


使いまわしかよ!!!爆

一瞬、頭が真っ白。

コレってもしや、


浮気・・・。


あの有名な、浮気。


やっぱりこの仕事するんじゃなかった・・・。
もっとちゃんと一緒にいればよかった。居ないまでも、電話とか沢山してればよかった・・・。

こんな忙しいのに、家で寝ながら可愛い男を物色してたのか。 うらやましい・・・。いやいや。 こっちは、オーナーに「マイケルジャクソンで踊れ」って言われているときに、あなたはお手ごろな男を捜して、見つからないように逢引するのね・・・。


するのね?!



するのね?!!!!!



怒り100% いちご


サンキュウ。

チョキ



早速お電話です。

agi「やっほ~☆」
彼「やっほほ~い☆」

⇒間違いの送信に気づいていない事、山の如し。

agi「何してるの??wwドキドキ

彼「退屈してたよ~仕事疲れたからもう寝ます~!!星

agi「そうなんだ~いい人見つかった~??ロケット

彼「......はっ?はてなマーク

agi「初めまして。サイト見ました。」

彼「........。」
⇒どうやら、凄く見に覚えがあるが、この状況が飲み込めていない。

agi「送られてきたの。あなたから。いったいどういうつもり?」

彼「........。あせる

agi「黙ってないで、言い訳したら?仕事中で忙しいのにふざけたことしないでくれる?」

彼「ごめん....。ちょっとした出来心だったんだよぅ。あせる

agi「別に良いけど、何だかこういうことされると冷めるよね。ハートブレイク


彼「ごめんね・・・。ドクロ

agi「無言」
↑この二行をしばらくリピート再放送。



agi「とりあえず仕事だから。切るわ。明日会うしそのときどうするか考えよう。」

彼「別れるって事?」


agi「じゃぁね。」



だせぇんだよっっ!!


と言って、自動販売機を蹴ってしまいました。


ごめんね。自販機ちゃん。

生活リズム②

付き合って一ヶ月目そこらで、お互いのことを解るなんて、あり得ないし、これからって時ですよね。


特に梅雨と夏。



大嫌い。


本当に夏は大嫌いです。

一年通してテンションが高いといわれるagiですが、夏はそれが半分になります。


そんな季節に、時間からずれていったうちら。


六月から、徐々にお店に向けてレッスンも増えて忙しくなってきました。

さらにそのときに、自分のライブをやらないかとライブハウスから話があり、引き受けたこともありそれまでの暇な生活が一転、忙しいものになってきました。


彼氏と付き合う前から、忙しさに波があったし割りと忙しかったの。




でもちょうどタイミングよく、予定なんかがないときに付き合いだしたもんだから、彼的には





「こいつ音楽やってるって言って、かなり暇ジャンか。」 パー




てな感じだったと思います。



だって、週三回も彼の家に泊まりに行って、次の日も予定がなかったりすると、彼の部屋で一日過ごしてかえるをまったりしてたから。


彼の部屋。




超汚い。 波





しかも、棚に「Badi」が超沢山あって、かなり読んだらしくちょっと製本が崩れかけてたりしてました。




「どんだけ愛読してんだよ」雷




って感じでした。


部屋片付けてあげたら、うろたえながら「有難う」って行ってました。


「Badi」はもちろん縛りました。 メラメラ





7月半ば。 お店が始まりました。




お店は最悪でした。



馬鹿なリクエスト(ブルーシャトーとかタッチとか。)するオーナーと



顔全体で瞬きする社長と、(いるでしょこういう人。)



箸でハエを捕まえる店長。


あと、昔音楽やっていたという、いちいち口挟むバーテンのオヤジと、厨房のオヤジ。



「若いときに音楽やっていたんだよね」 手裏剣





て、辞めたこととその理由を棚に上げて若い人間を見下すオヤジって最悪。



本当ああなりたくはない NO1.です。 ドクロ



ともかく。 そんな地獄の三丁目にあるような店で深夜30分ステージを6回 X六日間。 


だったので、家に帰ったら寝たいし、


むしろ



誰も話しかけてこないで!!



って感じでした。 気づけば、彼との付き合いも半年になろうとしていました。







そんなときに一通のメールが彼からきました。


(続きは、「半年目の浮気」から。)

生活リズム①

そういえば。


付き合いだして、一ヶ月して5月、6月当たりに音楽の仕事が入ってきました。


そうだ、初めに説明しておきます。



もう初めじゃないか。



agiは音楽の専門学校に通っていました。

そこで知り合ったボーカルの恩師のレッスンに卒業後も通っていました。


その方はご主人と事務所のようなものを構えていて底から仕事を生徒に持ってきてくれたりします。

この頃に割り振られた仕事は、横浜の関内のバーで深夜ステージをすることでした。ステージといっても大きな店ではないです。さらにホステスがいる店ということでした。


この一年前にも似たような仕事をしましたが、そのときは完全に「ライブバー」という売出しでしたので、ホステスはいなかったんです。


で。


今回は週5回で、ホステス付き。同じボイトレに通ってる仲間4人との仕事でした。


この話が来たときちょうど二人で車に乗っていました。 先生から電話が来て、電話を切ると、ちょっと考え込んでるagiに


彼「どうしたの?」


agi「ん~先生から音楽の仕事があるって言われたの。」


彼「やったじゃん!!デビューだね!!」





勘違いです。





agi「いやいや。昔、横浜で深夜に歌ってたって言ったでしょ?そんな感   じの奴。週5でどう?だって。」


彼「・・・・・。深夜ということは?」


agi「18時位から朝の五時くらいまでだよね。」


彼「どうするの?それやったら会えなくなるよね?」





キタ。




やる気でした。すでに私は。


でもそれをどうやって上手く言うか・・・。


今、思えばこの仕事あたりから、彼と自分の中の音楽の比重について何度もぶつかっていくようになった気がします。



いつでも言ってました。


「恋愛と音楽は比べるものではないけど、自分は一人しかいないから、何かがあったら迷わずに音楽をとる。」


って。 恋愛をとった先の人生に責任を取ってくれるわけでもないのに、そういう軽はずみなことを言わないで欲しかった。


もし何かがあっても、責任は全部自分に帰ってくる。

最後に決めたのは自分だから。


だからこれからもきっとそれは変わらない。


でも、彼のことが大切じゃないわけじゃない。 大切だからこそ、自分の信念を持っていたいの。


形を変えて、タイミングを変えて未だに音楽と彼の関係は浮上します。未だに。


結局、話し合いを少しもって納得してもらいました。 それから、彼とのまったく逆な生活が早くも始まりました。