さて、このシリーズも長いこと書いていますね^^;
そろそろ終結に向かいたいところですw
前回は相手側のメタグロスの立ち回りについての考察でしたが
今回は自分側のカブトプスの立ち回りについて考察してみます。
さて、カブトプスには3つの選択肢が与えられていました。
1・相手が先制技の最後っぺで襷をつぶしに来るだろうから
こちらも先制技を使い襷の発動条件を守る。
2・相手は先制技を使ってくるだろうから、たいしてダメージは受けない。
ならば襷の発動はなくなるけど剣の舞で攻撃をあげておく。
3・こちらが先制技をもっていることを隠すために
襷は発動しなくなるけど、あえて滝登りで攻撃する。
この3つのうち実際のところ皆さんが選ぶのは1か2なのではないでしょうか??
前回書いているときも思ったのですが、カブトプスは基本アクアジェットを覚えている為わざわざ持っていることを隠す必要がないからです。
さて、結果的に2を選んだため4タテできたわけですが
もし1を選んだとしても1を選ぶことは間違いではありません。
ではでは、まずは2を選んだ理由とそのときの思考について述べてみます。
このときは雨が降り始めたばかりで、後7ターンは雨状態でした。
つまり、剣を舞った後でも6ターンは暴れることができます。これは、カブトプスが無双するうえで重要なことです。
そして、剣の舞後のアクアジェットは2倍の威力のため、舞っていないときの滝登りと同じ威力になります。先制できる通常の滝登りと考えたらよいでしょうか^^
そして、カブトプスの攻撃の種族値は115。いじっぱりの性格のため攻撃ステータスは183。そこに剣効果で2倍すると366・・。これは驚異的ですねw
雨状態も考えると滝登りはほぼ即死といってもいいです。
さて、たった1回舞うだけでここまで強くなるなら是非舞っておきたいところですね。
しかし、現実は厳しく無償で舞うことはなかなかに困難です。
ならば、少しでも無償に近い形で舞いたい、つまり相手から受けるダメージが少なければいい・・・、と願うはずです。
ここで、先制技の威力の40がポイントとなるわけです。
タイプ一致で実質60ですがカブトプスの物理防御種族値は105。結構な高水準にあるといえましょう。その分HPは低いですが、努力値をHPに全振りしているため物理に対しては硬いほうといえます。
メタグロスの攻撃種族値がいくら135で高いとはいえ、使う技の威力が60で相手が物理に対して強いとなるとあまりダメージを与えられないことが分かるはずです。
一応計算してみたところ確定4~5発の計算でした。
実際にはそんなにダメージを受けなかったことを考えると、相手のメタグロスは性格・個体値・努力値全ての要素が揃っていなかったことになります。
まぁ、それは置いておいて^^;
では、なぜこちらが剣の舞を使うことができたか、いよいよ本題です。
こちらは襷を持っているためどんなに強い攻撃でも確定2発はまぬがれない。つまり、剣の舞後確実に1回は攻撃チャンスがある。まずはこれが理由の一つ。どうあってもメタグロスを倒すことは可能ですからね^^
そして、最も大事だったのが相手のHPが少なかったこと、こちらの素早さが相手よりも確実に速かったこと、相手が先制技を持っていたことです。
この3要素が今回のシリーズの重要といえるポイントなのです!
この3要素のおかげでバレットパンチがとんでくることが分かったといっても過言ではありません。
HPが少なくなり、もともと素早さは速くないメタグロス。相手としては先制技を持っているとはいえ終盤に残しておきたいポケモンではないはずです。
それならば最後っぺで相手の襷だけでもつぶしたい、こう思うのは間違いではないでしょう。
つまり、裏を返せばこの3要素がそろってしまえば先制技を使ってくる可能性が一気にあがるのです。
さて、威力が低い先制技がくると分かってしまえば剣の舞を使うことにも何の問題もないはずです。たいしてダメージを受けないのですからね^^
ほぼHPが満タンの状態で次の相手を待つことができます。
無償で舞ったといってよいでしょう。これが剣の舞を使うに至った理由と思考です。
では、1を選んでいたらどうだったのでしょうか。
実はこちらでも問題はありません。襷が確実に残るうえに、もし相手が地震でも放とうとしていたのならそれを防ぐことにも繋がります。
もし上の2を選んで次にでてきたポケがスカーフでこちらの素早さを越えているポケだったらせっかくの剣の舞も意味を失ってしまいます。1ならば襷が残る為どんどん突っ込めますからね^^
と、こういったところです。正確な答えはポケにおいては出ることはありません。ただこういった相手の心理を的確に読むことができたら勝利にぐんと近づくといってよいでしょう。そこを楽しむゲームでもありますしね^^
もちろん今回のシリーズで述べたことが全て正しいというわけではありません。そこは間違っているのではないか!?といったご意見も待っておりますので^^
ではでは、今回はこの辺で。ばいちゃ~^^