一週間前、彼は修習先の旭川に出発しました。
午後イチの便で、空港でお昼を一緒に食べて見送ろうと話はしていましたが、
結局家から最寄りの駅まで行ったところで飛行機のeチケットを忘れたのなんだのといつもの
マイペースぶりを発揮し、出発の30分前に空港についてチェックインに15分くらいかけて
私を気にするでもなくそわそわと出発ゲートに入っていきました。
なんだあいつ。
最後まで得意の遅刻か。いい身分だな。
と思ったのは内緒。
でも、久しぶりに一人暮らしを始めて、修習先でも同期と仲良くなっているみたいだし、
北海道在住時の友人とも会っているみたいですが、なんだかんだでさみしいみたいです。
休日はしょっちゅう電話がかかってくるし。朝昼晩。
昨日は修習先の人たちと飲みに行って、また夜電話がかかってきて、
酔った勢いなのか本心なのかわかりませんが、「みみちゃんが20代のうちに一人作ろうよ」
とか言い出しました。
ここ最近、しょっちゅう、子供がほしい子供がほしいと連呼しています。
お姉さんが実家の近くに住んでいて、姪っ子もいつも実家にいるようなので、
彼もすごくかわいがっています。離れてしまって、これもさみしいのかな。もともと子供好きだし。
でも20代のうちにと言われても、私ももう次の2月で28歳。
華のアラサー独身無職(いくらなんでも2月までには無職はやめたい)
29で結婚って言ったって、ちょうど彼はその年の初めあたりから就職のはずだし。
就職と同時に結婚っていっても無理があるし。
奨学金だの修習時の生活費だので貯金どころか借金だらけって自分で言ってるし。
私も貯金ないし(無職で絶賛目減り中)
どこまで本気か知らないが、設計甘すぎだし、だいたい子供作ろうの前に言うことがあるだろ。
結婚はともかく、最初の何年かは二人で働いて少しでも貯金しないと後がつらい。
まあ、彼は自分が稼げると思っているのでしょうが(実際稼げる職ではあるし)
実際働いてみないとわからないでしょう。
そういってもらえるのはうれしいけど、そんなに焦らなくても・・・と言ったら、
いつもみたいに、「俺は真剣に考えてるのに・・・」とすね始めた。
彼としては、やっぱり体力的に30歳を超えて初産はできれば避けたいし(確かに私は体力はない)
何人か子供がほしいから、少なくとも結婚は仕事のめどがついたらしたいのかもしれない。
就職したら結婚したいとは、付き合った当初から言っていたし。
私も結婚はしたいけど、子供は32歳とか33歳とかでいいかと思ってた。
現実的に、再来年結婚したって式や披露宴をする資金も、私たちにはないんだし。
子供など夢のまた夢だ。
男の人は、金と自信さえあれば、面倒なことはしなくていいから羨ましい。
面倒なことは全部女の仕事だ。クソが。
とはいえ、そう言われてちょっとうれしかったのも事実。
でも、いろいろ現実的にも考えてしまった。
彼がどこまで本気かしらないけれど(彼のご両親は彼に彼女がいることすらしらないだろうし)
お互い無事に仕事が決まったら、話す機会もあるだろう。
ゆっくり考えよう。
問題は山積みなことだし。