だんだん陽が伸びてくると
寒暖差があり、春に向かって行く
毎年、この頃は
亡くなる方が多いように思います
私の周りでも、何名かの訃報が届きました
著名人の逝去のニュースもあります
ピンコロで死にたいとか呆けたらホームに入れてくれとか
勝手に人は言います
そんなこと言える時はまだまだ元気な証であり
人間としての欲を発していると個人的には考えている
本当に死に向かって行く数週間は
本人も家族も、1日1日がとても大切になり
目覚めて病人が息をしていることにとても感謝するし
死ぬ側は、その何十倍もありがたいのだと思う
そんなことを弔った後何年もかけて気づいていく
また、事故や災害など予期せぬことで
亡くなった場合は
亡くなった側にもきっと無念さがあり
家族は放心する
双方が驚きの中にいる感じ
どちらの死も深い悲しみであり、喪失感であるが
前者の方が謎が少ない喪失感じゃないかな
後者は突然切り離された糸の切り口を見つめる時間が長い
亡くなった者は口もきけず
「死」を理解し、深めるのはこの世に生を受けているものだけ
だから、生きる責任はとても大きく尊いものなんだね