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大起証券㈱ Tel:06-6300-5757(代表)
谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定（貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
＜今週の予定＞
・15日：中国小売売上高・鉱工業生産、敬老の日
・16日：米小売売上高、FOMC(～17日)
・17日：加中銀政策金利、トランプ大統領英国訪問
・18日：英中銀政策金利、日銀金融政策決定会合(～19日)
・19日：日本消費者物価指数、ユーロ圏財務相会合
・22日：新月
＜CFTC建玉明細＞
金
(直近3週間)
右軸：大口投機玉買い越し
9月9日終了時点のNY金大口投機玉の買い越しは261,740枚。
前の週と比べ、12,210枚買い越しが増えました。
取組増加は、大口投機玉による買い玉増加でした。
白金
(直近3週間)
右軸：大口投機玉買い越し
9月9日終了時点のNY白金大口投機玉の買い越しは14,356枚。
前の週と比べ、2,642枚買い越しが減りました。
取組増加は、大口投機玉による売り玉積み増しです。
CFTCとは”US. Commodity Futures Trading Commission”の略で、米商品先物取引委員会のこと。各取引所の建玉明細を開示することを義務付けており、毎週金曜日引け後にその週の火曜日時点の参加者別建玉明細”Commitments of Traders”を公表している。
＜今週の見通し＞
今週は中銀ウィーク、日英米中銀が揃い踏みです。
日英政策金利は据え置き予想ですが、市場はFRBによる25bp利下げを100%織り込んでいます。
額面通りならドル安の進行が予想されますが、利下げの織り込みはかなり進んでいるため、今後の「利下げスケジュール」に市場の注目は移っています。
月曜日に米上院はミランCEA委員長のFRB理事就任を承認する見通しで、火曜日から始まるFOMC会合に間に合いそうです。
雇用の失速やFRB理事が1名ハト派に入れ替わることから、年内2回利下げ期待がさらに増えるのかどうか注目されます。
日銀については自民党総裁選を来月に控え、今会合での政策変更は見送られそうです。
注目は展望レポートが公表される10月会合への言及で、この時点では次の政権が発足しているであろうことから、政策変更が示唆される可能性があります。
16日からトランプ大統領は三日間の予定でイギリスを訪問する予定です。
チャールズ国王の招待を受けての訪英で、前例のない2度目の訪問となります。
こちらでのトランプ氏による発信には注意が必要です。
右軸：大口投機玉買い越し(上下逆注意)
9月9日時点の大口投機玉による円のポジションは、91,643枚買い越しです。
前の週から比べ、18,385枚買い越しが増えました。
大口投機玉は、売り玉を大きく減らしました。
東京前営業日比
(時間は東京タイム)
＜会員様向け＞
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