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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
▼韓国ウォン、再び下落
ドル高優勢のなか、主要通貨のなかでも「韓国ウォン」の下落が目立ちます。
「トランプ関税発動表明」直後に記録した以来の安値ゾーンに突入、ドル高ウォン安が進んでいます。

外国人投資家離脱の影響が大きく、記事によると11月第1週に外国人投資家は韓国総合株価指数(KOSPI)市場で7兆1511億ウォン売り越したとのことです。
昼間基準では過去最大の売り越し、ウォンをドルに換える動きが加速しており、ウォン相場にとっての圧迫要因です。
今年のウォン最安値は1ドル=1,488ウォン、これはトランプ関税表明直後の4月9日に記録しています。
今回の1,450ウォン越えは、このとき以来の安値です。
▼ウォンが崩れるとき…
これまでの歴史から韓国ウォンが崩れる時は、必ずと言っていいほど世界規模のリセッションが起こっています。

まずは1997年、タイを発端に拡大したアジア通貨危機。
韓国はこの年の11月にIMFに対し救済を要請、翌12月には1ドル=1,995ウォンにまで下落しています。
次にリーマンショック時の「韓国通貨危機」。
リーマン株を取得すると表明していた韓国産業銀行が、一転出資協議を打ち切り。
深刻なドル不足を招き、ウォンは2009年3月に対ドルで1,600近辺にまで下落しています。
2016年は年明け早々上海株式市場が大荒れ、史上初のサーキットブレーカー作動、後日サーキットブレーカーは撤廃されるなど、上海市場は1月だけで25%の下落に見舞われました(上海ショック)。
そして記憶に新しい「コロナショック」。
ダウは連日2,000ドルを越える下落、サーキットブレーカーが発動しました。
その後の「トラス・ショック」では、一時リーマン以来の水準にまでウォンは下落しています。
米当局による利下げ期待の後退から売られてきたウォンですが、米利下げが止まるとウォンは1,500突破も懸念されています。
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