逆転までの日数(白金編) | 浪風谷本

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10月29日に東京金、白金が発会し、今日で11営業日が経過しました。

先週末の東京白金取組が8月限11,853枚、10月限12,660枚となり、10営業日目にして先2本の取組が逆転しました(ちなみに東京金は、8月限31,344枚、10月限17,299枚)。

 

発会日

逆転日

日数

 

発会日

逆転日

日数

2015.12.24

01.18

15

 

2018.02.26

03.12

11

2016.02.25

03.09

10

 

2018.04.25

06.08

30

2016.04.26

05.10

7

 

2018.06.27

07.23

18

2016.06.28

07.14

13

 

2018.08.29

09.19

15

2016.08.29

09.21

17

 

2018.10.29

11.09

10

2016.10.27

12.08

29

 

 

 

 

2016.12.26

01.05

7

 

 

 

 

2017.02.24

03.03

6

 

 

 

 

2017.04.26

06.09

30

 

 

 

 

2017.06.28

08.04

27

 

 

 

 

2017.08.29

09.07

7

 

 

 

 

2017.10.27

11.21

17

 

 

 

 

2017.12.26

01.11

9

 

 

 

 

 

東京白金取組の特徴として、委託は売りにならないということが挙げられます。

前回発会よりも高ければ逆転に要する日数は短く、安ければ長い傾向があります。

8月限発会値は2,829円、今回10月限発会値は2,980円。

10月限は前回発会よりも上がって発会したため、今回は「10営業日での逆転」という早さでした。

 

 

過去3年間、逆転までの平均は15.44営業日でしたので、10営業日以下20営業日以上の出現を週足に入れてみましたが、当然価格上昇時の発会では短くなっています。

 

一方で内部要因にはどのような影響が見られるのか、以下のようになっています。

 

※新システム移行後

 

委託買い越しのピーク時に20営業日以上が出やすく、これから委託買いが増えそうなタイミングでは10営業日以下が出現しています。

乗り換えにくい場面では買いが増えにくく、逆に乗り換えがスムーズに行える場面では買いも入れやすいでしょうから、当然と言えば当然です。

今回は10営業日以下でしたので、特に価格が下げると委託買いが飛躍的に増えるはずです。

 

 


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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、農産物、オプション)、証券一種外務員