テレビや新聞をはじめとする各メディア全体がインターネットによる情報発信へと徐々に移行し、出版不況といわれ久しいなか、某クオリティペーパーが世紀の大誤報を認めたことにより、ますます紙媒体への信頼性が揺らいでおります。
その昔、近所のダイエーの惣菜売り場でよく顔を合わせておりました、元 毎日新聞論説委員の大橋弘氏は、１０年以上も前から新聞の存続をあやぶまれておりました。
氏は吉田松陰が提唱された【飛耳長目】を地でゆく徹底した現場主義者で、【現場】と【経験】を最重要視されており、お話しをさせていただくたびに、
自分で見聞きした事実に基づいたうえで、
自分なりの真実を導き出せ！
と耳にイカができるほど言い聞かされたものです。
それ以来、そのお言葉を胸に機会があるごとに実際の現場に身を置き、なるべく当事者の目線に立って物事を考察するクセを身につけました。
しかし、様々なことを深く掘り下げるほどに、世の中には知らないほうが良いことばかりがあふれていることに気づかされます。
『MOZU Season1～百舌の叫ぶ夜～ 第２話』 より
社会全体の大きな流れを把握することもたしかに重要なことかもしれませんが、そんな手前勝手な大義のもとに自分の身近にいる人達をないがしろにして、大事なモノの優先順位をはき違えていることのほうが危険だと感じるようになりました。
目のまえに置かれている課題から目をそむけ、長電話にいそしんだり、ブログのアクセス数を上げることに躍起になったり、自分の名前で検索をかけたり、フェイスブックやツイッター、ＬＩＮＥなどで他人の動向をのぞき見することをやめるところからまずは始めたいと思います。
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名古屋市熱田・瑞穂・伏見の賃貸マンション経営
［有限会社ファルコン］