スクリプトみたいなコメントにうんざりして、しばらくここを離れていた。
人生は続くし、時間がある限りは笑っていたいが、そう簡単ではない。
簡単じゃないから、人は挑むんだなと思った。
思うがゆえに我があるなら、思わなくなったらきっと廃人だ。
廃れた人は、廃れた言葉をそれでも愛しく思う。
時代遅れのネアンデルタール。
あるいはカブトガニ。
流線型の流星を待って、そうやって時間が過ぎる。
愛しさも忘れて、日々の働きに働きかけられていく。
答えはないけれど、それは答えを作れるっていう問いだ。
歩いてみた、歩いてきた道を、どうにでも、どうにかと。
振り返っては、また前を向いていく。