商売として途絶えるとしても歌は死なない。けれど・・・・ | 透明な濁り Transparent impurity

透明な濁り Transparent impurity

壊れた世界の中の壊れた国の
壊れた男の戯言と妄想日記と現実の欠片
音楽から雑誌、日々のあれこれと過去の断片
統一感の無い愚かなブログですが、宜しければご笑覧ください

来月発売のBRAHMANの【超克】がとても待ち遠しい。基本的に初回版商法は大嫌いなのだが、AIR JAM2012の映像が収められたDVDなので初回版を買ってしまうかも。本当は初回じゃなく、永久的にこれを付けて販売するほうが長期的にはプラスな気がするのだけれども、そうもいかないんだろうな。比較的良心的なトイズファクトリーですらこうなのかと少し遠い目に。

買わなかったけど、SEKAI NO OWARIなんて、シングルで2種類初回版出してたし、トイズファクトリーのあのアーティストを大事に、リスナーも大事にという感じはビジネスの前に吹き飛んでしまってきているのかな。別に限定版が悪いわけではないが、だったらデラックス版と通常版みたいな海外みたいな売り方すればいいのにな。

まあ、そうやっていても英国のHMVは倒産してしまったわけだが・・・・。もう海外では配信中心になっているというし、売れない売れないと言いながら、世界的に見たら日本はまだCDというかフィジカルなリリースが売れている数少ない、しかも上位の国だというのだけれど、かつてのような規模での売上ってのは厳しいと思う。


その上で、どうやったらアーティストに正当なお金が払われて、音楽制作とライブに集中できるような環境を構築していくかってことが今後さらに求められていくんだろうな。ビジネスのためにCDにおまけつけて売っていく時代もそう長くは続かないだろうし。


多分だけど、面白いバンドってライブハウスあちこち回ればまだまだ多々いると思う。音楽雑誌が斜陽化しているのは、youtubeなりmy spacceで未知のバンドと雑誌を介さなくても出会えるようになったからだろうし、爆発的なセールスでなくとも、その人にとって特別となり得るバンドを自分で見つけられる可能性ってのは昔よりはあ高いと思う。

そのためには受け身じゃなくて、自分でいいバンドを見つけるためにアクションしなければならないけれどもね。


電子書籍が今ひとつ跳ねてないように、おそらく保守的な日本の人たちは(含む自分)ガラっとフィジカルなものから電子化はしないだろうから、どうその人達の購買心を初回商法以外でも取り込んでいくかってことを戦略的に考える必要があるのかもしれませんね。


別に初回商法も前みたいに批判するつもりはないんだ。ただ、そこで枚数競っても音楽業界は幸せにはならない気がする。でも、ネットのライターさんがいっていたように、そういう人たちのCDが売れるから若手バンドを育てられるってのも事実なんだよね。そこは素直に認める潔さは欲しい。

今が転換点なんだろう。しかもぎりぎりの。音楽が好きな人ができることはCD買って、ライブ行って、楽しめる音楽と触れることしかないのかもしれないなと今は思っている。