第十二幕:ウェルビーの認知行動ワーク(CBT)のメリットデメリットについて | 孫悟大のブログ

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どうもニコニコ

 

今回はウェルビーのカリキュラム「認知行動ワーク」について語らせていただきます.

 

で、正式名称がまた長いのでこっからは先は「CBT」と敢えて呼ぶの悪しからず。

 

で、「CBT」とは病院やデイケアで行ってる「認知行動療法」をもっと簡易的なモノにしたカリキュラムで、社会生活や日常生活におけるストレスの緩和方法や、「アンガーマネジメント」についての知識や身に付け方や自身の「思考のクセ」を客観的に気付きを得て学ぶカリキュラムです。要は、本能的に考えたり感じる「自動思考」は変えられないけど、その「自動思考」の先の考え方や行動を変えるワーク。

 

俺が通所していた事業所のCBTでは、主にアンガーマネジメントについてのレッスン多めで、アンガーマネジメントにおいて有効的な、

・「シナリオ法」:何か「これってどうなの?」って出来事が起きた時に「極端に悪いシナリオ」と「極端に良いシナリオ」を脳内で考えた上で、「中間なシナリオ」を考えてストレス緩和する思考の仕方。

 

・「友達法」:友達や身内にシェアして心のストレスを緩和したり、怒りを鎮める思考パターン。

 

・「アンガーマネジメント」:怒りのコントロール法。怒る直前に例えば「6秒ルール」で人間の怒りは平均的に「6秒」過ぎたら鎮まるらしいので、その「6秒の壁」として「深呼吸」や「目を閉じる」等を行う。俺みたいに「6秒の壁」を簡単に限界突破する人間には効かない為、個々で自分に合った「アンガーマネジメント」を探す必要がある。

ワークシートが見つかったので、載せておきます。

 

 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
メリットとしては、正式な「認知行動療法」ではありませんがウェルビー特有の「基礎的な知識」が身に付きます。例えば、アンガーマネジメントもウェルビーで紹介してる事だけが効果覿面な訳ではなく、自分なりにワークを通して自分なりの「アンガーマネジメント我流」を身に付けられたり、考える様になります。「アンガーマネジメント我流」は、本当に自分だけに合った自分の為だけの「アンガーマネジメント」なので、それさえ身に付けられたら一応社会生活においても困る事が一つは減ります。
 
デメリットの回でも触れましたが、デメリットはまずカリキュラム担当職員が考えた「怒りのネタ」や「ストレスになるネタ」がチープだという事です。たまたま掲載したワークシートは俺の過去を思い出す内容だったり、利用者自身の怒りのネタ採用の日だったので怒ってますが、カリキュラム担当職員が考えたネタが本当にチープで、
・夕食に自分の好物が並んでなかった
・駅構内で急いで走ってた人にぶつかられたけど、ぶつかった人は謝罪せずに走り去ってしまった
・忙しそうにしてる同僚に返事を無視された
・先輩社員にプリントを投げ渡された(まずそんな先輩社員いるのか???)
・揺れる満員電車の中でぶつかられた
等です。ねっ?怒りどころかストレスなんて覚えないでしょ?少なくとも俺の通所していた事業所の俺含めた利用者達は「怒りどころかストレスも感じない」と口揃えて言ってたので、正直「アンガーマネジメント」の訓練なのに「怒り」どころか「ストレス」も感じない様な「ネタ」しか用意出来なかったカリキュラム担当職員の発想力がどうかと思う。
次のデメリットが、グループワークの回でも触れましたがグループ組んだ利用者が「ダンマリ」や「消極的」や「脱線」だとワーク行ってからの「意見交換」の時間に何もシェア出来ずに終わった事が何回もあり、カリキュラム担当職員や見回りのお手すきの職員は何も注意しませんでした。オマケにグループ決めはアイスブレイクならまだしも、カリキュラム担当職員のスマホのルーレットのアプリで決められてしまい完全恨みっこなしのランダム性だったので甘んじて受け入れるしかありませんでした。
最後のデメリットが、ウェルビーの「認知行動ワーク」は病院やデイケアで教えてる本格的な「認知行動療法」と違い、沢山のパターンを学んだり、知識として身に付けられる訳ではなくずっと「シナリオ法」・「友達法」・「アンガーマネジメント」のルーティンの繰り返しなので、正直三回目からは「もういいよ・・・。」となりました。確かに繰り返しやる事は大事だけど流石に学べる事がチャプター3迄なら、くどいってなりました。
 
以上がウェルビーの認知行動ワークのメリットデメリットについてでした。まあ、今なら認知行動療法ってググれば出てくるし、Youtubeでも探せば視聴出来る時代なので、必ずしもウェルビーに通所して身に付ける事でもありません。それに本当に認知行動療法を受けたい場合は病院に罹るのが一番ですからね。
 
では、またウインク