第三幕(前編):ウェルビー通所のデメリットについて | 孫悟大のブログ

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どうもニコニコ

 

今日から二日間は「ウェルビー通所のデメリットゲッソリ」について書かせていただきます。

また、これも前回同様に「俺という青二才の一意見と主観」なので、

これからウェルビー通所を検討されてる方は「これが全て」と考えずに、参考程度にして下さいお願い

また、この「デメリット編」は思い付いた物全て書いたので、「前後編」に分けさせていただきますので、悪しからずお願い

 

1.基礎的知識だけで実践で使える知識は学べない 

先程話したビジネスマナー・コミュニケーションスキル・認知行動ワーク・就活については確かに基礎的知識は学べます。ただし、そこまでです。

例えばシチュエーション別でのコミュニケーションスキルや態度等が学べる「Social Skill Training」では予めウェルビーの制作側の方で「文言」や「シチュエーション」が限定されてしまっているので、「他のシチュエーション」については自分で考えて動く必要や、発想する必要があります。カリキュラム担当職員に例えばPowerPointに記載のないシチュエーションで気になった事を聞いても「直面した時にご自身の発想と工夫で乗り切って下さい」と言われるだけで答えとして返って来ない。職員も万能では無いので仕方ないと思うが、シチュエーションに対して「PowerPointに記載のあるシチュエーションだけ」に囚われてる傾向にあるのもまた事実。

また応募書類についても基礎的な履歴書の見方や職務経歴書に書くべき項目をざっくりとだけPowerPointで教えてくれますが、実際に応募書類を作成する時に役立つかといったら役立ちません。結局、応募書類作成は自分で考えないとならないので。

更には認知行動ワークも同様で、基本的にアンガーマネジメント中心で進められていきましたが、カリキュラム担当職員が毎度考えるアンガーマネジメントの「怒りのシチュエーション」のネタが凄くチープで、例えば「狭い駅の通路で急いでる人にぶつかられたけど、ぶつかった人は何も言わず急ぎ足で行ってしまった」とか「夕食に自分の好物がなかった」とか、到底怒りを覚える事でもないネタで、カリキュラム担当職員が我々利用者に怒りを感じるか聞いてきました。そして100%の確率で全員一致で「怒りを全く覚えない」という結論に毎回至り、職員から小馬鹿にされたように「皆さん案外器量が大きいんですね」と言われるまでがオチでした。なので、俺はアンガーマネジメントについてはウェルビーでの基礎的知識ではなく、自分で怒りを制御する方法を身に付けました。なので、

結論。ウェルビーでは基礎的知識を学べるカリキュラムもあるけど、それすら学べないカリキュラムもあり、更には制作側で限定されているので応用や実践で使えるかといったら使えません。

 

2.電話応対訓練がクソ 

次はウェルビーの電話応対訓練についてです。正直、ウェルビーの電話応対訓練は企業での電話応対に特化というより、「電話に出る勇気のない人間に電話に出て勇気を身に付けさせる訓練」というのが相応しいです。

順を追って説明させていただきます。まずウェルビーの電話応対訓練は毎週金曜日のカリキュラム「オフィスワークシミュレーション」の総務課の訓練の一環として行われます。まずウェルビーが作成した電話応対訓練のマニュアルを渡されますが、文言は既に決められており、その文言も企業向けの文言ではなく、ウェルビーの他センターで同じく電話応対訓練を行っている利用者向けの文言で例えば「今日の昼食の弁当は何ですか?」とか「本日の〇〇センターのカリキュラム内容を教えてください。」という内容です。唯一使える文言が「郵便番号・住所・fax番号」を聞く文言だけです。またその他の「伝言」や「取次」等の文言も決められていました。

で、次が同じ総務課のメンバー同士での練習になりますが、訓練の場が利用者スペースではなく職員席で行われるので、席が隣の人もしく対面の席に座っている利用者との台本をガン見しながらの読み合わせです。電話応対は相手が受話器の先で何を次に発するか分からないのが普通なのですが、お互い台本ガン見状態なので次に相手が何を言うのか分かってしまうので正直練習になっているのかどうかすら怪しかったです。更には相手が見えない様にという練習で互いに背中合わせ状態で台本ガン見での読み合わせやパソコンを開いた状態で対面の相方が見えなくしての読み合わせもありました。この読み合わせで大体3週間~1か月使います。

そして漸く電話応対訓練が始まっても、相手が全国のウェルビーの事業所の利用者相手で、おまけに全国約110か所あるセンターの内、利用者の当日のメンタルもあるので、参加するセンターは大体10か所超えればいい方という状況。で、架電する俺はなるべく自分の糧になるように質問を住所についての質問に縛って、台本も閉じて訓練を行ってきましたが、受電側は本当に骨がなく100%の確率で「今日の昼食の弁当は何ですか?」でした。取次や伝言はというと、こちらがやりたくても他センターがNGを出している確率100%だったので、やった事も受電側で応対した事すらありません。

結論はウェルビーの電話応対訓練は就職後に活かせるのは住所から電話番号の文言・メモの取り方・住所や電話番号を読み上げる時の抑揚やスピードの三点です。それ以外は全く身に付きませんし、役立ちません。 

 

3.ウェルビーのパソコンがクソ 

3番目がウェルビーのパソコンがクソという事実です。他の事業所は分かりませんが、俺が通所していたウェルビーの事業所のパソコンは結論から話すと、30台中25台はWordもしくはExcelを開くだけでパソコンが落ちるもしくはフリーズして動かなくなる程に性能がクソでした。

パソコンメンテナンスのプロや知識ある職員がいなかったので、フリーズして動かなくなっても直せず、結局そのままの状態が続いていました。

残りの最新モデルの5台だけが正常に動いていましたが、当日のロッカーは職員によるランダム性なので自分で希望を出せないのが辛いとこで、もし性能クソのパソコンの中でもクソ・オブ・クソ性能の電源からホーム画面が立ち上がるかどうかすら怪しいパソコンに当たった時はもう諦めるしかなかったです。勿論、交換申請は後から出せましたが、結局性能クソレベル10が9にランクダウンするぐらい性能クソに変わりはありませんでした。それにウェルビーの職員が使用しているパソコンも親元のウェルビー本社からの支給品で、性能クソでした。具体的にはPowerPointを開いただけで落ちたり、フリーズしたりと酷かったです。何でこの件は事業所ではなく本社が悪い。 

 

4.グループワークが地獄 

次がグループワークについてです。ウェルビーでは週に2~3回グループワークがありますが、その時のグループ分けでのメンツが極端に良い時と、極端に悪い時があります。

極端に良い時はちゃんと意見が時間内にまとまって、話し合いも出来てと上手く嚙み合って進められました。

極端に悪い場合はまず蚊の鳴く音の方が大きいんじゃないかってぐらい何言っているか全く聞き取れないメンバーや、渡されたプリントに何も記入出来ていなくて個人の意見発表が出来ないメンバーだと、話し合いにすらならず、意見もロクにグループでまとまらず、結局俺一人だけで意見発表した事が何回もありました。

ウェルビーのグループワークのルール上、意見の否定はルール違反になるのですが、一人「俺だけが正しくて全部を理解出来ているんだ」と豪語していた大卒の兄ちゃんがいて、そいつとグループ組んだ日は俺含めグループメンバーの意見を全く通させてもらえず、その兄ちゃんの独壇場になっていました。

更にはSMAPと嵐に強い憧れを抱いていた男性利用者は、彼等のモノマネで大仰な前置きを言ってからしか意見発表が出来ないルーティンを5分強かけて行っていました。 

ここからが本題になります。

まず声が聞こえない時に「もうちょっと声出してもらえますか?」と何回か呼びかけた事がありましたが、その時は見回っていた職員が飛んできて「孫さんちょっと。」とその場で面談室行きで、「圧をかけるな」とか「圧が強い」と俺が注意されました。聞こえないから聞こえないと言っただけで、「圧」は大げさ過ぎる。

また、グループメンバーが一切喋らず、一切意見発表をせず仕方なく俺一人の意見だけ発表した時は終わってから担当職員に面談室に呼ばれ、「傾聴力がない」や「一人プレイするな。」と説教されました。全員口つぐんで俺が話振ってもずっとダンマリ決め込んでグループワークが成立していない状況見ていなかったのかって話です。おまけにダンマリ決め込んでる利用者に柔らかく2回ぐらい話振ったら振ったでその場で面談室行きになって「無理に喋らすな。」って説教されました。どっちにすれば良いんだよ話です。 

大仰な前置きをする男性利用者に対しては、彼の前置きだけで5分強取られていたので、彼が前置きを言う前に「前置き良いから、意見だけ言って下さい」と言ったら、そのSMAP信者の彼が「このグループはつまらない💢!」といきなり大声で騒ぎ出し、俺は俺で「前置きを否定するな」と担当職員に説教されました。グループワーク前のアイスブレイクやワークの説明だけで、常に時間ぎりぎりだったのに、幾らルーティンとはいえ5分強もSMAP風の前置きなんか聞いてられるか。それでワークが間に合わなかった事何回もあんだぞ・・・ムキー

結論は、ウェルビーのグループワークで意見を出したり、要約する能力は身に付くし、意見発表をする度胸もつきますが、グループメンバーとの協調性だったりグループメンバーとの話し合いについては2割ぐらいしか活かせないと思った方が良いです。

ちなみにカリキュラム担当職員と手すきの職員の2名がワークを歩いて見回ってはいましたが、声が聞こえない利用者やずっと口をつぐんでいた利用者や否定ばかりする利用者達に対して全く注意した事がありませんでした。 




 

5.休みがない・・・。 

5番目が休みが極端に無い事についてです。

ウェルビーは「祝日や世が長期休暇中でも働ける人材の育成」を目指しているらしく、基本的に家族の用事や旅行・病院の定期通院・その他重要な私用以外での祝日やGW連休やお盆期間中の休みは認められず、基本通所日です。

そして去年2023年の6月からは、ウェルビー本社の方針が変わり、それ迄は祝日や土曜日は半日通所で済んでいたのですが、方針変更後からは土曜日と祝日もフルタイムでの通所となり、余計に休みが減ってしまいました。唯一の長期休暇が年末年始の12月30日~1月3日迄の5日間のみでした。

また、ウェルビーの一か月の通所日は30日までしかない月は22日間の通所日が必須で、31日間まである月の通所日は23日間必須です。31日間の時は必ず土曜日通所が必須で、土曜日を入れないと日数が足りません。それと毎週土曜通所はキツイからと2週間に一回にすると面談を組まれて、「何で通所出来ないんですか?」と問い質されます。

また人間なので疲れで体調崩す時があったりもします。で、ウェルビーに病欠の連絡をすると、体調よりも先に「振替の通所日」の予定を問われ組まされました。振替の通所とは、例えば体調不良で月曜日の通所を休んでしまった場合は、代わりに土曜日にフルタイムで通所しなければならないというウェルビーのシステムです。また、体調不良以外でも電車が半日運行休止になって半日しか通所出来なかった場合も振替の通所として、土曜日フルタイムを余儀なくされます。

なので、このブログを読んだ後でこれからウェルビーに通所しようとしている方は、本当に一週間の中で睡眠時間と日曜日以外は休まなくても大丈夫と思える方のみにして下さい。オススメは決してしません。人間約36時間(土曜日の夜から月曜日の朝まで)で週6日の疲れやストレスが取れるとは到底思えません。

 

6.基本雑談禁止 

長々とすみません。ですが、デメリットは全てお伝えしておきたいのでもう少しお付き合い下さい。

ウェルビーのルール上、雑談は禁止ではありませんが暗黙の了解として雑談禁止です。というのも、俺の担当職員曰く「話す事で疲れる利用者もいるし、喋り声が不快な利用者もいるから雑談は基本的には禁止」と言っておりました。百歩譲ってこの指摘はまだ許せます。

ビジネスマナーやコミュニケーションスキルのカリキュラムで「雑談力」を試される事がありました。普段から雑談しても職員から止められてた事も相まって雑談が上手く行くはずもなく、そして雑談が上手く行かなかった場合はカリキュラム担当職員や定期面談で担当職員から「雑談力を利用者と磨きなさい」と言われました。いやいや、雑談したら面談室送りにされて説教で、雑談力がないと利用者と磨けってあまりに理不尽じゃないか?

ただし、ある一定のグループは雑談していても職員から注意されず、逆に職員複数名が混ざって派手に雑談していたのが、スタートエンターテインメントオタク(ジャニオタ)のグループです。たまたま俺が通所していた事業所にジャニオタが固まっていて、職員達の中にも数名ジャニオタがいたからグループ結成して、雑談に花を咲かせていました。ジャニオタが許されて、アニオタやゲームオタの雑談は職員が素早く飛んできて解散させられました。

そのジャニオタの雑談について余談があります。前に俺に一回振られた事があって「母と妹共が嵐ファンだ」と話したら、何をどう間違ったのか俺自身が嵐ファンにされてしまいました。正直に言おう。俺はアンチ嵐もとい、アンチジャニーズだ。ここでは詳しくは話さないが、虫唾が走るほど俺はあいつら全員大っ嫌いだ。それはまた別のとこで話します。

なので、これは通所している事業所による問題ですが、俺が通所していたウェルビーの事業所では雑談力は決して身に付きません。

7.アドバイスが抽象的 

これもまた俺が通所していた事業所になりますが、担当職員と主任のアドバイスや注意が抽象的で、具体的に両人から言われたのが「工夫と発想が足りない。工夫と発想が無い人間は社会で生きる資格がない」というイマイチピンと来ない言葉でした。勿論聞きましたが、その返答が「ウェルビーで学んだ事をノートを見返して思い出しなさい」というこれまた抽象的な言葉でした。 

 

以上が前編のデメリットになりますゲッソリ

これだけでも「通所に相応しくない就労移行支援事業所」だと個人的に思いますが、

まだまだこれでも半分ですゲッソリ

少しでも検討されてる方の参考になれば幸いですウインク

また明日、後編を更新します。次回はここまで溜め込んだ「💢極限の怒り💢」が爆発💥しますムキー

 

では、またニコニコ

・ウェルビー通所のデメリット前編動画版:

 

 

・人生初怒りのコントロール成功した日: