あなたは世界に100個しかない宝石をもっています。しかも100個!!

...ちょっと非現実な想定だったので現実的な想定を入れましょう
あなたは、おはじきを100個買ってきて、それぞれ1個1個に落書きしました
これであなたは世界に100しかない宝石(あなたが落書きしたおはじき)を手にしました

そのおはじきを使ってあなたと私でポーカーをします
一進一退の攻防でしたが、時間切れ
勝負はそれぞれ一つずつおはじきを机の上に出していって、出せなくなったほうの負けです

10・・20・・...
45個目であなたのおはじきが尽き、私はまだおはじきを10個もっていたため私の勝ちとなりました。
1個1個を双方がだし、同時に尽きるかどちらかがあまるかを調べるのが数の同数比較です。



また別の日。
今度はあなたが圧勝しました。
おなたはこのおはじきを100個もっています。
私はいくつ持っているかわかるでしょうか?

もちろん0個ですよね
なぜならあなたが100個全部もっているからです。

あなたが比較用に1個だしたとしても、私は一つも出せません。


どんなものであれ、あなたが全部もっていたなら私の所持数は0個です
私に限らず誰ももってません
これはおはじきに限らずりんごでもバナナでも何でも同じです
もしあなたが「全部」もっていたら私は一つも持ってません

何かを比較するとき、比較元に「全部」があるなら比較先の数は0個です
同数になることは普通ありえません


世界に100個しかない宝石をあなたが全部持っているにもかかわらず
私がこっそり3つ持ってるなんて事はないわけです。
いつの間にニセモノ作ったんだって話になりますよね。





でも普通でないものもあるんです
それが自然数です

自然数の場合、比較元に全ての自然数があっても、
比較先の自然数と個数を比較して、「同数」になることがあります。
比較元に全てがあるのに比較先の自然数は0個ではないんです。

おはじきでもりんごでもバナナでも不可能なのに
なぜ自然数ではそんなことが出来るのでしょうか?