同じことを思っている。
ツインソウルだったら、相手も自分と同じことを思っている。
それを感じ取れないでいる人も居る。
一人は相手を唯一無二と思っている。本当はその相手も唯一無二と思っているのに、何かが邪魔してそれを感じ取れていない場合もある。
恐れとか、不安とか、わからない感情に戸惑うとか。
だけど、二人が出会ってすぐ、その期間だけは、何も感じず、魂の赴くままに引き合うことが出来る。
恐れや不安や戸惑いはその後にやってくるから。
まずは、魂だけがわかるから。
だから、一度は愛を感じあえているはず。
最初から、相手からの愛を確かに感じられていないなら、勘違いかもしれない。
あの時、あの人はきっとああ言いたかったに違いない。
あの時、あの人はきっとああしたかったけどしなかったんだ。
いや、それ本当?
思い込みの可能性はない?
魂の衝撃は、理性をも超える。他の感情を吹き飛ばすほどに。
だから、出会った一時だけ、ツインソウルは触れ合いたい欲望の通りに触れ合って、見つめ合いたい欲望の通りに見つめ合って、愛おしさの感情もストレートに表すことができる甘い時間を過ごせる。
何もかもを飛び越えて。
ただ、身体が結ばれることは無い。それは、最終段階だから。それは、許されていないから。
その後、沸いてくる恐れや、不安や、戸惑い。
そして、離れてしまう二人。
思い返すのは、二人の甘い時間。愛されていることはわかっているけれども、振り返るともっと愛されていたことがわかる。
この段階の人は、わかるよ、あの時彼はああしたかったんだ、あの時彼はああ言いたかったんだ。
だけど、そうじゃない人が、あの時ああ言いたかったんだ、ああしたかったんだは勘違いじゃない?
あなたの思いが強いからって、相手も同じとは限らない。
今までに感じたことがないほどの思いでも、あなただけが感じているのなら、それは勘違い。
一度は確かに愛が通じ合い、喜びを噛みしめる。
それは、生半可なものじゃなくて。押さえられないほどの思い。
本物のツインソウルは同じ思いでいる。
例え、今、離れていたとしても。
貴方が会いたいと思っている相手は、心の奥底では会いたいと思っている。
貴方が唯一無二だと思っている相手は、心の奥底では唯一無二の相手だとわかっている。
でも、その思いを覆い隠すような何かがある。
それを取り去ることができた時、お互いの同じ思いが表面に現れ、結ばれる。
二人は同じ何かに向かって、ともに歩き始める。
必ずともにあろうとする。三次元的にね。
魂だけが結ばれていて、死ぬまでともに在れないということは無いよ。
なぜだかは、ツインソウルに出会っている人はわかる。
感じられる。
出会っている人だけが、わかればそれでいい。