Jr.BORDER ACT.14

2018 55

神戸市王子スポーツセンター


キッズ、ジュニアからアマチュア、そしてプロへと一つの道が確立されつつある


常連の矢野 夢河選手(トリニティサンズ)は抜群のテイクダウン、安定のパス、極めで盤石の強さを見せた。

他のトリニティサンズ所属の選手達にも言える事だが、純粋なレスリング、柔道、柔術とは違ったMMAグラップリングを体現している所がとても興味深く、指導されている須田代表の手腕とともに大人も参考になるのでは無いかと考えさせられた。


師匠譲りの立ちバックで快勝した鸙野 大河選手(修斗GYMS直心会)、今回特に感じられたのは所属選手のレスリング技術の飛躍的な向上。

生島コーチによるレスリングと、生駒代表の極めが上手く融合していけばこの先 さらに強固なスタイルになっていくのでは無いかと思う。


更に今回は神奈川より参戦の正田 聖龍選手(ストライプル・オハナ)は流石柔術のチャンピオンと思わせる動きで圧巻の勝利。

関西の選手にとって良い経験になったのでないだろうか。


他にも師匠譲りのスピードが持ち味の澤田 孝希選手(チームKIZUNA)、いつも元気、大ベテランの安芸 志隆選手(MMA Zジム)、常連強豪、松元 奏太選手(パラエストラ東大阪)、直心スタイル継承者 亀井修真選手(直心会生野道場 TK68) 、安定のポジショニング 谷口 健人選手(西神BJJ)、テクニカルなグラップリングの堀澤 朔選手(SCORPION GYM)、成長著しい貞岡 毅龍選手(総合格闘技ゴンズジム)等々。


個人ベストバウトは キッズグラップリング キッズ矢野 来綾選手(トリニティサンズ) vs鸙野 咲幸選手(修斗GYMS直心会)の一戦。


今大会で最もインパクトを残した矢野選手は抜群のフィジカルから繰り出されるテイクダウン、極めで一本を量産。

早くも時期女王の貫禄さえ感じられた。


対する鸙野選手は抜群のスピード、テイクダウンで序盤有利に進めるも、最終的に矢野選手のチョークに掴まり一本負けになった。

今回はフィジカルの差明暗を分けた結果となったが、まだまだ成長期の2人の今後のライバルストーリーに期待せずにはいられない。


811日(土)遂にキッズ、ジュニア修斗全日本大会が復活します。


第一回Jr.BORDERからの悲願、日本一を決める大会です。


子供達の為にも、今後の修斗の為にも皆様のお力添え無くては大会開催は考えられません。


また何卒御尽力の程宜しく御願い致します。



最強より、最良を。