以前から苔のテラリウムの存在が気になってて、良い苔を見つけたので作ってみました。
アクアテラリウムっていう水槽の中に植物とか砂利とか入れて風景を作り上げて魚を育てるやつの苔バージョンです。
苔だけを育てる少しマニアックな感じかもですが、ここ数年巷で人気が出ているようですね。
ボタニカルブームでリビングにグリーンを的な延長でしょうか。
確かに管理が簡単で飾ってて可愛いんです。
育て方は後々お伝えするとして、こんな感じで作ってみました。
↑まずは砂利。これは鉢底になるので厚めに入れます。
↑木炭。ビンの中の空気をキレイにしてくれる役割があります。
↑次はミリオン。珪酸塩白土を乾燥処理させたもので根腐れ防止にも役立ちます。
ミネラルも補給します。これは水に濡れたらドロドロになって見た目に美しくないので
見えないように中心に。
↑砂です。川砂。今回はこれで傾斜を作ってみました。
↑ホソバオキナゴケ
山ゴケとも言います。扱いやすく乾燥にも強いのでテラリウム向きの苔です。
サイズがバラバラなのでパズルのように組み合わせます。
↑砂苔。めちゃくちゃ強い苔です。死なない苔だと聞きました!
扱いはかなり難しい・・・1本1本がばらばらだし緑の部分をキレイにそろえなきゃいけないし。
菜箸でつまんで植え込む感じですね。
↑これは乾燥した砂苔(左)と
霧吹きをして5秒後の砂苔(右)です。
カリカリに乾燥しても5秒で元に戻りました。
水やりの目安になりそうです。
↑瓶の中をコケで埋め尽くしました。
ここで一旦霧吹きでたっぷり吸水。
水道水そのままじゃなくて1日以上貯置きした水を使います。
ガラスに付いた水滴は汚れに原因になるので拭き取ってくださいね。
↑完成!!
瓶の中の水分だけで循環して育つのでフタをしておきます。
水やりの頻度はお居場所によりますが我が家では3ヶ月に1回です。
それも夏場で!!
なかなか乾燥しないですが、もし上の写真みたいなカリカリ状態の砂苔になったら
あげてください。ホソバオキナゴケも乾燥すると少し表面が白っぽくなるので
そうなったらあげます。
置き場所は直射日光は必ず避けます。
少し明るい室内が理想です。
蛍光灯の下でも育ちます!
冷暖房が強いと、中の温度と外の温度の差で水滴が付きやすいと思いますので
常温が理想です。
水滴が付いたらフタを開けて拭き取り、少し水分を逃がしてやると良いです。
1年くらいしたら伸びるかもなのでボーボーになりそうだったら苔の先をハサミでカットしていけば良いと思います。