中間管理録トネガワ アニメ情報&第44話『窓際』感想 ~Love is blind~ | ツェーイーメン ~福本漫画感想日記~

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感想の前に・・・
 
先日発表されたトネガワのTVアニメが7月スタート、利根川役の声優が森川智之さんにそれぞれ決定しました。

 

過去に森川さんが演じた役柄のうち、私が知っているのは旧ベルセルクのグリフィス、ジョジョ4部の吉良。

同じサラリーマンで苦悩の絶えない生活、そして紳士と悪役を兼ね備えているという意味では吉良に重なる部分があるように思います。

 

声優業に慣れていない白竜さんの演技も利根川という人物の堅さに合っていて大好きなのですが、森川さんは本職のベテランなので繊細かつ艶のある演技となるはず。

カイジ本編の利根川と比べると、だいぶ若返った印象を受けるでしょうね。

 

白竜さんでイメージが固定されているので最初は慣れないでしょうが、経験豊富な方なので心配無用ですね。お二方の演技の違いに注目しても楽しめそうです。

 

あとは3/25にAnime Japan2018で明かされる続報を待ちましょう・・・。

 

 

以下、第44話感想です

 

ある日・・・チーム利根川のオフィスでは、西口がメンバーにお茶出ししていました。

自分の分のついでとは言いますが偉いですね。

佐衛門・・・せっかくの厚意を蔑ろにするのは良くないな。
 
相変わらずドライな佐衛門・ドラえもんの発動に堂下も呆れ顔。
代わりに中田が謝る始末でした・・・
 
・・・が!

 

 
その日、佐衛門と西口は同時刻に退社。
一度は別々の道に別れますが・・・それは帝愛本社をぐるりと一周しただけでした。
 
そして・・・合流・・・!

EEEEEEEEEE!?!?!?(*。◇。)
 
なんだと・・・まさかの社内恋愛!?
チーム利根川にカップル誕生なんて・・・誰が予想できたんだ( ゚∀゚; )
 
一時は佐衛門の片想いに留まったかに思えましたが、実はその後意を決してアプローチを掛けていたのでした・・・!
結果的には大成功、1週間前から二人は付き合うことになりました。
 
つまり佐衛門の冷たい対応はボロが出ないようにするため、わざと距離を置いていたのですね。
 
 
関係がバレては少なからずチームに気を遣わせてしまいますから、今のアットホームな職場環境を保ちたいのは当然。
 
西口は中途加入だからこそ、その気持ちは強いようです。
 
皆さん優しいし・・・
例えば・・・
先ほども仲間のミスをきちんと謝れるとアピールしていましたし、SNSを追っていたり、利根川にセクハラの釘を刺されていたりもしますから・・・中田は露骨に気があるだろうな。
 
親切心の延長ですから拒むのはかわいそうですが、西口にその気がないとしても佐衛門は心配。
 
傍から見ればお腹いっぱいなやり取りですが・・・
実はその様子に戦慄しながら、すぐそばで一人呑みしていた者がいました・・・!
 
思いっきりバレた・・・!Σ(~∀~||;)
 
まさに恋は盲目・・・二人には周囲の人影など目に入らないのでしょうね・・・。
 
こうして決定的現場に居合わせてしまった権田ですが、もちろん誰にも明かせません。
しかし佐衛門の西口へのドラえもん対応は日に日に増加・・・。
西口も人が好過ぎるね・・・。
 
付き合うと決めたなら、他の人からの誘いは曖昧に受けてほしくない・・・。
キッパリと断る必要はありませんが、遠回しにでも気がないことを察してもらう対応をしないと佐衛門がちょっとかわいそう。
 
・・・待てよ、私が偉そうに恋愛を語るのはおかしいよな(@_@)
 
でも福本作品でこんな展開になったのは初めてだから・・・ナンダコレ、過去になく感想書きづれえ・・・(  ゚ ▽ ゚ ;)
 
 
とにかく・・・見るに見かねた権田は利根川に報告。
しかし佐衛門も西口も立派な大人ですから、外野がどうこう指図するまでも無いはずです。
 
基本的に喜ばしい事ですから、利根川も干渉せずに見守るしかありませんね。
 
なんでこいつらが・・・
ワシの行きつけのバーに来とるんだ・・・!
 
権田には寛容に接するよう伝えましたが、いざ自分が居合わせるとは思っていなかったわけで。気まずいな(;^_^A

 

決めた以上はスルーするしかありませんが、このバーには自分の行きつけだと言って佐衛門を連れてきたことがありました。
 
いずれ遭遇する可能性があると知っていたはずなのに・・・やはり周りが見えていないのかな。
うん、見えてないね( °д°) 清々しいほどに。
 
 
というか・・・二人が毎日の飲みに高級店を用いるとは思えませんから、ここが利根川の行きつけなのは意外だな。
 
帝愛の次期№2ともなれば会員制クラブあたりを利用してそうなイメージですから、この辺りで庶民的な感覚を持っているのが利根川らしさですね。
 
カイジ本編とは違って権力を振りかざさず、決して偉ぶらない・・・
本当に理想の上司ですわ・・・

 

 

こうして誰も釘を刺せないでいるうちに、二人は帝愛周辺での逢引きを繰り返していました。

 

2週間後には・・・

どことない気まずさが立ち込めるオフィスに、今日も響く「ん」の一文字・・・w
 
それに気付いていないのは、もはや当事者の二人と・・・
よりによって中田だけ・・・!(  ゚ ▽ ゚ ;)
 
他メンバーの心労も知らずに佐衛門をディスり続けてます・・・
 
全員が演技だと知っているので影響はありませんけど、真実を知らせて中田が沈みこむのも見たくないよね・・・。
これも放っておくしかない状況ですから皆がソワソワするのも分かる・・・(@_@)
 
何を切り出すべきでもないだけに歯痒い日々が続きました。
 
・・・が!
3日後の朝のこと・・・
∑(゚Д゚)!?
 
Σ(・ω・ノ)ノ!?
 
二人は揃って短髪で出社してきました・・・!
 
佐衛門といえば第10話で遅刻した時ですら、ただ一人頭を丸めなかったのに・・・このタイミングで何があったんだ。

西口の方も、この日は心なしか書類を置いたりドアを閉めるときの音が大きい・・・
しかも髪を切ったのは気分転換と話していましたが・・・気分転換って、つまりそういう事!?
 
山崎・堂下・荻野・権田・川崎の5人は喫煙ルームに集まって予想を立てましたが・・・かといって直接聞くことは出来ない。
 
 

果たして真相は何なのか・・・

 

 

どこまでも振り回されるメンバーたちなのでした・・・w
 
先ほどの5人が揃っている辺り、このバーに来たのは真相を知るための確信犯かもしれないな。
今回ばかりは二人の行動パターンが筒抜けだったのが役に立ったね・・・(^▽^;)
 
まずは二人の関係が変わらないようで一安心。
 
・・・というか佐衛門、この前は西口を妹キャラとか言ってたのに・・・いざ付き合ったら自分を弟扱いさせてるのかw
なかなかだな君は。
 
 
・・・何なの、この謎の敗北感は・・・。
いや、羨ましくなんかないよ。
 
ないよ・・・
 
・・・( ´_ゝ`)
 
 
・月刊ヤングマガジン№2(2018/02/04号)より。