先月のトネガワは2話掲載です。
遅くなりすぎました( ゚д゚)
この日、チーム利根川はいつもの第3会議室でデスクワーク中。
西口は利根川へコーヒーを運びますが、ふとその額に絆創膏が張られているのに気づきました。
訳を尋ねると、やはり会長に制裁された跡との事。
それも、一緒に道を歩いていたところ、何の前触れもなく急に後ろから杖で叩かれたのでした。
理不尽とはいえ・・・もはやそれは日常茶飯事。
利根川はさして気に留めていませんでしたが・・・、
・・・と思いましたけど、振り返ってみれば・・・
トネガワでの会長は、ヨガや心理テストにハマっていた時期がありましたね。
今回の気難しさが女子的なものかは別としても、意外に遠くはないのかも・・・?
利根川たちも困惑しますが、
西口は証拠として、即座に西野カナの「トリセツ」を流し始めました・・・!
しかしまぁ・・・確かに符合する部分は多いなw
特に前半は会長の性格そのものだね。
曲を聴き終えた利根川たちも、自然と会長の顔が浮かぶのでした。
そして数日後・・・
さっそく利根川は会長の歩くスピードに合わせてみると、確かに叩かれることは無くなりました。
光明を見出した利根川は、西口の考える会長のトリセツを聞き出すことに。
西口によると女性は基本、共感を求めるとのこと。
しかし、これについては利根川はいつも会長に対してはYESマン。常日頃から行っていることですね。
とはいえ、自虐的な一言は否定してもらうのが前提。
それによる安心を求めてのことですから、全てに同意するのはご法度です。
確かに基本的ではありますが、流石は西口。
初登場時のチームへの細かな気遣いにも表れていましたが、相当女子力は高そうですね。
また、道を歩くときは率先して重い荷物を持つことも大切と教えますが・・・
やはり完全には理解しがたい部分もありますが、さっそく利根川は行動を開始!
というかこの余興は何w
土俵が札束というだけで特に悪魔的には見えないけど面白いのだろうか。まぁ利根川ではありませんが、他でもない会長が笑っているのであればそれでいいけどね。
その後も外出時に会長を車道側から離したり、記念日には新しい杖をプレゼント。
慣れない行動の連続にじんましんは出ますが、
さらには日々の感謝を手紙に綴るなど・・・会長からの心象を上げるため、地道にアクションを起こし続けました・・・!
すると・・・効果は着実に表れ始め、
無事に苦労が報われた・・・そう思われましたが、1か月もするとパタリと会長からの連絡が途切れてしまいました。
とはいえここ数か月、利根川はあらゆる理不尽に応え、どれだけ多忙でも会長の誘いを最優先しています。
これといった原因が思い当たりませんでしたが、西口は気が付いていました。
最近の利根川は失礼の無いように心がけるあまり、会長に対して受け身になりすぎていたことを・・・!
誘いを待つだけでなく、自分から誘わねば・・・女子は不安に陥ってしまうのですね。
まあ女子目線からのアドバイスを求めたのは利根川の方ですし、釘を刺しづらいだろうけど。
恐らくの原因も判明したところで、さっそく利根川は会長をキャンプへ誘う事に。
もちろん、それは贅の限りを尽くした王のキャンプ。
真摯に魅力を伝えますが・・・会長からは反応なし。
というより、無視。
不機嫌の理由を尋ねても答えてくれません・・・!
利根川は会長に振り回され続ける運命にあるのでしょうね・・・。
改めて暴君である会長の理不尽さが表れたエピソードだったと思います。
鉄骨ネタも消費し、原作とリンクする展開が作りづらくなった以上、やはり利根川や会長自身のキャラクターを掘り下げていく方向になるのかな。
ただ・・・今回に限らずではありますが、ややトネガワ内での会長の威厳が落ちすぎている気はします。
意外にも寂しがり屋、というのは個人的にはイメージの枠内。
しかし、それが完全に女子として部下に認識される・・・という展開は確かに面白いことは間違いないのですが、行き過ぎとして賛否が分かれるかもしれないな。
ギャグ漫画とはいえ公式スピンオフですから、特に性格についての設定の追加はデリケートになりますね。
面白ければそれでOK、で済まされないラインは人それぞれと思いますが、スピンオフゆえの生みの苦しみはあるだろうな・・・。