そして・・・!
以下、今月のアカギ感想。
http://ameblo.jp/fake-or-bluff/theme-10093607504.html
今回のアカギは連載300回目を記念し、巻頭カラー&32Pの増ページでした・・・!
(↓なぜかサブタイの「闇に降り立った天才」に句点が付いています)
アカギと再戦するため、仰木の稲田組へ向かう事にした鷲巣。
しかし、鷲巣麻雀による猟奇殺人の証拠を消すため、既にクルマは処分済み。
白服たちは手分けをしてタクシー会社へ電話しますが、なかなか捕まえることが出来ません。
岡本はもはや電車で行くしかないと進言しますが、鷲巣にとって大衆の移動手段を用いるのは屈辱的。
とても気が乗りませんが・・・しかし他に手段がない以上、背に腹は代えられませんね。
一方、鷲巣が向かっているとも知らない稲田組では、
安岡と仰木が軽い祝勝会を開いていました。
手元の1億ずつを眺めつつ、充実感に浸る二人。
金を諦めたアカギの言動に納得のいかない安岡ですが、その無欲こそが強さの源。
改めて、嵐の夜を回顧していましたが・・・
その時。
表から、騒々しい大声と共に駆け寄る足音が・・・!
それは、
しかし、アカギは既にこの場を離れていました。
なぜ、あれだけの功労者を引き止めないのかと怒る鷲巣ですが・・・
当ての外れた鷲巣でしたが、今のアカギは疲労困憊。
この界隈のホテルで休憩しているだろうと、さっそく捜索に向かおうとしますが・・・
仰木たちはアカギを駅まで送った際、すぐに改札を抜けていくのを確認済み。
そして行先も告げられていない為、現在は行方不明です。
既にこちらから居所を知る術は失っていました。
とはいえ、ここまで来た以上は諦めきれない鷲巣。
今後アカギから連絡があった場合、必ず知らせるよう二人に命令しました。
しかし改めて、アカギへ対する鷲巣の執念は相当なものだな。
一息ついた仰木も、アカギがとんだ貧乏くじを引かされてしまったと苦笑い。
今回の勝者はもちろんアカギですが、
敗者である鷲巣はその「アカギ」という人生の目標、生きがいを手にしました。
もはや政治に干渉できない今後の鷲巣の人生にとって、心に火をつける対象が得られたことは価値があるだろうね。
財産は半減、失ったモノは大きいですが、同時に得たモノも一番大きかった。
そして、安岡と仰木も互いに1億という十分な報酬を得ました。
ただ・・・当のアカギはどうでしょう。
確かに形の上では勝者となりましたが、求めていたのは命を賭けた真の死闘。
ヒリつくような闘牌による決着でした。
しかし、実際はルール違反の輸血という変則的な終結。
達成感を満たされなかったアカギは勝ちを認めず、金の受け取りも放棄しています。
つまり、勝者であるアカギだけが何も得ていないばかりか、鷲巣巌という狂人に見込まれてしまいました。
その頃・・・鷲巣は白服たちを引き連れ、足を棒にして街を歩き続けていました。
もはや当てもなく、実現は絶望的と知りながら・・・
うわ言のように、アカギとの再戦を口にするのでした。
アカギの行方が気になります。