アカギ EPISODE300 感想 ~再戦への執念~ | ツェーイーメン ~福本漫画感想日記~

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カイジ・アカギ・トネガワ等
福本伸行先生の漫画作品
について意見するブログ。
熱い三流を目指します!

ようやくテスト期間が終了し、昨日から実家に帰省。

 

そして・・・!

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遂に入手しました!(°∀°)b
 
時代はドラクエ11?スプラトゥーン2?
いやいや、
今年の夏休みはPSカイジとPS2アカギで決まりでしょ!
 
いずれ必ずプレイすると決めていたので、敢えて情報は入れないようにしてきました。
攻略等にも頼らず、初見で挑みたいと思います。
 
そして・・・初プレイ時の記録を残したいという意味で、調子に乗って実況をUPすることも考えています。既に多くの方が上げていますし、トークも滑舌も絶望的なので需要は皆無でしょうけれど。

 

 

以下、今月のアカギ感想。

 
(鷲巣麻雀決着までの簡単な流れ↓)

http://ameblo.jp/fake-or-bluff/theme-10093607504.html

 

 

今回のアカギは連載300回目を記念し、巻頭カラー&32Pの増ページでした・・・!

 

(↓なぜかサブタイの「闇に降り立った天才」に句点が付いています)

 

アカギと再戦するため、仰木の稲田組へ向かう事にした鷲巣。

 

しかし、鷲巣麻雀による猟奇殺人の証拠を消すため、既にクルマは処分済み。

白服たちは手分けをしてタクシー会社へ電話しますが、なかなか捕まえることが出来ません。

 

2時間もあれば、アカギは組を離れてしまうかもね。
 
仰木に電話して留めてもらうにしても、金を得た彼らが再戦など望むわけがありません。

 

 

岡本はもはや電車で行くしかないと進言しますが、鷲巣にとって大衆の移動手段を用いるのは屈辱的。

 

とても気が乗りませんが・・・しかし他に手段がない以上、背に腹は代えられませんね。

またシュールなコマだなw
 
キレイに等間隔に並んで、膝にグーの手を置いて、卒業証書授与の待機中みたいになってる(^_^;)
ここまで張り詰めた空気の車内もそうそう無いだろう。

 

地味に鷲巣が座席に1枚毛布を噛ませてるのが細かいな。

 

 

一方、鷲巣が向かっているとも知らない稲田組では、

安岡と仰木が軽い祝勝会を開いていました。

既に日付をまたぎ 夜明けを迎えていますが、二人とも熱戦の余韻から目が冴えているようです。

 

手元の1億ずつを眺めつつ、充実感に浸る二人。

 

金を諦めたアカギの言動に納得のいかない安岡ですが、その無欲こそが強さの源。

 

改めて、嵐の夜を回顧していましたが・・・

その時。

 

表から、騒々しい大声と共に駆け寄る足音が・・・!

 

それは、

死んだはずの鷲巣が目の前に!
これは怖いな(  ゚ ▽ ゚ ;)
 
たじろぎつつ金を死守しようとする二人ですが、鷲巣の目的はもちろん金ではなくアカギとの再戦。

 

しかし、アカギは既にこの場を離れていました。

 

なぜ、あれだけの功労者を引き止めないのかと怒る鷲巣ですが・・・

まあ大勝負を終えたとはいえ、アカギがそんなウェットに馴れ合うとも思えないね。
無理に引き止めるのも野暮ですし、アカギの生き様を尊重したいだろうな。

 

当ての外れた鷲巣でしたが、今のアカギは疲労困憊。

この界隈のホテルで休憩しているだろうと、さっそく捜索に向かおうとしますが・・・

 

仰木たちはアカギを駅まで送った際、すぐに改札を抜けていくのを確認済み。

そして行先も告げられていない為、現在は行方不明です。

既にこちらから居所を知る術は失っていました。

 

とはいえ、ここまで来た以上は諦めきれない鷲巣。

今後アカギから連絡があった場合、必ず知らせるよう二人に命令しました。

突然の出来事に戸惑う二人でしたが、考えてみればアカギは稲田組の住所も電話番号も知りません。
 
鷲巣も駄目元で話したのでしょうが、そもそも連絡など来るはずがありませんね。

 

しかし改めて、アカギへ対する鷲巣の執念は相当なものだな。

 

 

一息ついた仰木も、アカギがとんだ貧乏くじを引かされてしまったと苦笑い。

 

今回の勝者はもちろんアカギですが、

敗者である鷲巣はその「アカギ」という人生の目標、生きがいを手にしました。

 

もはや政治に干渉できない今後の鷲巣の人生にとって、心に火をつける対象が得られたことは価値があるだろうね。

財産は半減、失ったモノは大きいですが、同時に得たモノも一番大きかった。

 

そして、安岡と仰木も互いに1億という十分な報酬を得ました。

 

 

ただ・・・当のアカギはどうでしょう。

 

確かに形の上では勝者となりましたが、求めていたのは命を賭けた真の死闘。

ヒリつくような闘牌による決着でした。

 

しかし、実際はルール違反の輸血という変則的な終結。

達成感を満たされなかったアカギは勝ちを認めず、金の受け取りも放棄しています。

 

つまり、勝者であるアカギだけが何も得ていないばかりか、鷲巣巌という狂人に見込まれてしまいました。


車窓の日射しを受け、眠ったまま電車に揺られるアカギ。
 
果たしてどこへ向かおうというのか・・・
良いコマだね。

 

 

その頃・・・鷲巣は白服たちを引き連れ、足を棒にして街を歩き続けていました。

 

もはや当てもなく、実現は絶望的と知りながら・・・

うわ言のように、アカギとの再戦を口にするのでした。

あれ・・・アカギは完全に行方知れずとなりましたけど、もう再戦・延長戦の可能性は消滅したのでは。
 
非常に余韻を残した引きですし、次回の舞台が数年後でも不思議ではない締め方だな。
もしかして・・・これが本当の鷲巣編の終了なのか。

 

アカギの行方が気になります。

残り半年ですし、そろそろラストエピソードへ向けて展開されるのかな。
 
25年の集大成となる幕引きはいかなる着地となるのか、期待して待ちたいですね。