アカギ EPISODE294 感想 ~決着まであと3話・・・!~ | ツェーイーメン ~福本漫画感想日記~

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順序的にはハンチョウの感想が先なのですが、今回ばかりはアカギを優先します。

 

本当に書いてあるぞ・・・決着まであと3話の文字が!(画像は使いまわし)

ちなみに、実は2/15号の次号予告の時点で告知されていました。

ただ、あくまでこの時の文言は「あと3回」。

てっきり鷲巣のポンの回数かと思い、特に取り上げませんでしたが・・・まさか本当に決着までの話数を指していたとは。

考えてみれば・・・そもそも鷲巣のポンはあと4回必要でしたね。

 

今回の表紙はあと3「話」ですから紛れはありません。

さらに近麻の公式twitterでも

このようなツイートを流していますから、間違いないのでしょう。

 

常々早く進め、早く終われ・・・と思い続けてきましたが、いざ本当に決着が迫ると・・・寂しいような、哀しいような、やっぱり嬉しいような・・・不思議な気分になってきた。

 

いつかその時がやってくる事は分かっていたはずですが、もはやアカギの対面には鷲巣が座っているのが当たり前、この夜明けは訪れないのが当たり前と思っていましたから・・・。

これが20年の重みなのかな・・・。

 

経験したことのないレベルの感慨に浸れるであろう事は幸福。

ただ、このままでは来たる4/1、その後圧倒的な虚無感に襲われそうです。

 

 

感想の前に少し確認しますが、ここでの決着とは、恐らくアカギが和了るまで。

その後の鷲巣の採血等のエピローグは含まないものと思われますが、とはいえ・・・それでも今回を含むあと3話で決着まで至るとは・・・どうしても考えにくい。

 

考えられる和了の最短ルートは

鷲巣がポン→捨て牌のorを安岡がポン→鷲巣がツモ→敗北を悟って打ち込み決着。

手替わりや、アカギにツモ番が回るほどの余裕はないと思われます。

 

4手と考えれば可能であるようにも見えますが、まず現在の鷲巣は牌を倒せないほど精神的に参っていますから、その復活が必要です。

また安岡に関しても、まだ捨て牌のポンによって鷲巣にを掴ませる手筋に気付いていません。

さらには最後の打ち込みについても、当然アッサリとした心理描写で済ませるわけにはいかないので・・・省いてはならない展開が多いな。

 

当然、それぞれの一手一手に対する白服や仰木のリアクションも描かれるでしょう。

ですから、今回で少なくとも安岡のポンまでは進まないと厳しい・・・。

 

普段の5倍、いや10倍は巻く必要がありますね。

その辺りも含めて、ラスト3話・・・見守っていきます。

 

(6回戦オーラスに至るまでの簡単な流れ↓)

http://ameblo.jp/fake-or-bluff/theme-10093607504.html

南家・アカギ65800点 血液-2300cc (実質-1800cc)

北家・鷲巣104800点 血液-1900cc 失った資金・6億円

6回戦・南4局

 

ドラ表示牌西 (ドラ

裏=鳴き等による巡抜け 裏裏=暗槓


赤木(南) ※現在ツモ番

 

 

南ポン

 

暗槓南三索

 

 

安岡(西)

 

 

裏東

 

裏

 

東

 

鷲巣(北)  ※現在ポン可能

 

 

裏裏裏裏東

 

裏裏裏裏九萬

 

  

 

鈴木(東)

 

 

裏裏一筒裏裏不明

 

八筒裏裏裏白

 

一筒不明

※PC向けの表示なので、スマホ等ではズレが生じます。

 

前回、遂に大三元字一色成就に向けて動き出した鷲巣。

その一歩目としてを払いますが、鈴木のをポンできません。アカギを殺したくない鷲巣の潜在意識が阻むのか、手牌が巨石のごとく重みを増すのでした・・・。

 

不動の鷲巣に一同は困惑しますが、岡本はせめて「ポン」の発声をするように勧めます。鳴きの意思を示すことで、取りあえず時間を稼ぐことができますが・・・


→永久かつ完全に和了を失う!

 

うわぁ・・・どうした鷲巣(;´Д`)

前回の時点ではアカギを殺せない圧力に負けていたように思いましたが、この状態はそれプラス意識の混濁も入っていますよね。これは危ない。

 

鈴木の切ったは4枚目、つまりこれを鳴かなければ鷲巣の和了は消滅します。

安岡と仰木はまさに僥倖、早くツモって鷲巣の鳴きを飛ばしてしまえ・・・とアカギに進言しました。

 

絶望的な流れにも屈さず、一部の可能性に賭けた3つのカン。その粘り、営為が鷲巣の消耗を深め、この必勝へ繋がる状況を立ち上げました。

 

まさにアカギの執念の勝利、これで鷲巣は敗北確定・・・かと思われた、その時!

確かにここでツモ和了となれば、3話すら不要でしたが・・・その終わり方は呆気ないですよね。

しかし、当然安岡と仰木は猛反対。この千載一遇のチャンスを生かさない理由が分かりません。

 

アカギらしくもない緩手とも取れますが・・・相手は他でもない鷲巣。

アカギにとっては初めて生を実感させられた相手であり、自分を超える最強とも認めています。

 

今、この状況は二人が築いていた長い死闘の結論。

その末に得た権利は不可侵領域であり・・・朦朧としているから今のうちに、などという安い損得勘定で遮ってはいけないのです。

→待つ!

 

アカギなりの敬意、そして決着への拘りから来た言葉ですよね。

そもそも、この鷲巣麻雀は4回戦で鷲巣がギブアップ、アカギは勝利で終えることができました。

しかしアカギが強引に5回戦に突入させた理由、それは本気の鷲巣、一代でこの世の王に登り詰めた男の天運と、真の勝負がしたいから・・・というものでした。

 

このオーラスの一打一打、特に和了へ向かおうとしている現在の鳴きは・・・鷲巣の人生に置ける最も重大な行為と言えます。

その魂の紡ぎを拒むことは、鷲巣の天運に干渉すること。それが仮に、合法かつ正論といえる戦略だったとしても。

 

猶予の時を得たことで、岡本たちはチャンスだと必死の応援を続けます。

しかし・・・その声は、もはや鷲巣には届いていませんでした。

あああああああヾ(゚Д`;≡;´Д゚)ノ゙ヤバイ!

 

次第に視界も閉ざされていき・・・

 

さらには指先の感覚もおぼろに・・・

 

そして・・・

ヽ((◎д◎ ))ゝ

ええぇぇぇええ!!!

 

嘘でしょ・・・。

まさか、まさかこれは・・・

鷲巣の衰弱死ENDになるの!?アワワ ヽ(´Д`;≡;´Д`)丿 アワワ

 

最初に示した和了までの4手のうち、今回で1手目のポンすら進まなかった。いや・・・それ以前に鷲巣が精神的に立ち直ることもなく、むしろ大幅に悪化した・・・(°д°;)

 

というか、話の進行速度も普段と変わらない(むしろ遅い)ですし、あと3話という文字がない限り、決着間近とは夢にも思わない内容。

 

・・・もう残り2話ですよ!?本当に終わるの?これで。

 

あるとすれば、本当にこのまま鷲巣が衰弱して天に召されるパターンしかない・・・よね。でもそれは、安岡のポン戦略、6回戦を点数でも上回るとしたアカギの発言、これまでのフラグを無視した結末。

つまり・・・打ち切り、ということでは。

いや、ここまで引っ張って打ち切りだけは許されない。というよりあり得ない。

 

・・・???

 

頭の中が?マーク100個くらいで埋め尽くされている・・・(・_・;)

どうなるんだ、これは・・・。

 

あと2話で詰め込みに詰め込んだり、特別に増ページになったりするのかもしれませんけど・・・、無事に着地できるのだろうか。怖いよ・・・。

 

来月に・・・期待・・・します・・・。するしか・・・ない・・・