これは、鷲巣巌が初めて笑ったコマ。今とは全く異なる、穏やかな顔つきですね。
今日の内容の全てはここから始まりました。
というわけで・・・今回は予告していました通り、鷲巣の笑い方の調査報告です。
前回のアカギ編と比較しながら紹介します。
まず、最新32巻までにアカギが笑った回数は317回。
1巻あたりに直すと、9.9回でした。
そして案の定、鷲巣はそれを遥かに上回る結果となり、その回数は769回!
あれ・・・意外にアカギの2.4倍程度の差なのか、とも思いましたが、もちろん鷲巣は7巻以前には登場していません。
1巻あたりに直すと30.76回。アカギの3.1倍となります。
しかし・・・体感的には3.1倍でも少ないですよね。
それもそのはず。アカギの笑いは186/317回、実に半分以上が鷲巣編突入前の7巻までに集中しています。
つまり、8巻以降に限ればアカギが131回、鷲巣が769回。5.9倍の開きがありました。
アカギが1回笑う間に、鷲巣は6回笑っている計算ですから、これは印象的に大きな差が生まれるのも当然ですね。
鷲巣の笑いが多かった巻ベスト6は、14巻(104回)、18巻(67回)、24巻(62回)、11巻(61回)、12巻・23巻(53回)。
最も多かった14巻は、他の巻から群を抜いて、唯一100回の大台を突破していました。
これは嶺上開花の三槓子により、アカギが2000ccの採血に至ったため。鷲巣はその手の膨張と成就の過程で、勝利確定に惜しみなく笑い続けていました。
24回戦にグラフが伸びているのも、同様に2300ccに至る採血があったため。
18巻はW役満、23巻はダブリー一発、11・12巻はドラ12を巡る一局であったことが要因でした。
逆に、笑いの少ない16巻は5回戦オーラスでアカギの無限連荘があった影響。22巻は鷲巣の採血が進んでいった巻ですし、26・27巻は鷲巣が最も苦しんだ6回戦南3局です。
当然ですが、鷲巣がよく笑う巻は好調、笑わない巻は苦境。
つまり、このグラフは鷲巣の大勢を反映していると言っていいでしょうね。
次に、鷲巣の笑い方ランキングを発表!
ちなみにアカギに多い笑い方は、1位が「フフ」150回、2位が「ククク」119回、3位が「クク」41回という結果でした。
しかし、鷲巣の集計は正直、かなり骨が折れました。
というのも・・・アカギは前述の3つの笑い方を含め、全部で笑い方は7種類。
しかし、鷲巣には実に50種類の笑い方があったのです・・・!(^_^;)
全て紹介しますが、まずはベスト10から。
ちなみに、それぞれについて2点リーダー(・・)や3点リーダー(・・・)、それより点の多いものや、点が無いものもありますが、文字の部分のみに注目し、全て同じ笑い方としてカウントしています。
第10位!
第9位!
「クククク」22回!(うち心理描写14回)
第8位!
アカギには150回と最も多かった「フフ」ですが、鷲巣は8位という結果に。やはり静かな笑いよりも、声を張る笑い方が多いためですね。
第7位!
第6位!
第5位!
第4位!
「キキキ」40回!(うち心理描写3回)
第3位!
第2位!
そして第1位は・・・!
(うち心理描写134回)
もうダントツですね。これだけでアカギの笑いの合計を超えてしまっています。
アカギでは惜しくも2位だった「ククク」ですが、鷲巣には圧倒的に多い結果となりました!
だから何・・・と言われても困るので、間髪入れずに次!
その他40種類の笑いを一気に見ていきましょう。
内容は特に言及することもないので、笑い方ミュージアムと捉えて頂ければ幸いです。
「クッ・・・!」1回
「カカカカカッ!」1回
「クゥ~!」3回
「フ」1回
「クックックッ」4回(うち心理描写2回)
「フォフォフォ」1回
「クゥクゥクゥ」7回
「ホォホォホォ」1回
「キィキィキィ」2回
「キィキィキィッ」1回
「カァカァカァ」2回
「キキキッ」1回
「プハッ」1回
「クククククク」1回(心理描写)
「くはっ」1回
「くふっ」1回
「キキ」8回
「クゥクゥクゥッ」1回
「コォコォ」1回
「コォ」1回
「うほっ」1回
「ホッ」1回
「レレレのレ」1回
・・・という50種類でした!
私のお気に入りは「ギギギ」。
1回だけの登場ですが、なぜか強く印象に残っていました。
最後に、カウントをまとめた表を載せておきます。
(※=心理描写)
一つ断っておきますが、私は別に狂ったわけではないですよ(^_^;)
いざ、調べてみたら異様に多かっただけです・・・!(^▽^;)
それではまた・・・間隔はかなり空きますが、カイジ編に続きます。
もしも、誰得なデータについてリクエスト等があればコメントしてください(・∀・)