黒沢、街へ。社会は自由か不自由か。
話題騒然となった“奇跡の黒沢復活”単行本第2集!ついに黒沢が動き出す。
人知れず病院を退院した黒沢は、本当の意味でたった一人で街へと歩き出す。男・黒沢、54歳、無職、病み上がりの独身。黒沢はいきていけるのか!?
そんな情けない目で見ないで・・・(^_^;)
1巻の発売が昨年の11/29でしたから約半年ぶりですか・・・。1巻辺りの収録は8話で最新話は25話ですからこの2巻は勿論3巻も出そうと思えば出せるのですが、刊行ペースが遅いですね(・_・;)
表紙は11話「力」の1コマ目、丁度病院から抜け出ている場面ですね。それだけに表情は冴えませんが、今巻の大きなポイントが黒沢の孤立からのホームレス生活ですから仕方ないかな(・∀・)
内容は8話分と仮定すれば自主退院～「先生」との出会い～スーパーの試食編（川藤との衝突）までとなりそうです。川藤との決着は熱いと同時に虚しくもあり、黒沢らしい好きな展開だったのですが、そこまでは含まれませんね。
今巻の重要人物である先生と川藤には注目です(^_^)
ある意味正反対と言っていい性格ですが、方法は違えど孤独の黒沢に生気を取り戻させた意味でも大きな存在だと思います。
特にマイペースながら独自の価値観を持っている先生は絶望的境遇に置かれいている黒沢にとって精神安定剤のような存在になっているような気もします。最近はあまり活躍がないのが残念です。
発売は明日！