オトコってどこまで深く愛したいんだろう | Asami KUMIKOの煩悩菩薩

オトコってどこまで深く愛したいんだろう

ニコラス・スパークス「きみに読む物語」は、何度みても感動してしまう。
映画になる前になぜか原作本を買って読んでいて(フィーリング読み☆)
映像を観た時は感動したなぁ。




オトコって、どこまで深く愛したいんだろう


って思わせてくれる作品。
きっとニコラス・スパークスがそういう人なんだろうと思う。
それが現実にできているかどうかってことじゃなくて
そうしたい!!!
という強い想いを感じる。


この映画をみて
「ヒサン。。。可哀想」
と感じるのか
「なんて深い愛」
と感じるのか

どっちがいい悪いじゃないんだけど

こんなにオンナに尽くして、可哀想と思ったら
実際にこういう愛が目の前に来た時に受け取りきれないだろうな

と思う。

感動しまくっている私だって
この勢いで愛されることのコワさを感じるもん。

それなのにこの映画を観て夫は
「(ここまで愛しきって生ききれたら)本望だなぁ~」
と言う。


人生をかけた恋。
その恋を人生をかけて愛する。
最期のその日まで。

すごい。



飛行機で観た映画にニコラス・スパークスの新作映画がありました。
The choice」(日本では8月公開:邦題「きみがくれた物語」)

もう、これも号泣でした。

この映画も、女性の方が素直になれず受け取りきれないのよ。
オトコは決めてるの。
それなのに意地はってしまって。

それを乗り越え、結ばれますが、
深く愛し合っていても、日常が待っています。
今、目の前にある複数の選択が否応なく現れる日々。
相手をないがしろにしている訳ではないものの
優先順位が2番になってしまうことだってあります。

人生は選択の連続。

ほんの少しのことなのに
その選択がもたらすこととは。

優先しなかったことによってもたらされたことは
何が大事なのかを思い知らされることとなるのかもしれませんね。

その先の選択だって、幾通りもあって。。。

諦めることだって愛かもしれない。
諦めないことは自分のエゴなのか?

葛藤する彼は、愛する人を諦めきれません。


その愛するオンナを求める姿が胸を打ちます。



夫はまたしても「当然だね」なんて言ってました。
「すごく気持ちがわかる。サインできないよ。」
(サインについては、ぜひ映画を観ていただきたい!おススメ)


カンタンなオンナより、手こずらせるオンナ、わずらわせてくれるオンナが
居てくれることの幸せ、
それは、それでも愛しく思えるオンナが居てくれることのオトコの喜びなのかもしれない。

「うちのヤツ、大変なんですよ」

というオトコたちの誇らしい顔を思うと思い出す
今は亡き元CIAのアメリカ人。
奥様が宮城出身の日本人でご縁があり、ニューメキシコの別荘にお邪魔したときに

「ウチのヨメさん『オニババ』。
あなたのヨメさんも『オニババ』ね。
ワタシたち大変ね。」

とカタコトの日本語で夫に話しかけていたことを思い出します。
あの愛に満ちた誇らしい顔。
(当時、もうご病気でしたが、最期まで愛に満ちていたなぁ。
彼の話をし出したら、もう驚くことばかりで話が逸れるので彼の話は今日はここまでにします☆)


そう思ったら、オンナって、なんて幸せな生き物なのかしらと思う。





いろんな愛があっていいと思う。


ニコラス・スパークスさながらの愛に日々まみれて
びびりながらも、遠慮がちに(?)わずらわせている私なのでありましたドキドキ