希望の雫 | Asami KUMIKOの煩悩菩薩

希望の雫

とは、言っても、事業が上手くいっていない訳ではまったくなく、


むしろ、これからすごい展開が待っているという状況です。


今、まさに作戦会議中といったシーズンなのです。


次々と協力者が集まり、これから完成されたものから世の中に発表していくことになります。


もうすでにそのシナリオは書かれたものであり、


その作品は、一作品にとどまりません。


もちろん、FAITH.ですもの。


このポテンシャルは、すごいものがあるのです。



克もいよいよ本格始動します。


これから彼は、いくつかのプロジェクトを立ち上げ、運営していきます。


これから本領発揮というところです。


事業計画書を作成し、いざ融資の申し込みです。


自己資金がないので、連帯保証人が必要となり、独り立ちした長男にお願いすることになりました。


東京で研修中の息子は、二つ返事で了解してくれました。


そして、こんなメールのやりとりがあったのです。


「大丈夫です。もちろん信頼しているし、迷惑かかるなんて思っていないから。


それより、じいちゃんとかに、この話はしたの?


俺が言うことではないけれど、話をした方がいいと思う。


なんて、思いました。」


息子の成長を感じるやり取りじゃありませんか、もうこの時点で、私は嬉しくて、嬉しくて。


早速、夫は、両親に話をしました。


息子にお礼のメールをすると、


「すごい信頼してる。


全然心配はない。


きっと、じいちゃんたちも、本心は同じ気持ちだよ。



っていうか、俺も今までずっとお父さん達からもらいっぱなしだからね。」



私、泣きました。


あんなに危なっかしくて、いつも私が気をもんでいた長男が、こんなにしっかりして。


私も、長男をずっと見ていたけど、彼も私たちの背中をずっと見ていてくれたんだなと、


こみあげてくるものを抑えられませんでした。


「お父さんたちだもん、成功して当たり前!オレ、信じてるよ!


てか、心配ない!」


という力強いメッセージでした。



これが、私たち夫婦が23年間、力を合わせて創り上げた「絆」かと、


感動で胸が震えました。