妊婦の風疹感染で発生 胎児の先天性風疹症候群 | あなたの心に届ける詞

妊婦の風疹感染で発生 胎児の先天性風疹症候群



妊婦の風疹感染で発生 胎児の先天性風疹症候群 発生確率・3大症状・治療法


http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65850544.html
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※TOP画像のグラフは読売新聞から

風疹が大流行(パンデミック)のきざしだと騒がれています。母親が風疹にかかると、胎児に「先天性風疹症候群」を引き起こすと報道されていますが、その病状については具体的に言及されることは少ないように思います。

現在、風疹のワクチン接種の必要性が叫ばれていますが、ワクチン接種は、リスクと天秤にかけて考える必要があります。
風疹のリスクは、妊娠女性が風疹にかかった場合に胎児に発生する先天性風疹症候群(CRS)と言われています。
▼参考:先天性風疹症候群とは
このリンクからポイントだけ引用します。

先天性風疹症候群の発生する確率
『母親が顕性感染した妊娠月別のCRS の発生頻度は、妊娠1 カ月で50%上、2カ月で35%、3カ月で18%、4カ月で8%程度である。成人でも15%程度不顕性感染があるので、母親が無症状であってもCRS は発生し得る。』

「顕性感染」とは、「細菌やウイルスなどの病原体の感染を受け、感染症状が現れた状態」をさします。
感染症状が現れていなくても感染している状態を「不顕性感染」といいます。


風疹に顕性感染した時期が妊娠1ヶ月 50%超
風疹に顕性感染した時期が妊娠2ヶ月 35%
風疹に顕性感染した時期が妊娠3ヶ月 18%
風疹に顕性感染した時期が妊娠4ヶ月 8%

※母親が無症状でも、先天性風疹症候群は発生することがある
想像以上に疫学的に発生確率は高いと言われています。

この疫学データを参考にするならば、出来る限り妊婦に風疹がうつらないように周囲が気をつける必要があるでしょう。

後述しますが、妊娠した女性は風疹ワクチンを摂取してはいけないと言われています。

つまり、男性が風疹を広げないようにする必要が有るということになります。男性が風疹にかかることのほうが多いという事実があります。

大人の風疹の症状だけを考えて判断するという訳にはいかないということになります。

先天性風疹症候群の3大症状など
『臨床症状
  CRSの3大症状は先天性心疾患、難聴、白内障(図3)である。このうち、先天性心疾患と白内障は妊娠初期3カ月以内の母親の感染で発生するが、難聴は初 期3カ月のみならず、次の3カ月の感染でも出現する。しかも、高度難聴であることが多い。3大症状以外には、網膜症、肝脾腫、血小板減少、糖尿病、発育遅 滞、精神発達遅滞、小眼球など多岐にわたる。』


▼3大症状
先天性心疾患
難聴
白内障

その他多くの症状があります。
先天性風疹症候群の治療
『治療・予防
 CRSそれ自体の治療法はない。 心疾患は軽度であれば自然治癒することもあるが、手術が可能になった時点で手術する。白内障についても手術可能になった時点で、濁り部分を摘出して視力を 回復する。摘出後、人工水晶体を使用することもある。いずれにしても、遠近調節に困難が伴う。難聴については人工内耳が開発され、乳幼児にも応用されつつ あるが、今までは聴覚障害児教育が行われてきた』


つまり、先天性風疹症候群とは、さまざまな形となって現れるわけで、その1つ1つ個別の症状に対して治療(手術)するしか無いということが分かる。

子どもにとって大きな負担だけど、もしそうなったら家族の支えがひつようになる。

妊娠後はワクチン接種を避けろと言われている
『  妊娠可能年齢の女性で風疹抗体がない場合には、積極的にワクチンで免疫を獲得しておくことが望まれる。妊娠中のワクチン接種は避ける。しかし、たとえワクチン接種後妊娠が判明したとしても、過去に蓄積されたデータによれば障害児の出生は1例もないので、妊娠を中断する理由にはならない。極めてまれではある が、低い抗体価を保有していながら、再感染によってCRSを発生した例がある。』


つまり、妊娠してから、ワクチンを利用して免疫を高めることはできないのですね。
風疹ワクチンと社会との関係について、この機会に考えてみるのは、医療と社会と個人の関係について、判断能力を養うことができると思います。
必要なのか必要でないのか。常に考えなければいけないということです。

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http://www.city.higashimurayama.tokyo.jp/kenko/kenko/seijinhoken/kansen/kenco20.html
◆年齢層/性別の特徴
20歳以上が全体の約9割で、35から39歳の男性の報告数が最も多くなっています。 
◆予防接種歴 
接種歴「なし」と「不明」が全体の約9割を占めています。ワクチンを接種していれば、感染・発症を防ぐことができたと考えられます。

★若い世代を中心に風疹が拡大している理由
風疹ワクチンの定期予防接種は、昭和52年度から開始されましたが、当時は、先天性風疹症候群の発生を防ぐことを目的に中学生の女子のみを対象に予防接種が行われたため、現在30歳代後半以上となる男性は定期予防接種の機会がありませんでした。
 また、平成7年からは男女ともに接種対象になりましたが、現在の20歳代後半から30代前半の男性の接種率は低く、これらのことから風疹患者の多くが20代から40代の男性となっていると考えられています。

予防と感染防止

◆飛沫感染することから、外出後の手洗い、うがいをしっかりしましょう。
◆風疹は発疹出現の7日前から出現後5日間に感染性があるとされています。風疹が 診断されたら、感染を持つとされる期間は出勤や登校、外出を控えるようにしましょう。
◆風疹予防には、予防接種(MRワクチン)を行うことが重要です。

風疹は定期予防接種の対象となっている病気です。
風疹にかかったことがなく、これまで予防接種を受けていない場合は、かかりつけ医等へのご相談をお勧めします。

風疹の特徴
◆風疹は発熱、発疹、リンパ節の腫れなどを特徴とする病気です。
◆風疹はウイルスによる感染症で、咳やくしゃみなどの飛沫感染します。
◆特効薬はなく、症状を抑えるための治療が中心となります。
◆風疹に対する免疫を持たない女性が、妊娠中に風疹に感染した場合、胎児が先天性風疹症候群という病気になることがあり、特に注意が必要です。

先天性風疹症候群
風疹に対する免疫を持たない女性が、妊娠中(特に妊娠初期)に風疹に感染すると、白内障、先天性心疾患、難聴を主とする先天性風疹症候群の児が生まれる可能性があります。
 このため、特に妊娠中の方は、風疹に感染しないよう注意することが必要であり、家族からの感染や職場における感染も気を付けることが重要です。
 なお、妊娠中または妊娠の可能性がある場合、予防接種を受けることは不適切であり、また、予防接種後2から3か月は妊娠を避けることが必要です。

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注意点は 妊娠した女性はワクチンを打っては行けない!!
ワクチンを打ったら 2~3ヶ月は妊娠しないようにする
配偶者などが 20代後半~30代男性の方はワクチン接種をうける
原因は放射能による免疫能低下ともいわれているが はっきりとしないのが現実だ
放射能によるものは 因果関係が立証困難なところが 国民にはネックだ
ワクチンの副作用が騒がれる中 風疹ワクチンだけは 打っておいたほうが良い
胎児の先天性風疹症候群発生をふせぐことが大事なのだ
(参考)
http://ameblo.jp/kennkou1/entry-11508927387.html
大人の風疹が前年の45.6倍流行!患者の増加数は史上最悪ペース!各国が日本の風疹に注意喚起