人間たるゆえに・・・・
福島原発人為事故
記事のタイトルは人為としたのはもはや周知の通りです。
東北地震発生時から水素爆発に至るまでの政府と東電の対応により、国民から信頼を失ったといえます。
今迄の設備の杜撰な管理、安全基準、チェック機能、アクシデント対応の判断基準など全てが素人であると断言できると思います。
それとも全てのシナリオが予測できていての事実隠蔽という事も想定できます。
政府は、自らを露呈する事の否定から事実とかけ離れた言動が多々見られました。
原子力発電のメリットも周知の通りであるが、しかし、核分裂の制御、冷却保存法など、現代科学技術能力をもってしても全てのアクシデントに対して万能な策はありません。言わば、人類が制御できるものではなく、失敗は生物の遺伝子構造の破壊に繋がります。
今回の震災は確かに未曾有の大災害ではあるが、福島の津波10M超というのは過去の日本においても経験済であり、福島原発では要の冷却循環ポンプなどの設備を海抜5M地点に配置している事など、とんでもない事実である。
震災時から冷却機構停止後1日以内には原子炉内温度が300℃を超えている事は当初から分かっていた事実で、配管接合部の溶接、フランジのシール材(樹脂)が耐えられる温度を超えている。どうなるかは安易に予想できる事である。
この事は海外メディア、国内では元東芝のプラント設計者(後藤氏)などにより即事情がオンラインで配信されていた為、一般人でも事実を知ることは容易であった。
言っている事は技術的な理論値からくるものでもあり納得の説明である。一方、東電の記者会見には多くの(全ての)国民が怒りを覚えた事か。
そして国民はどれだけ事実の報告を期待したであろう。
政府も含め、今回の原発事故によって醜態を晒しただけでなく、信頼も失ってしまった。期待できない政府に国民はどうすればよいのだろう。
momoo ( 2011/05/31 14:20 ) オリーブニュースより
人類は遥か昔に 4本の足から 2本で歩くことを覚えた
それには いろいろな説があるが 500万年前後から直立歩行をしだした
その結果 脳の大きさが大きくなって 考えたり 工夫することを覚え
生活は豊かになってきた
そのうち 石器を作ったり 火を起こして 暖を取ったり 食物をあぶったり
しはじめた
物を所有し より自分たちに役に立つ方法を編み出して行った
それは経済をも発展させ 上下関係を生み さらなる科学の発見を進めた
そして 電力も 水力、火力などから 原子力へと様々な思惑を含み
現在へといたる
その結果 人間に出来ないことはないと思うようになったのではないだろうか??
何事も 人間の手に寄って為し遂げることができると!!
ところが さぁこの有様
暴走しだした原発には手が出ない
はたまた どうしてよいかわからずに右往左往
そうこうしているうちに 道ばたには人が倒れていることに気がついた
いや 気がついていないかもしれない
人の一生なんて短いもの
何万年ものを扱うことは許されない
自分が生きているうちに 解決できないことはいっぱいある
責任を負える範囲でしか 事を拡げてはならないと思う
