小出先生ブログ | あなたの心に届ける詞

小出先生ブログ

小出裕章 (京大助教) 非公式まとめ
京都大学原子炉実験所助教 小出裕章氏による情報

5月30日 1号機の循環注水冷却は不可能 小出裕章 (zakzak)

2011年5月30日(月)、ZAKZAKの記事で小出裕章氏(京都大学原子炉実験所助教)のコメントが紹介されました。転載させていただきます。(小出先生部分太字)

東電“でたらめ”幹部が開き直った!「工程表は努力目標」 (2011.05.30)

=====
 東京電力福島第1原発事故ではこれまで問題がなかった5号機で冷却用ポンプが故障し、原子炉の温度が急上昇した。相次ぐ予想外のトラブルにより、6~9カ月での収束を目指した工程表の見直しは必至。「年内の収束は不可能」(東電幹部)との声も出てきた。予定通りに進まぬ作業は“制御不能”の印象を強くし、国民の不安は増大するばかりだ。

 東電によると、5号機で原子炉や燃料貯蔵プールを冷却するためのポンプが28日夜に停止しているのが見つかった。発見された同日午後9時ごろには原子炉内の温度は約68度、プールは約41度だったが、29日正午にはそれぞれ約94度、約46度まで上昇していた。その後、予備のポンプが起動して冷却が再開された。

 第1原発では1~3号機でメルトダウン(炉心溶融)が起き、原子炉圧力容器の破損も明らかになった。ある東電幹部は「1~3号機の収束作業は同時進行できていない。1基ごとに同様の遅れが生じると9カ月という期限もギリギリ」と、年内の収束はほぼ不可能との見解。そもそも、「9カ月という期限はあくまで努力目標だ」(別の幹部)との声もある。

 小出裕章・京都大原子炉実験所助教(原子核工学)は、年内収束を目指す工程表にはもともと無理があったとみている。

 「東電は収束の合理的な見通しを示していない。政治側から言われて、無理やりロードマップを書いたのではないか。現在進めている循環注水冷却もメルトダウンした1号機では格納容器自体がすでに大きく損傷していると考えられ、不可能だ。あきらめて原子炉建屋周辺を含めた全体をセメントなどで覆い、汚染を広げないようにするしかない」

 5、6号機ではこれまで、地下水の流入で非常用発電機などが浸水しかかったほかは問題もなく、冷温停止状態を保ってきた。ところがここへきて起こった5号機の冷却停止トラブル。27日には第2原発の1号機で照明用の分電盤を焼く火災もあった。こうした第1原発1~4号機以外で発生する事態は作業進行の妨げとなるばかりか、「工程表通りに進まず、コントロール不能との印象を広めている」(原子力関係者)。見切り発車のスケジュール提示により、国民の不安はふくらみ続ける。



東電は今まで 手を尽くしてきたのだろうが すべて 失敗に終わっている

と言うことは このままではずっと大気にも 海にも汚染水を流し続けることか?

費やされた費用 被爆した労働者 被爆した国民
どんどんと 増えて行く

汚染地域も広がりつつあり その詳しい内容は秘密にされ どう動いていいか
わからない

この様に ある意味 提案があるのだから 検討しているのか???

先日の参考人としての意見はきちんと受け止めたのだろうか??

秘密裏に行うことは 余計に疑惑を招き 被害も拡大する

努力目標なんて言っていないで 工程表を日々公表し

どうなったのかの報告をしてもらいたい


今日の雲


$あなたの心に届ける詞


今日は 山梨へ移動

もうすぐ 田植えのため

そして 変な雲がいっぱいあった

車だったので 停められなかったが かろうじてこの1枚

渦を作っていた・・・初めてみた こんな雲

台風の後なのに 渦なんて