癒しの 仏教 | 乳がんになった自分を愛する日記

乳がんになった自分を愛する日記

乳がん になってしまったので、それを中心に書こうと思います。
そして、人間的にも成長したいです。

お寺女子、仏像や仏画が大好きな私ですが、
ほんの数年前まで・・・

宗教アレルギー でした。

学生の頃は特に、宗教全てに否定的な思いしかありませんでした。
大学の授業の必須科目であった宗教学は、苦痛でしかありませんでした。


そんな私も現在は、仏教LOVEドキドキ
人生どうなるか分からないものですね。

きっかけは、
うーん・・・なんでしょうか。。

わかりません。

ただ、無性に鎌倉のお寺さんへ行きたくなって、
そこで風にのってきたお香の香りに触れて・・・
それが始まりだったと思います。


生まれて、物心つく小さな頃から不幸なことばかりで、母親以外何も信用していない・・・そんな幼児でした。爆笑

思春期の頃、占いやおまじないブームがあり、くだらない!と心の中で馬鹿にしていました。

世の中は、新興宗教が次から次へと増え続け、仲の良くなかった同級生から突然電話があり勧誘されたり・・・

どんなに辛いことがあっても、辛すぎるからこそ、宗教には頼るまい!と。。

そんな私も、いい大人になり、たくさんの・・・本当にたくさんの経験を積んで、
うーん・・・
なんか疲れてしまったのでしょうか
癒しがとにかく欲しかった

理屈っぽい私は、

救ってあげますよ〜
こうすれば幸せになれますよ〜

そういうのは大嫌いでして・・・
信じなさい!と言われるほど信用しなくなります。



さて、ものすごーーーーい前置きとなってしまいましたが、
私が毎晩寝る前に読んでいる本をご紹介します。

仏教聖典


怪しそうでしょ〜?
宗教っぼいよね〜ニヤリ

わかる!わかりますよ〜その気持ち!


読みたくないと思います。


なので、私、これから
ブログで簡単に紹介していこうかなーって思います。

私は、
仏教徒でも、お気に入りの宗派も、仏教学を学んだわけでもなく(大学の授業はテキトーでしたから💧)
単純に、昔の人はこんなことを考えたり言ったりしてたんだなーと、そんな程度で書いていきます。


宗教アレルギー以外の方は、流し読みでも構わないので、お付き合い頂けると嬉しいです。



では、いきます!


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欲をおさえておのれに克つ(かつ)ことに努めなければならない。
身を正し、心を正し、ことばをまことあるものにしなければならない。
貪ることをやめ、怒りをなくし、悪を遠ざけ、常に「無常」を忘れてはならない。

もし心が邪悪に引かれ、欲にとらわれようとするなら、これをおさえなければならない。
心に従わず、心の主(あるじ)となれ。

心は人を仏(ほとけ)にし、また、畜生にする。
迷って鬼となり、さとって仏と成るのもみな、この心のしわざである。
だから、よく心を正しくし、道に外れないよう努めるがよい。

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お釈迦様が入滅される前にお弟子さん達に語った言葉です。

仏教は、基本、誰かのためではなく、自分が幸せになるためにはどうしたらいい?
といえ考え方をします。
誰かを救うために自分が犠牲になる
という教えではありません。

善良な人にならなきゃ、正しい生き方しなきゃ、
それは、誰かのためではなく、私は自分の為にしてました。
人に迷惑をかけないように、みんなの為に、みんなが喜ぶから
そんな風に思って・・・でも本当は、いい人だと思われたいからでした。。、
だから、努力が報われないと、「なんでみんな分かってくれないの!」 となる。←サイテーね

こんな私だから、

こういう生き方すれば、「楽」ですよ
こういう生き方すれば、辛くないよ

という、お釈迦様の言葉はすんなり心に入り込みます。


心に従わず、心の主(あるじ)となれ。


自分をコントロールするって、難しいね。
少しずつ、修練します。