ギンロバイ(ハクロバイ)の花がちらほらと咲き始めました。
バラ科の高山植物で日向を好みますがとても丈夫で庭のどこでも晩春から一重で小輪のかわいらしい花を咲かせてくれます。
今は庭の奥のティースペースの垣根になっています。
前回も登場したコーヴェデイルとその下に咲くクレマチス
庭の中で、バラとクレマチスはとても相性が良くて、お互いを引き立て合うので
けんかしない程度に混植すると、とても映えます。
ラジオタイムズ~開花を初めてから中期くらいの花形~
ラジオタイムズはやや浅めのカップのロゼット咲きから典型的なシャローカップ・ロゼット咲きまで
同じ一番花でも初期・中期・後期・蕾によって咲き方や花色が変わって面白い薔薇です。
香りはとても濃厚に香るオールドローズ香
初期のイングリッシュローズ特有の強健な強香種ですが、繰り返しよく咲きます。
しなやかな枝の先にしだれるように次々に咲くバターカップ
鮮やかだけれどもくどく無い、なんとも優しい黄色の花色のセミダブルの花
ロゼット咲きではないので香りがしなさそうですが、鼻を近づけてみると
オレンジブロッサムのような甘い芳香があります。
サリーホルムズとその隙間から顔を出すクレマチス
サリーホルムズは大輪の淡いアプリコット色の一重のバラで
2mくらいまで育ち高い位置で花を咲かせますがその下をあまり伸長しない系統のクレマチスがちょうどカバーしてくれる感じになります。
以上、清里高原のローズガーデンの7月初旬から中旬の草花の紹介でした。