夫を恐怖に陥れた様子 | 〈 元気な頃に戻りたい 〉

〈 元気な頃に戻りたい 〉

その時々の思い、過去への想いを綴っています。
2019年2月、口蓋扁桃摘出。
退院前日に大量出血→緊急手術からの人生初輸血。
再手術で喉の神経を傷つけられ、神経痛が2年続く。
手術失敗した?
その後体調を崩し続け、全身のバランス、精神まで崩壊していました。

過去に書いた少ないブログからも、夫の無理解ぶりが伝わってきた。
というか、残っていた。
 
9日に、メンタルの通院日で。
一般の方には、とても些細なことなのですが…
私にとっては勇気を出して、少し気分が上がり、機嫌が良かったのです。
それも10分ほどでしたけれど。
 
というのも。
クリニックの近くに、餃子専門店があるんですね。
そこの餃子が気になって、早くも1年以上が経過。
通院の度に、今日こそはお持ち帰りを!!!と思うも、勇気が出ずにスルー続き。
 
前日にその店の話題を出したところでもあり、「よし、今日こそは!」と、診察帰りに店内に飛び込みました。
とりあえず、ノーマルのとニンニク入りのを購入。
夫と夕食の一品になれば、と購入したのです。
 
出来上がりを待つ時間に、夫にSMSで報告。(LINEはやっていません)
「勇気を出したんだね!」と返信が来て、嬉しかったのを覚えています。
そして、「今夜は〇〇と餃子だね!」と嬉しくて返しました。
 
「焼いて貰ったから、もう一度フライパンで軽く温め直すのがいいよね~」
とか、そんな会話が続きました。
 
そして…
「昼ご飯にしなさい。美味しかったか教えて」
――まさかの返信でした。
 
え? と思ったので、
「一緒に食べようと思って買ったのに」
と送るも、
「俺はいいから、食べなさい」
 
……そこで、私の中の弾む気持ちが弾けて消えました。
 
なんでかな~。
美味しいかどうか聞くなら、1個ずつでも残しておいてとか言ってくれればいいじゃん。
 
私には美味しくても不味くても、夫は違うかもしれないのに。
もうすぐ手元に餃子が来るのに。
 
 
夫には、何を言っても無駄なのです。
文句を言おうものなら、不機嫌な顔と言葉が返ってくるだけ。
手を上げるなどの暴力はありません。
 
無視か、不機嫌な態度か。
 
最終的には、私が悪者みたいにするくせに、“悪者にされる俺”みたいな顔をする。
 
だからもう、何を言っても無駄だと、反論を止めました。
メンタルに来ると解っていても、我慢です。
 
夫は、私のメンタルの病気の事もうちあけましたが、優しい言葉はかけてもらったことも、こういう病気なんだと理解をするような言葉、態度をされたこともありません。
 
「いつも笑って元気な私でいてほしい」
 
―――のだそうです。
無理な話ですが、頑張ってます。
 
毎朝、『何故、また朝が来たんだろう。起きないままで良かったのに』と考えます。
 
 
例の餃子は、遅い昼ご飯として、2人分を胃に押し込みました。
美味しいか不味いか…判らなかった。
 
ただ、「無駄な出費をした」としか思えなかった。
そこそこ高かったから。
 
 
私の気持ちは、沈んだままでした。
その夜帰宅した夫は、おかずが足りずにふりかけを出す始末。
そうなると、益々、私が無理矢理食べたあの餃子の意味が解りません。
 
夫は、私が何故急にテンションが下がったのか理由が解らない様子で不機嫌に。
仕方がないので、寝る間際に、「メールにヒントも答えもあるよ」とだけ伝えました。
 
 
翌朝…
毎朝、夫を最寄り駅まで車で送っているのですが、降りる寸前に言い逃げするかのように「昨日は寂しい思いをさせてごめん」と。
 
あの夫にしては、よく謝れた方かと思います。
 
でもその逃げるような言い方はどうでしょうか?
面倒だから、降りる寸前に言っただけとしか思えませんでした。
 
それ以降、改めて触れることもなく。
 
 
私の気持ちだけが晴れません。
 
これ以上、私が余計なことを口にすれば、結果は目に見えるから。
 
それから2日ほど、私は心を閉ざしていました。
本人に文句もいえず、何処にも吐き出せず、私はとうとう、眠る夫の耳元で言ったのです。
 
「餃子はもう作ってあげない。逃げるように謝ったこと、許さないから」
 
 
すると、睡眠の浅い夫は言葉尻の辺りで起きてしまい、断片的に聞いていました。
 
怖かったのだと思います。
まるで、呪いの言葉を聞いたかのように。
 
 
眠れなくなり、深夜に起きてリビングへ行ってしまいました。
 
 
私だけがいけないのでしょうか?
 
私にも、心の限界があります。
その限界をとっくに振り切っている今、無理解の夫にどうにか言い返せるとすればそれしかなかった。
 
 
今日は、どんな顔をして帰ってくるのでしょうか。
 
……私が迎えに行くんですけどね。
 
 
 
こうして、『今夜こそ目が醒めませんように…』と願いながら私は眠りにつくのです。
 
 
 
 
 
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