コロナ禍でずっと我慢していた
ハワイでの挙式とハネムーンを果たした
娘夫婦の写真が素敵過ぎて
感無量な私です
許可を得ていないので
携帯で撮ってもらったという遠景のを
１枚だけ
一方 お天気の悪い連休の日本で私は
2021年の韓国ドラマ『あなたに似た人』
全16話を一気見しました。
好きなタイプのドラマじゃないけど
見終わってドスンと存在感を感じる
色々考えさせられるドラマでした。
原作小説は
『チャーリーとチョコレート工場』
の著者でもあるロアルド・ダール。
全編通して陰気臭くて
意外性もない展開なんだけど
「人間ってこうだよね…」っていう
内面のドロドロが丁寧に描かれた
だいぶ怖い作品でした。
理性ではダメだとわかっているのに
欲望に流されて後悔したり
嫉妬や羨望に蝕まれて人を攻撃したり
許せない思いを捨てきれずに
破滅の道を歩んだり…。
一歩間違えば誰もが
登場人物の誰かになってしまうような
そんな誰にでもある負の感情が
細かく丁寧に描かれているのが
気持ち悪くて癖になる感じ…でした。
そんな中で
仕事に集中している間に
奥さんが詐欺に遭って大金を失った上に
心労で廃人になってしまった
元警察官のバーのマスターが放つ言葉の
一言一言が
やたらと胸に響きました。
「怒りは自分を蝕むだけだ」
「人を追い詰めたところで
いい事なんて一つもない」
「オレだって許すなんて出来ない。
でも
許せない気持ちを行動に変えたところで
元通りになるわけじゃない」
「自分のイライラを人のせいにしたらダメだ。
とりあえず飯を食え」
登場人物の殆どが
負の感情を人への攻撃に向ける中
ヒロイン2人の内の1人は
人に向けながらも
自分自身を一番追い詰めているのが
見ていて苦しかったけど
最後には
自分の人生を諦めずに再起できたのが
救われました。
自分の人生や
自分の身体に対して
決して諦めない！
というのが一番大切だな〜って
つくづく思いました。
私が親友を好きでいるのは
「絶対に幸せでいる事」を
自分に課しているところが大きい。
人一番気ぃ遣いでナイーブなのにね
そして私も
「私は絶対に不幸にならない」
って決めているから
そんなところがお互いに共感出来るのだと思う。
愚痴をこぼすのもアリだし
なんでも吐き出していいけど
最終的には人のせいにしないで
自分でちゃんと収拾するから
長く友達でいられるんだと思う。
人に対してイライラしたら
何か美味しい物を食べよう
人に対して許せない気持ちを抱いたら
許せない自分を許してあげよう
「よしよし」って
怒りや嫉妬を人に向けると
自分の心が蝕まれる。
自分の感情を
自分で収拾する知恵を
磨いていく事を
【成長】って呼ぶのかもしれない。
62歳
未だ成長過程
本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました
